東芝は画像センサー事業をソニーへ売却する。
かっては電機の「勝ち組」だった東芝が、家電の不振で一時は「独り
負け」とさえ言われたソニーに逆転されたことを意味する。
ソニーにとっては画像センサー事業は収益の大黒柱といえる存在で、
将来の需要増に対応できる体制を作り、世界首位の座を固める。
・
ソニーの画像センサーは、小型ながら高精細を実現したことで、米ア
ップルのアイフォーンなどのスマホに欠かせない部品になった。今で
は工場をフル稼働させても生産が追いつかない状況が続いている。
新たな生産ライン作りは時間がかかるため、今夏に4000億円以上
を調達して東芝の買収に踏み切った。
・
東芝は不適切会計問題で、歴代3トップが辞任したのを受けて、室町
正志社長が就任した。東芝が縮小を決めた主力の半導体事業は室町氏
の出身事業だ。そこからメスを入れることで、再生への決意を内外に
示す狙いがあるとみられる。しかし長年先送りされてきた不採算部門
にようやく手をつけたに過ぎない。半導体事業は世界的に競争が激し
く、残った事業の先行きも安泰ではない。
・
長年利益のかさ上げが横行した結果、不採算の画像センサー事業が
長年にわたって続けられてきた。スマートフォンやデジタルカメラ向
けなどの需要は、中国を中心に世界で拡大してきたため、「いずれは
画像センサーなどの収益も好転する」との甘えを生んだとみられる。
東芝が縮小する事業のうち、撤退する白色LEDについては、初めて
製品を発売したのが2012年で「後発組」だった。他社との競争
では苦戦が強いられていて、売上げは年十数億にとどまり、買い手も
見つからなかった。
罪深い歴代3トップのために、ソニー移籍で1100人、早期退職と
再配置で1200人、合計2300人の人生が狂わされる。
H27年モール前不動産 http://www.geocities.jp/sennenhome/
H27年スタッフブログ http://nanappemame.blog108.fc2.com/
かっては電機の「勝ち組」だった東芝が、家電の不振で一時は「独り
負け」とさえ言われたソニーに逆転されたことを意味する。
ソニーにとっては画像センサー事業は収益の大黒柱といえる存在で、
将来の需要増に対応できる体制を作り、世界首位の座を固める。
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ソニーの画像センサーは、小型ながら高精細を実現したことで、米ア
ップルのアイフォーンなどのスマホに欠かせない部品になった。今で
は工場をフル稼働させても生産が追いつかない状況が続いている。
新たな生産ライン作りは時間がかかるため、今夏に4000億円以上
を調達して東芝の買収に踏み切った。
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東芝は不適切会計問題で、歴代3トップが辞任したのを受けて、室町
正志社長が就任した。東芝が縮小を決めた主力の半導体事業は室町氏
の出身事業だ。そこからメスを入れることで、再生への決意を内外に
示す狙いがあるとみられる。しかし長年先送りされてきた不採算部門
にようやく手をつけたに過ぎない。半導体事業は世界的に競争が激し
く、残った事業の先行きも安泰ではない。
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長年利益のかさ上げが横行した結果、不採算の画像センサー事業が
長年にわたって続けられてきた。スマートフォンやデジタルカメラ向
けなどの需要は、中国を中心に世界で拡大してきたため、「いずれは
画像センサーなどの収益も好転する」との甘えを生んだとみられる。
東芝が縮小する事業のうち、撤退する白色LEDについては、初めて
製品を発売したのが2012年で「後発組」だった。他社との競争
では苦戦が強いられていて、売上げは年十数億にとどまり、買い手も
見つからなかった。
罪深い歴代3トップのために、ソニー移籍で1100人、早期退職と
再配置で1200人、合計2300人の人生が狂わされる。
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