衣・食・住 ・油の四分類に分ける

ガソリンの全国平均価格が１７２円になりました。
この調子で行けば、年内２００円に達しそうな勢いです。つい２～３年
前まで１００円そこそこだったわけですから、２倍近くに上がることに
なります。ガソリンの値上がりだけで事がすめばいいんですが、ガソリン
に関連したものが、私達の生活にはあふれています。
今、私が見渡しただけでもペットボトル、ゴミ袋、ポリ容器、買い物袋
、調味料入れ、発泡スチロール、パソコン等・・・きりがありません。
そして、物を運ぶためにはトラックのガソリンも必要になります。私達
は、仕上がった商品を店頭に並べるまでの、流通しか考えませんが、
原料から仕掛品そして商品になるまでの、私達に見えない輸送のための
ガソリンの使用料は莫大なものになると思われます。
生活に直結したものを、衣・食・住で表してきました。これよりも原油
が生活に与える影響は大きいのかもしれません。これからは衣・食・住
・油の四分類に分ける必要があるのかもしれません。
戦後６２年間増え続けてきた自動車保有台数が２００７年度に初めて減
少しました。これは人口減少や少子高齢化の影響ですが、今年のガソリ
ンの高騰は入っていません。この高騰で「クルマ離れ」が進み、今年の
自動車保有台数は、ますます進むものと考えられます。ガソリンが上が
って悪いことばかりが表に出てきますが、地球温暖化とエコのためには
、いいこともあるということを言う必要がありそうですね。

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