１２年間の重みに耐え抜いた上村愛子

ワールドカップ女子モーグルで上村愛子が優勝しました。
１２年目にして、ようやくつかみ取った栄光は素晴らしいですね。
現在２８才ですから、１６才の頃から期待されながら、なかなか芽が出
なかった訳ですね。帰国しての記者会見で「プレッシャーの中で自分の
滑りができたことで、精神面の大きな壁を乗り越えられた」とコメント
したようですが素晴らしい言葉ですね。
テレビに出たての頃は、美人でまわりからちやほやされて、期待されて
るわりには成績は振るわなかったようです。
最近では、たまに新聞の片隅に出ていたようですが、私の頭の中では
すでに過去の人になっていました。それが啼かず飛ばずで１２年間も、
もやもやしたあげくに優勝ですから、喜びも大変なものでしょう。
この１２年間の重みに耐え抜いた上村愛子に拍手をしたいと思います。
美人は、スポーツの世界でトップを極めるのは、不可能と思っていまし
た。何故なら小さな時からまわりから、ちやほやされて大人になっても
、自分で自立する道を閉ざしてしまうからです。
自立してないのに、いいかっこがしたいとの思いがますます成長を止め
てしまうからかもしれません。
選手生活も残り少なくなってきましたが、これからも上村愛子の快進撃
が続くものと思います。１２年間で勝ち取った栄光は後輩達の指導の道
でもきっと役に立つはずです。

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