ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

大阪府議会 ワールドトレーディングセンタービル買取へ 

2009年10月25日 | 時事問題
朝日新聞 2009年10月25日12時3分
大阪のWTC購入可決へ、府庁移転は先送り
 大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)への大阪府庁移転問題は、府がWTCを購入する一方、移転自体の結論は先送りされることが固まった。26日の府議会本会議では、WTC購入費の85億円を含む補正予算案のみ可決されたうえで、移転条例案の採決は見送られる運びだ。橋下徹知事が目指す移転はただちには実現しないが、一歩前進することになる。
 府議会多数派の自民党は購入期限の迫ったWTCを「先行取得」し、移転推進派には移転の可能性を残しつつ、反対派には「第2庁舎」とする方法もあると説明して会派をまとめた。

第3セクターWTCはなんと485億円という巨額な債務超過に陥っていることで有名。去るも地獄、進むも地獄の債務超過の第3セクターを買い取る手段に出た。関西空港の債務も控えており、財政再建団体直前の大阪府は難しい舵取り。 

後期高齢者健康保険滞納者から保険証を取り上げ?

2009年10月25日 | 時事問題
朝日新聞 2009年10月25日1時55分
後期医療の滞納者保険証 広域連合の8割、返還要求検討 
 75歳以上が対象の後期高齢者医療制度を運営している全国の広域連合のうち、8割にあたる37都道府県が保険料の滞納者から保険証の返還を求めることを検討していることが、朝日新聞の調べでわかった。滞納者の多くは無年金や低年金のお年寄りと見られ、来年2月にも保険証を取り上げられて事実上の「無保険」状態に追い込まれる可能性がある。
 長妻昭厚生労働相は23日のテレビ番組で、保険証を取り上げないという趣旨の発言をし、事態に対応する構えを見せ始めた。だが、保険証を返還させて事実上の「無保険」となる資格証明書(資格証)を発行するのは制度を担う広域連合。現場には政権交代後に新たな方針は届いておらず、「大臣の発言だけでは変わらない。今のところは出す方向で準備を進めている」(広島県の広域連合)といった反応が出ている。

後期高齢者健康保険問題の紛糾 さて民主政権は後期高齢者健康保険制度改正は来年からということだが、長妻さん不明年金問題は自民党と官僚を追及するには都合がよかったかもしれませんが、国民の利益ははっきりしません。他にやることは一杯ありますよ

 制度施行によって1300万人が国民健康保険から後期高齢者医療制度に移行した。本年4月から実施されたが、扶養家族で世帯主の健康保険に入っていた高齢者が突然高額の保険料を請求され大騒ぎが発生したのである。政府は大半の人の保険料は安くなると云う宣伝をしたが所得の低い人ほど負担料が増えることが判明した。6月6日ねじれ国会の参議院で「後期高齢者医療制度廃止法案」が可決された。途中で75歳以上を後期高齢者と定義する根拠の政府説明が要領を得ず、「痴呆」、「終末期老人」と云う言葉に猛反発がおき、世間の8割が「後期高齢者医療制度」を評価しなかった(毎日新聞アンケート)。地方議会や日本医師会、全国保険医団体も制度の全面見直しを要求する決議や声明をだした。この制度の背景には高齢者人口の増加と保険料財政負担の増加がある事は隠す事はできない。現役世代と高齢者を分離した事自体が差別であるが、高齢者の現役世代と相応の負担を求める事も弱い者いじめになった。この制度により高齢者医療制度への支出を求められる健康保険組合の9割が赤字に転落する予定である。

農協は「政治から距離を」?  農協は政治団体だったのか

2009年10月25日 | 時事問題
朝日新聞 2009年10月25日0時1分
農家3割「農協は政治と距離を」 朝日新聞・東北大調査
 日本の米どころ農家の半数以上が、民主党政権下での農協(JA)と政治のかかわりについて距離をとるべきだと考えていることが、朝日新聞と東北大学が共同で実施したアンケートで分かった。民主党が10年度から実施する方針の戸別所得補償制度への期待は高いが、生産調整(減反)の廃止や農業の大規模化については意見が割れた
 農協と政治のかかわりについて「農協は政治にまったく関与すべきではない」としたのは29%で、「自民党とも民主党とも距離をとるべき」は25%だった。農協の全国組織であるJA全中(全国農業協同組合中央会)はこれまで、政治的中立を求める民主党に強く反発してきたが、政権交代後の今月8日の全国大会で、従来の「自民党寄り」から「全方位外交」に姿勢を転換した。

自民党の票田として保護されてきた日本の農業。 政権転換期に「農協は」ではなく「農家は」どうするのかを問いたい。補助金農業から脱する方策と展望はあるのか。

安藤美姫 逆転優勝 ロシア杯フィギュアー

2009年10月25日 | 時事問題
朝日新聞 2009年10月25日3時41分
安藤が逆転優勝、浅田は5位 ロシア杯フィギュ
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦のロシア杯最終日は24日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の安藤美姫(トヨタ自動車)が114.75点で首位。SPと合わせた総合で171.93点となり逆転優勝を決めた。安藤のGPシリーズの優勝は06年のスケートアメリカ以来、3季ぶり2度目。SPで6位と出遅れた浅田真央(中京大)はフリーでも得点を伸ばせず総合150.28点で5位に終わった。

安藤美樹 妖艶な演技で逆転優勝 浅田真央はどうしたのだろう 最近不振続く