橡の木の下で

俳句と共に

草稿09/25

2009-09-25 08:08:00 | 一日一句
誰彼の三日月連れて戻りゆく  亜紀子

夜ごと澄む月の下。
それぞれに帰りゆく後ろ姿。

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草稿09/24

2009-09-24 07:56:16 | 一日一句
秋雲の朝焼けにある今日のさち  亜紀子

ほんのつかの間の
朝空の淡い紅

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草稿09/23

2009-09-23 08:33:01 | 一日一句
秋の蛾の追憶といふ深眠り 亜紀子

見たこともない大きな蛾。
夢かうつつか、身じろぎもせず、
気温が上がり、朝露の消えるのを待っているのか。

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草稿09/22

2009-09-22 07:08:29 | 一日一句
敬老のひと言電話微に細に  亜紀子

好天に恵まれた敬老の日。
ひと言挨拶の電話がなかなか長い話を受けることに。

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草稿09/21

2009-09-21 07:34:43 | 一日一句
影法師先を行きけり秋夕焼  亜紀子

日は低く移動。
ひとり行く、
電柱ほども伸びる影法師。

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