なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

魚野川2日目(20190330)

2019年03月30日 23時37分50秒 | 実釣
魚野川2日目(20190330)

浦佐から堀ノ内までの区間、0800−1700のぶっ通し、小出橋左岸水位88.83m、気温3.5-13.5度、曇り時々晴れ後雷雨。
ノータッチノーフィッシュ。

3月は”マニア・エキスパート・ベテラン向けの時期”とのことだが、私は前者の範疇かな。
「魚沼トラウト協会 湯沢土樽支部」
https://troller.exblog.jp/18820476/

浦佐地区多聞橋上流

宇賀地橋付近

小出地区

堀ノ内地区1

堀ノ内地区2

浦佐に戻って多聞橋下流で〆、強くて深い一本瀬、足元から抉れ、踏み外すと流される場所。
五ヶ瀬の笠下や船戸(はまゆう園下)に近い。

1700、突然の雷光雷鳴、激しい土砂降りで強制終了。


堀ノ内まで下ると川幅はかなり広くなって、さすが信濃川水系。
立ち込むと小石の礫底、でも腰まで浸かると結構な押しの強さ。
清流の本流域、ここで底狙いはフライではキツい。
マスが水面を見始めたら勝負出来るのだが。
ルアーなら、スプーンで攻めるのだろうか。

1)16ftDH#10、Rio−3D-S1S3S5、ポリリーダー5ft-fastsink、フロロ2.5号、色々鈎
2)16ftDH#10、モノフィラ10号、kencube-PH4type8、ポリリーダー5ft-fastsink、フロロ2.5号、色々鈎

1)で底狙い、でも1m以上の深さだとほとんど触れない。
やはり中層以上のシステムか。
2)に変えて底狙い、でもとうとう根石に巻かれてロスト!
ああ6千円。

杉浦雄三氏の”スライドの釣り”でピンポイントに攻めると釣れる確率は上がるのだろうけれど、
今回はそのタックルを持参せず。
上記の「魚沼トラウト協会 湯沢土樽支部」情報を読み込むと、
「6月後半になると本流のルアーはいよいよ厳しくなり、本流はフライの季節になります」とのこと。
うーん、今は3−4月、居着きマスは、やはり底べったりか。
この時期の魚野川本流は、私にはちょっと無理だったかもしれない。

でもまあ、今回が初魚野川、こういう清流本流域は初めての釣行。
杉浦雄三氏の”スライドの釣り”も勉強し直してみよう。
ショットを使わなかったのも敗因のひとつだと思う。
ニジマスとイワナな本流、九州には縁遠い条件。


以下は今回の釣りの備忘録。

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1)左岸からの本流スペイで、一箇所、無自覚の癖というかミスを発見。
「流れに直角に投げようとする癖」
このためにストレッチ/リフト/スイープが無理に捻れてシュートラインが不安定になる。
下流から30−40度角程度の釣りを組み立てよう。

2)右岸からの本流スペイで、とても大切なことを体験。
「スネークロールキャストで対岸方向にストレッチすると、リフト/スイープが無理なく出来る」
やはり下流方向30−40度角程度の釣りになる。
”ホットドッグ”が参考になった(^^
「Spey Casting With Jon | Don't be Afraid of the Snake Roll」
https://www.youtube.com/watch?v=bFgFLgSXFqo

3)スペイで釣るのは中層以上
4)底層は杉浦雄三氏のスライドシステムか杉坂研治氏のShortHeadシステム
5)中層以下の遠投はスカジットシステムが使い易そう(根岩に巻かれるリスク高)

6)kencubeの超ShortHeadシステムのキャスト方法について。
これは記録しておく必要がある。
バックキャストで2段階のライン荷重変化があるが、今日、それを目視できた。
1stはラインの円運動の横方向、ラインは弧を描いている。
2ndはラインの円運動が終わり、直線化したラインが沈降し始める。
この瞬間、力のベクトルがほぼ後方向+重力のみとなり、これが2回目のライン荷重になる。
ここでキャストするとラインは直線状に飛んでいく。
タラシは2−3mだが、メインラインが4mなのでtotal7mになる。
これはスカジットラインの長さだ。
つまり、水面を使わないスカジットキャストのような感じ。
ルアーの”ペンデュラムキャスト”とほぼ同じだと思う。
キャストアウトは2回目に荷重が変化した瞬間。
40m近く飛んでいると思う。

でも”音楽性”はないので、釣れなければ唯々疲れて終わる。
スペイのほうが”音楽”なので、釣れなくても延々楽しめる。

ただこの魚野川では、音楽のようなスペイで中層以上の釣りが楽しめるのは、実は6月以降だったのだ。
ああ、3月下旬。
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