Nonsection Radical

撮影と本の空間

女性の起業の番組

2012年04月17日 | Weblog
飯を食っていた時についていたテレビで女性の起業についての番組をしていた。
女性が起業するケースが増えている”らしい”。
その問題点を検証していたのだけれど、なかなか発想がイケていると思った。
つまり顧客対象を女性にしている場合が多いのだ。
今の世の中、購買意欲があるのは女性だけだ。
大阪駅ビルだって女性層に絞って商売している。
オトコは金を使わない。
ましてやサービスには使わない。
究極のサービスである性風俗だって最近は厳しい(らしい)。
オトコはカネを稼いでいるんだ、モノを作っているんだ、世の中を動かしているんだと口では言うが、その結果はこの不況である。
カネを稼いでも世の中のためにはなっていない。
カネは使って動かしてナンボのものだ。
なのに、ダセェ安物の背広だけ着て、安物の靴を履き、安物の鞄を持って、立ち食いで昼飯を食い、安い居酒屋で天下国家を論じるだけ(涙)。
そのくせ同じ仕事をしても女性は賃金が安く、立場は弱く、信用されず、使えないオトコの属物扱いされる。
それじゃぁ、バカバカしくて、自分で仕事するさ、となる人も出てくるだろう。
”普通”の人で考えると、自分で起業する人は、オトコよりオンナの方が多いのではないか?
雇われ稼業でしか普通のオトコは通用しない。
そのくせ、こういう起業を男はバカにする。
自分では決してしないし、できもしないのにね。
でも、これからはオトコの唯一の稼ぐ道の”雇われ”も将来安泰ではない。
アイデアと実力で自分で仕事をする時代になるのではないか。
そこに”普通”の男女が飛び込んでいかざるを得ない時代になったのである。
大阪圏では貧乏だからとっくにそんな時代である。
みんなたこ焼き屋をやっている(笑)。
やる事がみんな一緒というのも芸がない。
そんな事を一緒に番組を視ていた老母と話した夕飯時であった。




大阪市旭区 千林大宮商店街
コメント
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