Nonsection Radical

撮影と本の空間

興味格差

2012年04月05日 | Weblog
ユーチューブの動画は、どの動画をどれぐらいの人が視てるのか統計が出る。
それをつらつら眺めていると、これまで投稿したもので、地域に格段の”視聴率”格差が見受けられる。
ダントツに多いのが、兵庫県尼崎市の動画だ。
その次が大阪。
一方、京都は人気がない。
あと各地の動画はまんべんなく見られている。

見られている理由はわからないけど、想像すると、”郷土愛”なのかと思う。
自分の住んでいるところが、あるいは住んでいたところが写っている事への興味。
そう仮定すると、兵庫県尼崎の人は郷土愛にあふれている。
一方、京都の人は地元がどのように取り上げられているかに興味がない。
観光地を撮影しているわけではなく、何気ない街並みがただダラダラとヘタクソな動画で流れていくだけなので、観光調査で見るという人は少ないと想像出来るのだ。
その場所に関係性がある人が視ているのではと想像する。
どのように撮られているか、どのように変わってしまったのか、様々な理由で普通の街並みを眺める人がいる。
もちろんsatoboのように、ただ知らない街を眺めてみたいという”変わった”考えの人もいるだろう。

その街並みを取りこぼさないように写し取ろうと考えた時に、シロートのsatoboにはこのようなダラダラ動画しか思い浮かばなかった。
編集でカットした部分に興味がある人がいるかもしれないという”老爺心”から、ノーカット垂れ流し作戦が始まったのだ。
撮影当初の街並みも家が取り壊され、新しい街並みに変わってしまった場所も多々ある。
その地域にいつもいると、何も変わっていないと思いがちだが、少しずつ新陳代謝を繰り返して街並みを保っているのだ。
これもある意味「動的平衡」と言えるのではないかと思う。



大阪市旭区生江3丁目8から
コメント
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