闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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東電はもっと身を削り、誠意を見せろってんだ!!

2013年10月30日 21時25分15秒 | Weblog


政府・与党の福島復興加速化案が発表されました。
これにより、政府が事実上「帰還できない」との見通しを示したと言われています。
つまり移住による生活再建を促進するという事。

まぁ今までより一歩進歩した内容となっていますが、
どーも奥歯に何かが挟まったような今一歯切れが悪い内容ですね。
しかもこれはまだ単なる案にしか過ぎませんから、
最終的にどのような内容になるかは、まだまだ不透明です。
最終案で「帰還できない」というような文言が盛り込まれたら、
政府・与党を見なおしますがね。
政府・与党が具体的な数字による試算を発表したら、
東電の賠償額が跳ね上がるでしょうから、発表できないという意見もあります。

2011年8月25日の東京新聞には、「政府試算で福島第一原発の放出セシウム137は
広島原爆168個分 ストロンチウム90は2.4個分」という記事が載っていたらしいです。
しかも原爆の場合は、放出される初期放射線では莫大な被害を出すものの
残留放射線は一週間後には百万分の一になったそうですから、
日常的に多量の放射線が放出されている福島原発の場合は原爆より癖が悪い。

セシウム137の半減期が約30年ですから、少なくとも30年以上は食品や土壌への
深刻な汚染を引き起こす事になり、結局、福島原発周辺には30年以上経っても
戻る事は不可能であることを示しています。
ですから政府も上で示したような案を出してきたのでしょう。
でも「少なくとも30年以上は帰れない」とは言わずに
「帰還までの年数を明確化」とお茶を濁しているのが腹立たしいですな。

しかも政府試算には、燃料棒や建屋などの放射線や自然による劣化は
含まれてないようで、それらの劣化により燃料のウラン等放出される放射線は
少なくなるどころか増えるのではないかという研究者もいます。
つまり100年経っても帰還できるか分からない状態だという事です。
ちなみにウランの半減期は、ウラン238で約44億6800万年、
ウラン235で約7億380万年、その頃にはもう人類はいません。

いずれにしても犯罪者集団・東電はもっと身を削り、誠意を見せろってんだ!!


今日目に付いた記事:
 ・巨人V9「打撃の神様」川上哲治氏が死去
  いやぁ~選手としても凄かったですけど、本当に名将でしたな・・・
  心よりご冥福をお祈りいたします。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 政府は洗いざらい本当の事を言え!!