闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

詭弁とまやかしの景気対策

2013年10月01日 21時59分36秒 | Weblog
消費税が上がりますねー、安倍さんが正式に表明しました。

NHKのニュースに出演して、その決断について話していましたけど、
国民を説得できる数字や根拠となるものは一切出てこず、
単に「~と思われる」との推量だけでしたので、全く納得できません。

おまけに自分たちが国民に対してどのように範を示すかにも全然言及せず、
何とも国民をバカにしたような内容で、腹が立ちました。
もっと丁寧に詳しく説明して、消費税を上げたら私たちの生活がどのように変わるか
それを時間をかけて説明する義務があったはずです。でもそれをしなかった。

私は、将来、消費税を15%あたりまで上げるべきだと考えています。
しかし、消費税を上げるタイミング問題です。安倍さんのタイミングではダメですね。
確かに、日本はデフレ脱却の機運にあるとは思いますが、
飛行機に例えれば、まだ走りだして滑走路を走り始めた段階です。

来年4月に、飛行機がジャンプアップできればいいですけど、
私は、まだ助走のスピードが足りないと思いますね。
結局、ちょっと浮き上がったものの、失速して大惨事を招くのは必定。

それにまだ頭に来るのが「増税した3%はすべて社会保障に回す」と安倍さん。
それは本当としても、その分、今まで歳入から割り当てていた社会保障費を減らして
借金の埋め合わせに回したら、結局、増税した3%が借金の穴埋めに使われたのと
同じ事になるでしょう、それは完全に政治屋が使う詭弁ですよ。

私は、今のタイミングでの消費税増税は、景気を後退させるだけではなく、
生活保護者を増やす原因になり、結果的に歳出が増えるという悪循環になるでしょう
企業が雇用を増やすどころか、更にリストラを断行し、人員削減を行うでしょう、
何故なら、もはや大企業に設備投資をする勇気がなく、守りの姿勢を崩しません。
そこに雇用など生まれるはずもない。

さらに大企業は、低コスト路線で海外メーカーと勝負していなくてはならないので
中小企業に対して、更なるコストダウンを迫る事になって、
結果的に、倒産件数も増えること間違いでしょう、雇用を増やすどころか
その逆効果につながる事は目に見えています。

消費税増税と一緒に打ち出された景気対策は、消費税増税のピントをぼやかすための
詭弁を並べたてただけで、景気対策としての効果は全くないでしょう。
本当に景気対策として効果があるなら、もっと前に実行されているはずです。
あくまでも消費税反対勢力に対する、まやかしでしかありません。


今日目に付いた記事:
 ・汚染水4トンあふれる=福島第1、移送先誤る? ―東電
  もう騙されんぞ!!本当は、溢れたのは4トン以上だろう?
  また東電からどんな嘘が聞けるだろう?どんな嘘かとても楽しみだ。

今日の気持ちステータス: 眠い

今日の一言:
 どこが景気回復してんだ?具体的に言ってみろよ!!えーっ!!!