闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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典型的な日本の恥ずべき企業・JR北海道

2013年10月25日 22時01分38秒 | Weblog
昨日は「阪急阪神ホテルズ」の偽装について怒りの投稿をしましたが、
今日はJR北海道の対応にあきれましたねー

大体、普通の企業だったら、問題が起こったらどうして問題が起こったか
原因を突き止めて、同じ事が二度と起こらないように対処方法を考えるものだが、
JR北海道は、これまで発生したトラブルについて、
原因究明のための議論をしていないケースがあったのだそうだ。
そんな体たらくでは、そりゃぁ~JR北海道で事故が無くならんわな。

この記事を読んで「臭いものには蓋をする」という日本の恥ずべき習慣を思い出した。
私が常々このブログで何度も書いていますが、日本人の最も恥ずべき点だ。
JR北海道は、最も恥ずべき日本的企業と言っていいと思いますね。
真因を追求せずとりあえず表面だけ取り繕う、なんて最低な考え方だ。

世界の潮流においては、問題点が発生したら徹底的に原因を追究して対処を考え
実際に処置した後にもう一度チェックする、いわゆるPDCAサイクルが常識だ。
JR北海道がPDCAサイクルを全く知らないとしたら、
経営者陣は全員クビにすべきであろう。

PDCAサイクルを知らない経営者は会社を経営する資格がない。
もし知っていたとしたら、それを実行しないいい加減な経営という事になるので
やはり経営者は会社を経営する資格がないという事になる。
PDCAサイクルなんかは、品質管理の上で世界の常識だ。

そもそもJR北海道には、QCという概念が完全に欠如していると思われる。
QCは製造業に限ったものではなく、あらゆる企業で持たなければならない概念だ。
いささか概念に疑問があるISOだが、JR北海道のようないい加減企業があると
ISO9001の重要性を再認識させられますね。

コンプライアンスは欠如している、コーポレートガバナンスという概念がない、
おまけにQCとは無縁だし、経営陣はPDCAサイクルすら知らないようだし
よくまぁこんな企業が公共の足を担っていたものだ。
全く北海道の人たちは、不幸の何物でもない。
登記簿上は企業となっているが、到底「企業」とは思えない体たらくだ。

記者会見で野島は「安心してご利用いただける鉄道会社となるべく全社一丸となって
安全性の向上に取り組む」と言っているようだが、無理だね。
基本的な概念がわかってないのに、改善できるはずがない。
もっとも経営陣総入れ替えで、品質に対してグローバルな考えを持った人たちが
経営陣として大ナタを振るうのなら改善できるとは思いますが、時間がかかるだろう。

JR北海道は、企業としては大きいからニュースのネタになっているのだが、
中小企業でも、JR北海道と同じくらいいい加減な会社があるんでしょうね・・・


今日目に付いた記事:
 ・131億年前の最古の銀河発見、米チームが科学誌に発表
  そう遠くない未来に、ビッグバン後最初にできた銀河も見つかるのでは?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 まだまだいい加減な企業は、星の数ほどあるんでしょうね・・・