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ある秋の絨毯

『バイクの上でヒキコモリ』を自認する身と致しましては
それこそ余程の事がないと、
バイクに乗らないという選択肢は存在しないわけです。
 なかなかままならない現状もありますが、
『まっそれはそれだよな( ´ー`)』なんて走り出しました。
 
 本日お出掛けの理由はもう一つ。
昨夜書いた日記を、朝になって確認すると・・・
よくコメントを下さる☆Pさんが高滝ダムに車で来られるとの事で
病院に行った後に東京湾の向こうから出発されるようなので、
『大体2時前にダム湖を通ればお目にかかれるかもなぁ~』
などという理由もありました。
 
 
 
 昨夜録画しておいた、
相変わらず酷い棒読み吹き替えのハリーポッターを見終え、
いつものフル装備を身に纏うと、先日充電を終えたカブの準備。
 
 燃料計を見ると、”満”から2割ぐらい減っています。
私のカブに限らないのかもしれませんが、
”満”から目盛りが動き出した時には既に半分程度まで減っており、
そこから燃料の減少と共に、急速に空に向かって目盛りが推移します。

 とはいえそこはカブ。
タンク半分の2Lも入っていれば100km近く走れますので
さほど気にせず出発です。
 
 
 
 街道を、週末ドライバーの波に揉まれながら
目論見通りの14:00前ぐらいにダム湖に到着致しました。
まずは西の”マッカン公園”を通りかかってみたのですが、
東屋からライダーさんがこちらを凝視していたのでいつも通りスルー(笑
 
 その足で東のボート乗り場側の公園に向かいます。
ダム付近のコンビニから枯葉ドライバーの軽トラが
確認もせずに飛び出してきて殺されそうになりましたが・・・
こんな事は、この土地では日常茶飯事ですから気にせず処理。
 
 数分でボート乗り場側の公園に到着致しました。

01_ginkgo
 少し薄曇りなのが残念ではありますが、
なんとも形容しがたい程のいい雰囲気です。

 イチョウの絨毯が一面に敷き詰められ、
その中に木製のベンチが一脚。そこからは湖面が一望できます。
表参道のイチョウ並木のような派手さはありませんが、
こぢんまりと一脚だけというのが尚良いものです。
 
 

02_ginkgo_withcub
 もちろん、気ままなソロライダーなので相棒はバイクだけ。
カブはいいやつです。

『一人で来るような場所じゃないだろ』とお感じかもしれませんが
いいんですよ、バイク乗り魂を見せてやる(古いネタ)てなモンです。
 
 
 出がけは少し陽が出ていたので、
なんとなく長袖にメッシュジャケットという出で立ちで来ていますが
気持ちが引き締まるのに丁度良い肌寒さの下、
ベンチに腰掛けて暫く湖畔を眺め、そのまま惚けておりました。
 
 しばらくの滞在中、駐車場の方も何度か見遣ったのですが
お越しになっているかもしれない☆Pさんらしいお姿は見掛けられず、
もともと約束をさせて頂いていたわけでもありませんので、
ちょっと寒くなってきたところで引き上げることに致しました。
車でお見えとの事ですからお連れ様もおいでだったのかもしれませんね。
 
 
 
 ダム湖からの帰路、時折立ち寄る本屋に寄りつつ
これまた千葉ツーリング中にはよく寄るガソリンスタンドへ。
ガソリン給油量は2.56リットルでした。
 
 まだ16:00前だというのにすっかり傾いた陽に向かいながら
目を細めて家に帰る途上、
楽しそうな休日ライダーさんと沢山すれ違いました。
彼らの姿を見ていると、なんとなく居ても立ってもいられず・・・

 自宅に着くや否や、
外して充電しておいたCBR1000RRのバッテリを5分で取り付け、
結局CBRでもお出掛けです。作動テストもしておきたいですしね。
 
『本当にいい季節だなぁ・・・』などとしみじみ走り、
自宅から数十kmほどの、先述のガソリンスタンドへ立ち寄る頃には
気温もかなり下がりつつあり、本日のCBR走行はここで折り返し。
ハイオクを満タンにし、帰路に就きました。
 
 

03_twilight
 途中の交差点で。
『・・・なんも見えん・・・』
西日のど真ん中に信号機があるので、とても見辛いです。
でも、街と夕日のコントラストは掛け値なしに綺麗でした。
 
 
 途中、『買い物あったなー』などとドラッグストアへ。
(写真はその後、肉まんを買いに寄ったコンビニです)

04_paper_cbr
「やっぱり生活必需品の買い物にはCBR1000RRが便利ですよねっ♪」

 スコッティの花の匂いつきトイレットペーパーが
リッターSSによく似合っている・・・ような気がします。
他には頭痛薬と、UFO(カップそば)と、肉まんと…etc
 
 コンビニの中のお客さんからの視線は若干痛かったですが
そんな事は気にしない、秋の夕暮れのひとコマでした( ´ー`)

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コバカップ

 男としてオギャアと産まれたからには、
たとえそれが平和主義者であったとしても、
人斬り包丁(日本刀)やら、
銃器やらっていうものに興味を示すのは必然でもあるわけでして。
”○○の子”なんて表現がギリギリ許される十代頃までには、
誰しもその手の玩具で遊んだことはあるのではないでしょうか。
 
 しかし、この手の武器の興味深いところは
”いいオトナ”になっても、好み続ける人の多い事実もあり…
こと、”バイク好きやクルマ好き”なんて連中は、
心のどこかでそういう存在に憧れる部分もあるのではないでしょうか。
 
 とはいえ、私も既に熱が冷めて久しく、
一番遊んでいたのは14歳頃ではなかったのかと記憶しています。
オトナになってからもイキオイで買ったりもしましたが、
他にやる事もありますから、半年に1回も触れば良い方でした。 
 
 そんな前置きから始まりますのは【 KOBA CAP 】のお話。
と、その前になぜこんな話なのかと申しますと・・・
 
 
 
 今朝方、時折当blogにも登場するRX-8の友人からメールが。
「来月会社の連中とサバゲをやるんだけど、銃器をお借りできない?」
との事でした。

 この申し出は実に意外でして、
そもそもこの男、この手の遊びは嫌いだと思っていたのです。
それというのも子供の頃、私の”ある心ない行為”を見咎めて
「君がそういうヤツだったとは思わなかったよ」と、
今になっても、その事でお叱りを頂戴したりしているからです。
 
 その事、というのは私としても実に恥ずべき過去でありまして、
今や正に蚊すら殺さないような考えの私ではありますが、
:ジャイナ教徒じゃありません(笑 
”ガキ”という時分は、分別がつかない事もあったようでして
5歳頃には、蟻を潰して遊んでみたりしたこともありますし、
友人に指摘された中学生時代には、
壁に貼り付いている蛾をエアガンで撃って遊ぶという、
今思うと最低な事をしたこともあります。

 集団の心理を言い訳にする気は毛頭もありませんが、
中学時代の遊び仲間とみんなでエアガンを持ち寄っていた時の事であり
”それが最低なこと”である事など気にしなかったのだと思います。
 
 そんな経緯がありましたので、友人の申し出は意外だったのです。
『人間を撃って遊ぶのに参加するなんてなぁ・・・』と。 
 
 
 
 ともあれ、依頼は依頼なので引っ越しとともに持ってきてあった
子供時代から比較的至近に至るまでのエアガン関連を探しに物置へ。
懐中電灯を頼りにゴソゴソとやっていると、いくつか発見。

・XM-177E2(東京マルイの電動ガン、15年前のもの)
・名称不明のガスガン(KSC製?以前の会社の先輩に頂いたもの)
・デザートイーグル(東京マルイの廉価版電動ハンドガン)
・VP-70M(タニオコバ製)

 以上の4挺を発見したのですが、
何年も使っていないと状態はかなり悪いですね。

 XM-177については、買ったのが中学生時代ですから・・・
15年も経過したNi-cdバッテリを、
更に10年近く放置してあったので作動不能。
バッテリパックは意外と高く、5000円ぐらいしたと思いますが
そんなものを一時的に使う友人に負担させるわけにもいきません。
電源がないので、ギアボックスの作動状態も確認出来ず。
 
 名称不明のガスガンは、フレームが鉄なので錆びていてこれもダメ。

 デザートイーグルは構造がオモチャゆえに、
単四電地4本を入れ換えた所、とりあえずは作動したのですが
こんなモノはサバイバルゲームで使える代物じゃありません。
IT系の友人の同僚が誘ったという事は、恐らくガンマニアだと思いますが
マニアーな方々の中に入ると、これじゃ銀玉鉄砲と変わらないですよ(笑
  
 
   
 そして最後の頼みの綱であるVP-70M。
正直申し上げると、30,000円程した特殊なガスハンドガンで
そもそも鑑賞用に買った側面もあるので貸しにくい気もありますが、
『困ってるなら、動けばこれでもいいかなぁ』と少し考えていました。

 これまた久しぶりの作動なので、
注油などをしながら動かしてみると、どうも動きが悪い。
ガスの動力が適切に伝わっていないように感じました。
『冬だもんなぁ…ガス駆動なんてまともに動かない事もある』
とも考えましたが、それにしても異常な状態です。
マガジンのガスタンクを加圧したりもしましたが変化なし。

 いよいよどうしたものかと、分解して状態を確認してみると・・・

01_part
 大抵の銃器はそうですが、
この銃は、その素性から実にシンプルな構造です。
 
 

02_piston_rail
 「あー…これだわ」
何度かの作動テストの間、緑色の破片が出ているのを認めてはいました。
 
 

03_break
 赤い矢印の先が問題の個所。
この場所は、マガジンから送られてきたガスが
シリンダーに充填された時に圧力を受けるピストン部分です。
その周囲の120度ほどのフチがすっかり割れて無くなっています。
 
 
 この銃、今はもう無くなっていますが
T-ZONEがASOBIT-CITYになった当時の秋葉原で買ったものでして、
恐らく、購入から6年近く経過しているのだと思います。

 このピストンは、ゴムやシリコンというよりも
普通のプラ部品に近い素材なので純粋に経年劣化でしょうね。
半年に1度触るか否かの頻度で、紫外線にも曝されない場所ではありますが
気化した低温のガスが触れる場所であり、
圧力もまた高い事から意外なほど負担が掛かっていたようです。
 
 
 高いオモチャを壊れっぱなしにしておく意味もないので、
早速パーツを発注しようとネットショップを回ってみると、
これがまた全然よくわからんのですよね~
 バイクのパーツほど明確なものでもありませんし、
メーカーのタニオコバさんはどうにもコアユーザー向けらしく
ホームページを拝見しても、情報が散漫で判別しづらいのです。

 東京マルイ向けのカスタムパーツなどの販売は
余所のショップサイトでもいくつか確認できましたが、
余分なスプリングなどが付属しないと販売がされておらず、
1000円のパーツに1000円の梱包料、送料でまた1000円なんて状況ですから
流石にそこで買う気にはなりませんでした(笑
 
 
 色々と情報を調べていくうちにふとマニュアルを見てみると、
なんと完全なパーツリストが付属しているのを発見。
結局その型番をもとに、タニオコバさんに直接オーダー致しました。
ネット依存体質も大概にしないといけないですよね(苦笑
 
  
 果たしていつ補修パーツが到着するのか判りませんが、
このパーツこそが【 KOBA CAP 】というのだそう。
どうみても”キャップ”に読める上、ガス受けの形状からはCUPな気もしますが…
ネット上の表記は軒並みコレなのです(笑
タニオコバ特有の、特殊な潤滑製のある樹脂で出来ているらしく
圧力の伝達効率と作動の確実性が高いとの話で
それ故に、社外のエアガンにも敢えて使う方も多いとの事。
 
 
 私はもはやサバイバルゲームなどを好みませんが、
友人が今回の遊びで、エアガンにハマったらそれはそれで面白いかなと
ちょっとだけ妄想していたりもする今日この頃でした(笑

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ちょっと気を抜くと

01_fall_before

 前回CBR1000RRに乗ったのが、
もう20日も前のフェラーリの友人と走ったのが最後。
物理現象というのは至って正直なもので、
メインキーをONにしてみると、
そろそろ寿命も近い2年物のバッテリ電圧がしっかり下がっていました。

 起動シーケンス中の負荷時で10.9V(非スターター駆動)
写真のような解放時で12.25Vという数値でした。
外気温が10℃を割っている状態では、まあまあという感もありますが
20日もセキュリティ作動状態で放置してあっては少し心許ないので
目下、補充電を行っているところです。
 
 なにやら最近、乗る度に充電をしている感もありますが、
冬のリッターSSの押しがけにはトラウマもありますので(笑
不安要素は払拭しておくべきですよね。
 私のCBRは、装備重量でも200kg程度の軽いバイクではありますが、
高圧縮の1000cc4気筒エンジンの押しがけはかなりしんどいのです。
勢いをつけてから飛び乗って、荷重をかけた上で失敗すると
そもそも足が満足についていませんのでコケる可能性も高いですしね。 

  
 これだけバッテリの補充電の頻度が高まると、
用品店などで販売されている、
充電用のカプラー取り出しキットが欲しくなったりもします。
(バッテリ端子部分から直接ラインを引き出し、
 カウルサイドなどの隙間からカプラを出して、
 外部からカプラーオンで充電するものです)
手抜き性の私としてもとても魅力的に見える商品なのですが、
用品店で手に取るたび『やっぱ不安だよなぁ…』と買いかねています。

 実際、バイクで走行中に車載の電圧計の値を観察すると、
オルタネータから出力される非常に不安定な電圧が、
レギュレータを抜けてくるとはいえ、
14V程度から~15Vを超える値まで常に変動している様子が見てとれます。
 
 それを考えると、充電器の14.6V程度の負荷がかかっても
簡単に壊れるとも考え難いのですが・・・
どうにも電気バイクのECUや電装部品を繋げたままの状態で
数時間もの間、充電の負荷をかける気にならないのですよね。

 さりとて、アース端子を外してから充電するのであれば
バッテリを下ろして充電しても大して変わりはありませんし・・・。
そんなわけで、ついつい買うに至らないのが現状だったり。
 用品店のクイックチャージカプラは、
ただの防水カプラの加工品だと思いますが、5,000円ぐらいしますし。
 
『この手の商品があるという事は、大丈夫なのかなぁ』
などとまた堂々巡りを繰り返していると充電が完了致しました。

02_fall_after

 ま、こんなものでしょうか。
ひとつの判断基準としての電圧は、問題ない範囲に見えます。
が、容量はぼちぼち余裕がなくなってきている実感もあります。
  
 
 最近の状況を鑑みて、ふと我に返ってみると、
『バッテリ充電の為にオートバイに乗るとか最低だよな・・・』
などと自嘲する酷い状態になりつつありますが、
世の中のライダーの皆様にも、
どなたも私と同じような葛藤があるのだとも想像します。
 
 うーん、なんからしくないなぁ(笑 
妙な感じなのは、晩秋だからかしら。

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濃縮カキ

 オイスターソースってありますよね。

 実はちょっとコイツに苦手意識がありまして、
旨みが出る反面、味がボケるような気がしていたので
使い所がなかなか見極められず、利用頻度が低めです。
一応炒め物などの隠し味では便利ではあるのですが…。


 今夜の夕食は、冷たいお弁当だったので
それでもと思ってもう1品スープを作ってみました。

材料は、

・冷蔵庫にあった大根の先端付近
・長ネギ(青い部分付近)
・醤油 ・日本酒 ・コチュジャン ・豆板醤 ・ごま油
・戸棚に残っていた葛切り(偽物)
・オイスターソース
・酢

 こんな所。
割とカオスな感じもありますが(笑
味を調えたところ、意外と美味しくなりました。

 写真を撮るほどのものではなかったので、写真はありませんが、
ありあわせで食事に添える温かいスープというのもいいものですね。

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しあわせの白い粉(ラムネ的な何か)

 世に商売は数あれど、
昨今のネット文化利用法からするともはや店舗に意味などなく…
『ネット通販こそが便利。店に行っても期待外れが多いし』というのも真。
どんな商品でも、どんな時にも、簡単に発注出来る凄い時代です。

 ですが、そういう普通の商品販売とは別に
【人の縁によって成り立つ商い】というものもまた
かけがえのない大切な人間関係なのだと思います。
人と人が触れ合う上での”馴染み”のようなもの。
商いのみならず、こういう関係が無くなったら人間社会も終わりですよね。 
 
 
 
 若干強引な導入ではありますが
本日は、ある商品について”7月辺りに当blogでボヤいた”ところ、
大切な友人から「なつかしい、それ○○で見かけたよ~」と連絡を頂き、
そのお店に『いつか行きたいな』と思いながらなかなか機会が無く、
漸く今日になって行くことが出来たというお話です。
 
 
 日中、所用がありましてスーツ姿で東船橋駅周辺に行きました。
用事も済ませ、我が家の最寄り駅と大差ない程寂れた駅前を眺めながら
『船橋・・・なにか用事があったな~』と思案を巡らせる事暫し。
『あ、船橋のららぽーとに行きたいんだ!』と思い出しました。
 
 首都圏にお住まいの方はご存知かもしれませんが、
ららぽーととは、所謂”極度にお洒落なショッピングモール”でして
お台場でいうとビーナスフォート?みたいな所であり、
若いカップルや、夫婦が遊びにいく為の施設です。

 文中、疑問符がついているのは
”ビーナスフォート”や”ららぽーと”などという洒落た商店街は
私にはとんと縁がなく、当然ながら行ったことがないからです。
そもそも、ライダーが行くような場所じゃないんですよね。
服装も含めた存在的に(笑
 
  
 ともあれ、本日はスーツ姿。
『商店街に行くぐらい、この格好で問題ないだろ』ぐらいの感覚で
”ららぽーと””船橋”のキーワードを脳裏に浮かべ
とりあえず隣駅の【総武線 船橋駅】へ。
この総武線の船橋駅がそもそもの大間違いだったのですが・・・。
 
 駅に到着し、いつもの感覚で構内の案内板を見ると
どこを見回しても”ららぽーと”のキーワードがありません。
『おかしいなぁ、船橋だよなぁ』と彷徨うもよく判らず。
とりあえず改札から出てみることにしました。

 ここで漸く駅前の案内板を見ると、
駅から1km周辺のエリアにはららぽーとの影すらありません。
いよいよ観念して携帯で調べると、
なんと”京葉線の南船橋駅”が最寄りでした(汗

 ここで思い出すのは、幕張メッセですよね。
ヤツも幕張駅の側には存在せず、京葉線の海浜幕張の近くなのです。
 

01_funabashi
 総武線から京葉線にアクセスするのはかなり面倒なので、
ふらふらと駅周辺を、北口-南口とうろつきながらバス停へ。
ようやく京成バスの”ららぽーと行き”の路線を見つけました。
 
 最近、家電量販店のビックカメラの出店攻勢が著しいですが
この船橋駅前にもしっかりありました。先日も八王子にも出店したそう。
 
 今期一番の寒波に見舞われた寒さの中、
冷たいベンチでバスを待ちます・・・が、一向に来ないのです。
予定時刻から5分が経過し、いよいよ不安になった頃にやっと到着。
曰く「交通渋滞の為遅れました」との事です。
 
 意外な程空いている路線バスに乗り、
こんな所でも使えるSuicaに感心しながら駅前を南下します。
すると、『ああ道理で・・・』と呆れる交通渋滞の原因が目に入りました。
駅前通りには所構わず四輪が路上駐車され、歩道には原付と自転車の山。
もはや時代錯誤と思われる程の、無法っぷりです。
 バスなどの公共交通機関が、
なぜ違法の路上駐車を避けて遅延せねばならぬのか。理解に苦しみますね。

 駅前通りを抜け、
バイクでも何度と無く走った船橋駅前の狭い街道を通過
バスは海側へと進んでゆきます。
およそ15分程でしょうか、やっとららぽーとに到着です。
 
 
 冷静に考えると”Port”という位ですから、海沿いですよね・・・。
バス乗り場からすぐの入り口から入り、案内係さんを横目に店内通路へ。

02_lalaport
 店舗の写真は流石に撮影できませんが、
害のなさそうな所で洒落た感じのホールです。

 周囲を見回すと、いるわいるわ若いカップルだらけ。フナムシか!
一人で歩いている方もほぼ女性ばかりで、完全にアウェイといった雰囲気。
そもそも、スーツ姿とはいえ明らかにココでは不審者ですよ(笑

 前述の友人から
「広いから探すの大変かもだけど、2Fで見たよ」と聞いていたので、
エスカレータで2Fに上がってみると、既に右も左も判らない状況に(汗

 ツーリング先などで地図がなくても、
なんとかなるような方向感覚は持ち合わせておりますが、
この手の場所は苦手ですね・・・どこ見ても同じに見えますもん。
女性ものの服飾やアクセサリー、小物のお店の数々。
しかも近寄りがたいキラキラした雰囲気の店ばっかりでもはや前後不覚。

 それでもと、随所に配置されている場内マップを見ながら
・・・回ること3周。暖房の効いた室内でスーツ+コートなので汗だくです。
結局見つからず、1Fを歩くもやっぱりよく判らず。
我ながら酷いショッピングモール方向音痴っぷりです(笑
 そもそも店の名前も知らないのもありますが、
案内板には店名はあれど扱い物が大雑把にしか書いていないのです。
 
 流石に諦めて、
入り口にあった案内係さんにお伺いすると一度で解決致しました。
『凄い!凄いよ係員さん!最初からこうすべきだったよ!』も後の祭り。
這々の体で辿り着いたのは、やっぱり2F、それも一番端のブロックでした。
施設内には楕円形に近いメインストリートがあるのですが、
そこを周回してしまったのが駄目だったようです^^;
 
 
 
 前途多難ながらも
辿り着いたお店の名前は【 夢の実 】さん。
様々な種類の駄菓子を扱うお店です。
見るだけでテンションが上がるような品揃えですが、
先ほど迷った反省を活かして目的のものを漠然とした説明で
店員さんに問うと、すぐに教えて下さいました。

 ずっとずっと欲しかったものが、
友人の教えてくれたお店で手に入ったのですから大満足です♪

 買い物を終えると、『もはやららぽーとに用はない!』とばかりに
さっさと退散。シャトルバスで今度こそ南船橋駅までゆき帰宅しました。
つくづく思うのは、そもそもが、
”こういう買いかた”の素っ気ない客に向く施設ではありませんね(笑
やっぱりカップル用で、いちゃつく為の所なんだと肌で感じての帰宅です。
 
 
 
 さてさて、なっがーーい前置きはここまで。
目的のものとはズバリコレです!

03_bottle_powder
 びんラムネ!!ヽ(´ー`)ノ
「わっかるかなぁ~わかんねぇだろうなぁ~」などと、
昭和のノリでお伝えしたくなる懐かしい商品ですが、
子供時代、駄菓子屋さんでとても好きだった菓子のひとつです。

 開封すると・・・

04_open
 こんな中身。
ストローとコーン生地のラムネビン状のものが入っています。
 
 正しい食べ方としては・・・(パッケージの絵に則ると)

05_absorb
 ビンの底にストローを刺し、中の白い粉(笑 を吸うのです。
この”白い粉”、いわゆるラムネの粉末だと思うのですが
意外に沢山入っており、しばらくの間は吸い続ける事ができます。

 場合によっては咽せますが、それも楽しみの一つ。
もちろん、食べ方は一つではなくて、
ビン状のコーンの上から刺しても良いですし、
ラムネ粉を撒き散らしながら、まるかじりなんてのもいいものですよね。
・・・室内でやると大変な事になりますが(笑
 
 ともあれ、念願かなっての”びんラムネ”はとても美味しく、
この日記を書いている横でも、にこにこしながら吸っておりますヽ(´ー`)ノ
 
 
 
 ここで聡明な読者の皆様は、
私の行動パターンについて疑問をもたれますでしょうか。

「オマエはこんな程度なのか?」って。

ふふふ・・・。

06_list
 しっかり買ってますのよ。欲望のままに!

 多量のびんラムネは言うに及ばず、(もう3個食べました)
私と同世代のみならず、
一度は御覧になった事があるのではないかという駄菓子たち。
 
  
 駄菓子屋のおばちゃんに10円支払って、
黄色いボタンを押すとまん丸なガムが出る機械!(紙製)

 メーカー推奨は、コップの水に溶かして飲むとの事であるが
誰一人としてそんな食べ方はしない、粉ジュース!
パイン・メロン・イチゴにソーダと、合成品丸出しのあのジュースです。
もちろん、そのまま口に入れるとアワ地獄のパンチコーラ&サイダーも。

 果ては、
実は私は経験した事がなかったりする”カタヌキ”も購入です♪
 
 
 ガムの機械は、写真の通り小さいタイプのものですが
一応”ホンモノ”も1200円で置いてはありました。
が、ビジネスルックの荷物の関係で断念し
小さい物を2種類にしたのですが、
これだけが今回唯一の心残りです・・・(笑

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