主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
しあわせの白い粉(ラムネ的な何か)
世に商売は数あれど、
昨今のネット文化利用法からするともはや店舗に意味などなく…
『ネット通販こそが便利。店に行っても期待外れが多いし』というのも真。
どんな商品でも、どんな時にも、簡単に発注出来る凄い時代です。
ですが、そういう普通の商品販売とは別に
【人の縁によって成り立つ商い】というものもまた
かけがえのない大切な人間関係なのだと思います。
人と人が触れ合う上での”馴染み”のようなもの。
商いのみならず、こういう関係が無くなったら人間社会も終わりですよね。
若干強引な導入ではありますが
本日は、ある商品について”7月辺りに当blogでボヤいた”ところ、
大切な友人から「なつかしい、それ○○で見かけたよ~」と連絡を頂き、
そのお店に『いつか行きたいな』と思いながらなかなか機会が無く、
漸く今日になって行くことが出来たというお話です。
日中、所用がありましてスーツ姿で東船橋駅周辺に行きました。
用事も済ませ、我が家の最寄り駅と大差ない程寂れた駅前を眺めながら
『船橋・・・なにか用事があったな~』と思案を巡らせる事暫し。
『あ、船橋のららぽーとに行きたいんだ!』と思い出しました。
首都圏にお住まいの方はご存知かもしれませんが、
ららぽーととは、所謂”極度にお洒落なショッピングモール”でして
お台場でいうとビーナスフォート?みたいな所であり、
若いカップルや、夫婦が遊びにいく為の施設です。
文中、疑問符がついているのは
”ビーナスフォート”や”ららぽーと”などという洒落た商店街は
私にはとんと縁がなく、当然ながら行ったことがないからです。
そもそも、ライダーが行くような場所じゃないんですよね。
服装も含めた存在的に(笑
ともあれ、本日はスーツ姿。
『商店街に行くぐらい、この格好で問題ないだろ』ぐらいの感覚で
”ららぽーと””船橋”のキーワードを脳裏に浮かべ
とりあえず隣駅の【総武線 船橋駅】へ。
この総武線の船橋駅がそもそもの大間違いだったのですが・・・。
駅に到着し、いつもの感覚で構内の案内板を見ると
どこを見回しても”ららぽーと”のキーワードがありません。
『おかしいなぁ、船橋だよなぁ』と彷徨うもよく判らず。
とりあえず改札から出てみることにしました。
ここで漸く駅前の案内板を見ると、
駅から1km周辺のエリアにはららぽーとの影すらありません。
いよいよ観念して携帯で調べると、
なんと”京葉線の南船橋駅”が最寄りでした(汗
ここで思い出すのは、幕張メッセですよね。
ヤツも幕張駅の側には存在せず、京葉線の海浜幕張の近くなのです。
総武線から京葉線にアクセスするのはかなり面倒なので、
ふらふらと駅周辺を、北口-南口とうろつきながらバス停へ。
ようやく京成バスの”ららぽーと行き”の路線を見つけました。
最近、家電量販店のビックカメラの出店攻勢が著しいですが
この船橋駅前にもしっかりありました。先日も八王子にも出店したそう。
今期一番の寒波に見舞われた寒さの中、
冷たいベンチでバスを待ちます・・・が、一向に来ないのです。
予定時刻から5分が経過し、いよいよ不安になった頃にやっと到着。
曰く「交通渋滞の為遅れました」との事です。
意外な程空いている路線バスに乗り、
こんな所でも使えるSuicaに感心しながら駅前を南下します。
すると、『ああ道理で・・・』と呆れる交通渋滞の原因が目に入りました。
駅前通りには所構わず四輪が路上駐車され、歩道には原付と自転車の山。
もはや時代錯誤と思われる程の、無法っぷりです。
バスなどの公共交通機関が、
なぜ違法の路上駐車を避けて遅延せねばならぬのか。理解に苦しみますね。
駅前通りを抜け、
バイクでも何度と無く走った船橋駅前の狭い街道を通過
バスは海側へと進んでゆきます。
およそ15分程でしょうか、やっとららぽーとに到着です。
冷静に考えると”Port”という位ですから、海沿いですよね・・・。
バス乗り場からすぐの入り口から入り、案内係さんを横目に店内通路へ。
店舗の写真は流石に撮影できませんが、
害のなさそうな所で洒落た感じのホールです。
周囲を見回すと、いるわいるわ若いカップルだらけ。フナムシか!
一人で歩いている方もほぼ女性ばかりで、完全にアウェイといった雰囲気。
そもそも、スーツ姿とはいえ明らかにココでは不審者ですよ(笑
前述の友人から
「広いから探すの大変かもだけど、2Fで見たよ」と聞いていたので、
エスカレータで2Fに上がってみると、既に右も左も判らない状況に(汗
ツーリング先などで地図がなくても、
なんとかなるような方向感覚は持ち合わせておりますが、
この手の場所は苦手ですね・・・どこ見ても同じに見えますもん。
女性ものの服飾やアクセサリー、小物のお店の数々。
しかも近寄りがたいキラキラした雰囲気の店ばっかりでもはや前後不覚。
それでもと、随所に配置されている場内マップを見ながら
・・・回ること3周。暖房の効いた室内でスーツ+コートなので汗だくです。
結局見つからず、1Fを歩くもやっぱりよく判らず。
我ながら酷いショッピングモール方向音痴っぷりです(笑
そもそも店の名前も知らないのもありますが、
案内板には店名はあれど扱い物が大雑把にしか書いていないのです。
流石に諦めて、
入り口にあった案内係さんにお伺いすると一度で解決致しました。
『凄い!凄いよ係員さん!最初からこうすべきだったよ!』も後の祭り。
這々の体で辿り着いたのは、やっぱり2F、それも一番端のブロックでした。
施設内には楕円形に近いメインストリートがあるのですが、
そこを周回してしまったのが駄目だったようです^^;
前途多難ながらも
辿り着いたお店の名前は【 夢の実 】さん。
様々な種類の駄菓子を扱うお店です。
見るだけでテンションが上がるような品揃えですが、
先ほど迷った反省を活かして目的のものを漠然とした説明で
店員さんに問うと、すぐに教えて下さいました。
ずっとずっと欲しかったものが、
友人の教えてくれたお店で手に入ったのですから大満足です♪
買い物を終えると、『もはやららぽーとに用はない!』とばかりに
さっさと退散。シャトルバスで今度こそ南船橋駅までゆき帰宅しました。
つくづく思うのは、そもそもが、
”こういう買いかた”の素っ気ない客に向く施設ではありませんね(笑
やっぱりカップル用で、いちゃつく為の所なんだと肌で感じての帰宅です。
さてさて、なっがーーい前置きはここまで。
目的のものとはズバリコレです!
びんラムネ!!ヽ(´ー`)ノ
「わっかるかなぁ~わかんねぇだろうなぁ~」などと、
昭和のノリでお伝えしたくなる懐かしい商品ですが、
子供時代、駄菓子屋さんでとても好きだった菓子のひとつです。
開封すると・・・
こんな中身。
ストローとコーン生地のラムネビン状のものが入っています。
正しい食べ方としては・・・(パッケージの絵に則ると)
ビンの底にストローを刺し、中の白い粉(笑 を吸うのです。
この”白い粉”、いわゆるラムネの粉末だと思うのですが
意外に沢山入っており、しばらくの間は吸い続ける事ができます。
場合によっては咽せますが、それも楽しみの一つ。
もちろん、食べ方は一つではなくて、
ビン状のコーンの上から刺しても良いですし、
ラムネ粉を撒き散らしながら、まるかじりなんてのもいいものですよね。
・・・室内でやると大変な事になりますが(笑
ともあれ、念願かなっての”びんラムネ”はとても美味しく、
この日記を書いている横でも、にこにこしながら吸っておりますヽ(´ー`)ノ
ここで聡明な読者の皆様は、
私の行動パターンについて疑問をもたれますでしょうか。
「オマエはこんな程度なのか?」って。
ふふふ・・・。
多量のびんラムネは言うに及ばず、(もう3個食べました)
私と同世代のみならず、
一度は御覧になった事があるのではないかという駄菓子たち。
駄菓子屋のおばちゃんに10円支払って、
黄色いボタンを押すとまん丸なガムが出る機械!(紙製)
メーカー推奨は、コップの水に溶かして飲むとの事であるが
誰一人としてそんな食べ方はしない、粉ジュース!
パイン・メロン・イチゴにソーダと、合成品丸出しのあのジュースです。
もちろん、そのまま口に入れるとアワ地獄のパンチコーラ&サイダーも。
果ては、
実は私は経験した事がなかったりする”カタヌキ”も購入です♪
ガムの機械は、写真の通り小さいタイプのものですが
一応”ホンモノ”も1200円で置いてはありました。
が、ビジネスルックの荷物の関係で断念し
小さい物を2種類にしたのですが、
これだけが今回唯一の心残りです・・・(笑
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