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青っぽい時代(苦笑

 ご無沙汰しております。
友人のいくらかは、このblogで生存確認をしてくれている事もあり
あまり長期間の放置もし難いところであります(笑
 近々は、前回のフェラーリ記事が元同僚とのエピソードという事で
某閉鎖的SNSに動画をupしたりしておりました。

 というわけで、久々の日記となりますが何卒御容赦下さいませ。
 
 
 
 今日のお話はバイクマンガ。
以前ちらっと触れた事もある【ケッチン】というマンガですが、
実は9月に最新刊が出ていたようで・・・すっかり買い忘れていました。
先日、書店で見掛けたので漸く購入です。
 

ケッチン(4) (ヤングマガジンコミックス)

【注:amazonリンク】
ケッチン(4) (ヤングマガジンコミックス)
価格:¥ 560(税込)
発売日:2010-09-06
 
 
 まずは感想を申し上げたい所ですが、少々難が。
 
 3巻で既に焦臭い感じはしていたのですが、
【女性や純粋な若者、子供には正直言ってお勧めしかねるマンガ】
にすっかり変貌しております(苦笑

 具体的には、青臭く生々しすぎるエロシーンや
未成年の喫煙や飲酒などの時代にそぐわないシーンが露骨であり
見る層によっては純粋に気分が悪いのではないかと・・・。
 
 現代のマンガゆえか、マイナーなマンガゆえかは解りかねますが
バリバリ伝説のような爽やかなバカさではありませんで
そもそも私が嫌いな、エヴァンゲリオンみたいな感じでしょうか。
 私は武闘派ではありませんが、
目の前にああいうヤツがフラフラしてるとぶん殴りたくなる・・・
応援でも共感でもなく『くだらねぇ事でウジウジしてんじゃねぇぞ!』
と一刀両断したくなる対象です(笑

 ただ、冒頭数話で展開された、
待望の”自分でプチレストアしたCD50”での奥多摩ツーリングは
実に期待通りでありまして、免許取り立てのライダーのドキドキ感が
よく演出されていたのではないかと思います。

 初のロングツーリングで、怖々ながらも仲間や先輩に連れられ
奥多摩まで至り、みんなで温泉に入った後に食事に舌鼓。
その後、奥多摩周遊道路に入る事になります。
(現在は二輪はこちら方面から走れませんが・・・)

 青梅街道の途中、奥多摩に近づくと空気が変わる感覚や
大麦代駐車場での自分とは違う大きくカッコイイバイクたちの描写、
更には、左側をトロトロと走っていると
鬼のような勢いで抜いていく走り慣れたライダーとの一瞬の遭遇など
奥多摩に走りに行ったことがあるライダーなら、
誰しも一度は経験した事があるのではないでしょうか。

 劇中、周遊道に数カ所存在する展望駐車場で
「せっかくの展望所なのに、おめーらバイクばっか見てやがんな」
という、元走り屋(自称)のバイク屋のオヤジの発言には
特に『くすっ』とさせられるものでもありました。

01_view
 因みに、その場所は多分此処です。
この場所はこんなにもいい景色なのですが、
惜しいことに、反対側にはいい感じのコーナーがあるんですよね。
走ってくるバイクの動きを観察するにはいい場所なのです(笑

02_okutama_2
このときは、CBR600RRでした。
 
 
 そんな【ケッチン4巻】での奥多摩のエピソードでは
主人公達3人連れの、CD50・SR400・ライブディオZXの他に
目に付いた順で書くと・・・
 【 ハーレー(スポーツスター?)・RZ250R・CBX(1000)・cbx400
  NSR250R・SV1000・VFR800-2・ZX-10R・XJR1300
   CBR600RR・Ducati1198・GSR600?・RZV500等々 】
など実に様々なオートバイが掲載されていました。
 
 劇中、SR400に乗る主人公の先輩が
調子に乗ってGSRを抜いたりした後に、Ducatiに突っかかるのですが…
そりゃマトモに走れる人相手なら、
SRのようなバイクでは危険走行にしかならず転倒しますよね。
そんな無意味に突っかかっていく事での転倒のリスクも
ソフトながらもしっかり描いて居たのが印象的でした。


 ともあれ、老婆心に近いものがあることは否めませんが
若いモンがオートバイに乗って、精神的にも成長していく話というのは
ありがちながらも見ていて微笑ましいものでもあります。
 気分の悪い描写も多々ありますが、
オートバイの楽しさはよく描かれている漫画だと感じました。
御覧になる際は、くれぐれも周囲に御注意下さいませ(笑

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