主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
穴掘りファイヤー!
いやー掘った掘った。4時間ぐらい掘りました。
掘っただけでなく、曲げたり持ち上げたり、
トンカチでコンクリを砕くのに300回ぐらい叩いたり。
尚、タイトルに深い意味はありませんです。
で、何を掘ったかと申しますと、
我が家のガレージ…というか、バイクポート?的な場所。
ガレージにすると固定資産税がかかるのと
そもそも申請が必要なのでバイクポートにしています。
そんなバイクポートの変遷をおさらいすると…
(ポイントは赤い○で図示してあります)
●2008年2月頃
この頃はまだ、ただの茂みでした。薔薇とかも生えていたような…。
●2008年7月頃
茂み部分の土がぬかるんだ時に、スタンドが埋まり自然転倒していたのと
夏場になると、非常に多くのヤブ蚊やら様々な昆虫が発生していたので
茂みの草を刈り、土部分を舗装し始めました。
●2009年1月頃
バイク置き場の隣家側が、色々問題を起こす家だったので
塩ビの仕切り波板を立てました。後に屋根もつける計画です。
この時、地下60cm程まで穴を掘りポールの根元をブロックに埋め込み基礎に。
地下60cm程には、謎のコンクリ塊があり敷地の際から35cmほど内側にする羽目に。
●2009年2月頃
土部分の舗装の傍ら、屋根を付けてみました。
やはり、敷地の境界部分に開いた隙間が無駄なエリアなようです。
地下のコンクリ塊処理の問題と、置きたいバイクはCBRだけだったので放置。
でも【物理的にバイクが1台しか入らない】状態です。
・・・と、そのまま10ヶ月程台風にも負けず使用していたのですが
基礎のライン出しが悪かった事もあり徐々に歪みが出初めていました。
新たにRZ250Rが増えた事もあり、CBRとカブの出し入れに難が発生。
”先日豚丼を作っていたら、オークションで落札し損ねた”
【バイクドーリー】なる、狭い場所でバイクを移動させる台車入手未遂により
いよいよ後が無くなって、バイクポートの基礎自体を移動させることにしました。
思い立った昼過ぎから、一心不乱に掘ります。
既に組み立てたものの周囲を掘るのは、
スコップなどもまともに入るスペースもなくかなりの重労働でした。
ある程度掘れた所で一休憩。
真冬だというのに汗だくな上に息切れしています。
続いて地下の謎のコンクリート塊も、地道に小さな金槌で粉砕してゆきます。
一つの穴を掘り返した土砂だけで、30cm近い土山が出来る程の量です。
3箇所の穴を必要充分に掘り終え、いよいよ基礎の移動です。
鉄製のパイプゆえに軽く80kgを超えるバイクポートをえいやとやります。
20cm程外側に基礎を移動し、水平儀を利用して位置を決めてゆきます。
側壁部分の位置が決まると、屋根部分のフレーム調整と支柱の歪み矯正を行います。
すっかり日も落ちた頃、漸く完成です。
ふふふ、バッチリですね~♪
後日、側面の下端部分を塞ぐ処理と、基礎を移動した土部分の舗装をやりますが
これで無事に2台置くことが出来るようになりました。
最初の写真のような、ただの茂みだった場所を無理矢理バイク置き場にしていましたが
多少手を入れるだけで、便利になるものです。
ただ、既に金槌を振り回した右腕と下半身が筋肉痛気味に。
やはり人間的に鈍ってます…。
リッチでチョコなあれ。
えー。本日はクリスマスですね。
クリスマスを狙ったかのように週末を控えた金曜の夜、
皆様はさぞ有意義にお過ごしの事かと想うにつけ
世の幸せな方々の、更なる幸せを願うところで御座います。
・・・というのが、一方の本音ですが、
他方には違ったホンネってヤツが存在するのが人間というもの。
この、ミルフィーユのように積み重なった、【どす黒い感情】を消費するのに、
聖なるクリスマスに私が取った行動は…
非常にチョコレートな、ビターでいて甘く、黒~いケーキを作る事でした。
色々な風味でチョコが味わえるように、ふわふわで層をなすものにします。
我ながら動機が不純な気もしますが…(笑
それでは早速買いだしに行ってみましょー。
近隣のスーパー的な場所やデパート的な場所を
赤と白のサンタカラーなバイクで巡って材料を調達です。
東京近郊に住んでいた頃は、材料の調達などなんという事もなかったのですが
流石に千葉県は田舎。ケーキの材料を集めるだけで一苦労です(苦笑
4店舗ほどのスーパーを回る事になりました。
結局、一番欲しかった”調理用金箔”は手に入りませんでしたが…。
最初の店で玉子を買ってしまった為、割れないかと不安でしたがなんとか無事。
材料はこの辺。どんなものに化けるのかは最後のお楽しみです。
●
自宅に戻ると早速、積層用のスポンジを焼きます。
スポンジは焼いてから冷ます必要もあるので一番最初です。
小麦粉、全卵、グラニュー糖、ココア(砂糖なし)から
スポンジ用の生地を作ります。
ふんわり焼き上げるには泡立て具合と、それを潰さない混ぜが肝要です。
オーブンで15分ほど焼き上げ、型を外して冷ましておきます。
スポンジから湯気と共にココアの風味が立ち昇ります。
●
続いて、チョコレートムースを作ります。
ムースはとっても柔らかく仕上げたいので泡立てを気を付けて調整します。
左から、グラニュー糖を混ぜたメレンゲ、生クリーム、溶かしたチョコです。
あまり泡を潰さないように気を付けながら混ぜ合わせ…
チョコレートムースの出来上がり。
ヘラについたチョコを、ちょっぴり盗み食い出来るのは作り手の特権です(笑
シリコンヘラではなく、木べらというか…木杓文字なのが私らしい所でしょうか。
●
程良く冷めたスポンジを、3枚にスライスしておきます。
我が家にはパン用のナイフがあった筈が行方不明…どこだったかなぁ。
見つからないので、ステーキナイフで周囲を切り、中は包丁で切り落としました。
スポンジを焼くのに使用したケーキ型に
スライスしたスポンジと、クリームを層状に重ねてゆきます。
スポンジは、薄めにスライスしてあるのと、
チョコレートムースが主役なケーキなので敢えてシロップや酒は塗り込みませんでした。
型に入れた後は、シリコン製のスクレーパーで均します。
ムースの形を整えるため、微量のゼラチンを入れてあるので冷蔵庫へ。
●
数時間冷やした後、程良く固まったのを確認してから型を外します。
ここで思い出したのですが…。
このケーキ型、写真の型に付いているレバーを動かすと周囲の枠を緩める事が出来ます。
ロックされていた底もそのまま外れるようになり、とても便利なものです。
そういえば、これが気に入って10年ぐらい前に買った気もします。
最初に焼き上がったスポンジを外す時はすっかり忘れていまして、
グーで殴って外したような…(汗
後ほどコーティングするチョコの流れを良くするため、
ブレーキパッドよろしく、面取りを行うことも忘れずにです。
●
続いて、ケーキをコーティングするための生チョコ風ソースを作ります。
平たく言うと、”グラッサージュ ショコラ”ってやつですね。
チョコレート、グラニュー糖、生クリーム、ブランデー等が入っています。
生なチョコレート感を出すために、コーティングが出来る範囲で柔らかめに作ります。
●
ここで秘密兵器。
なんとも中華な感じの絵皿に、干物か何かの網を乗せてあります(笑
本当は”ケーキクーラー”的な網状の台が存在しますが、引っ越しで捨てたような…。
即席で手元にあったものを利用してみました。
先ほど作ったグラッサージュショコラが、適温まで冷えたので早速コーティング。
多めのチョコレートソースを回しかけてゆきます。
写真のように余分なチョコは下に落ちるようになっています。
ソースが滑らかなうちに、満遍なく均一に塗り込んだあとは冷蔵庫へ。
●
1時間程冷やしている間、飾り付け用のチョコプレートを作ります。
これまた適当な醤油皿(笑 に、湯煎したミルクチョコを流し円形に。
冷やしたところで取り出すと、小皿に触れた面がツルツルになります。
成型した後、白と黄色のデコレーションペンでクリスマスらしいメッセージを書きます。
…が。デコレーションペンの調子が悪く、文字の判別がつかない有様に(汗
その他、細かい飾りも用意します。シルバースプレーも準備。
●
そうこうしているうちに、ケーキが冷える頃合いに。
冷蔵庫から取り出し、飾り付けをして完成です。
こんな感じに完成しました!
飾りプレートの完成度の低さが些か気になりますが、そこは雰囲気で(笑
カットしてみると、しっかりチョコレートムースとココアスポンジが層状に。
発見したパン用のナイフで切ったらガタガタになりましたが気にしない事に。
早速ワクワクしながら口に放り込んでみました!
生チョコ風ソースも程良く、狙い通りのチョコレート感満点のケーキでした♪
甘くなりすぎないように留意しながら調整したバランスもバッチリです。
ついつい2片も食べてしまうも、後にもたれない甘さで満足です^^
そんなこんなで、今年のクリスマス。
なにやってるんだか…という気がしないでもないですが、
こういうのも楽しいものですよね~♪
くりすます…?
今日の夕食は、
自家製塩ダレによる豚丼でした。
一応ローストチキンなんぞもありましたが。
オマケはレトルトカレー。
世の中の慣習など、どこ吹く風。
明日は”赤と白”のバイクに跨って
スーパーマーケットでも行って来よう…。
なにやってんだか(苦笑
・・・あ、豚丼作ってたら
入札してたオークションに競り負けてるや。
RZ所感
さて、RZ250R(1AR)のオーナーに折角なりましたので。
早速、峠区間も含めた100kmちょっとを
感覚を掴む為に走ってきました感想などを書いてみようと思います。
(写真は主に以前に撮っておいたものです)
今までの私のバイク歴は、
基本的にHONDAのレーサータイプのバイクばかりなので
いろいろと興味深い違いもありました。
それでは、ポイント毎に。
■車体デザイン
フルカウルのバイクに比べると、
とてもスポーティだとは思えないデザインですが、
カウル装着が認可されていなかった時代にはこれがスポーツ車でした。
私がバイクに乗り始めた1990年代後半には既に随分古くさく感じたものですが
今になって見ると、結構カッコイイですよね。”スポーツバイクらしい”風情です。
少し深みのある白いカウルと、鮮やかな赤いラインが綺麗です。
チャンバーはノーマルなので若干野暮ったいですが、
このバイクでカッ飛ぶ予定は無いので、敢えて当時のノーマルを活かす予定です。
■ポジション
このポジションが一番違和感がありました。
大体の通常のバランスが図示した黄緑のラインなのですが、
シートの凹み部分、標準着座位置に座るとハンドルが高く遠すぎるのです。
今まで乗ったNSR250Rも、CBR600RRも、CBR1000RRもそうですが
ハンドルは低く絞れており、シートは高くなっています。
そうする事によって、フロントサスペンションを積極的に利用した走り方が
違和感無く出来るようなポジションになっていました。
RZ250Rの場合は、標準位置に乗ると同じような乗り方は出来ません。
図中の赤い丸印の辺りに半ば中腰で乗ると、積極的に操作できるようです。
シート高に関しては、標準位置に座れば片足の踵まで着きます。
■走行性能
まぁ…これに関しては、既に立派な旧車ですから過度の期待は禁物です。
いくつか条件を変えて走行してみたのですが、
タイヤにガチッと荷重が掛からないような低い速度、
例えると50km/h弱のタイトな低速コーナーではトラクションが抜けやすいです。
実際、フロントとリアが同時にズバッとブレイクし(スライドに非ず)、
全後輪同時に15cmぐらい滑った時は笑いました。
あまりよく動く足でもありませんし、低い速度域ではグリップを引き出しにくい印象。
ところが、80km~100km/hで曲がるような通常のコーナーでは
バシッと安定したままで行けます。フレームの捩れも感じられません。
2st特有のパワーバンド開始付近をキープしたままコーナーに飛び込み
そのままパーシャルで回頭した後に一気に吹け上がりと共に立ち上がるような
”そういった乗り方”をしたときには、サスのストロークも扱い易く安定します。
サスペンションを動かすキー要素、ブレーキシステムについては
フロントブレーキは、”サスがボトムしてから更に握り込んで漸く効く”状態なので
ディスクを掴んでいる感覚が希薄であり、
飛び込みの切っ掛けになる車体のピッチングが作りにくいです。
加えて、リアのブレーキは過度に効き、スクワットが置きやすいので
フロントから車体を沈ませて前後のバランスを取ったまま走るのには不便です。
ブレーキに関しては、今回のバイク屋が”こんなもんだ”と言っていたのですが
コンディションの良いRZ250Rを知らないのでどうにも判断が付きません。
■エンジン
私の2stの原点と言えば、'89NSR250R(MC18)ですが
それよりも更に数年設計が旧いエンジンであるRZ250R(1AR)。
流石に、NSRと比べると全域でパワーもなく物足りない部分もありますが
こと、”2stらしさ”という点ではなかなか良い味があると思います。
まず発進時。4000rpm程度ではまともに加速してきません。
勢いよくスタートしようとすると、最低でも6000rpmは回す必要があり、
実際のパワーバンドは6500rpmからといったところ。
ですが、7000rpm~9500rpm辺りを使いながらシフトアップをしていくと
同クラスや400cc程度の4stでは絶対に真似の出来ないような加速が出来ます。
まぁ点'90年代のレプリカよりは圧倒的に遅いのですが
狭いパワーバンドを外すと普通のバイク並になる辺りはやはり面白いですね。
パーシャルでの巡航に関しては、排気バルブのYPVSの恩恵もあり
4000rpm強程度でも60km/h程度車の流れには難なく乗れます。
フィーリングは、パワージェット付きの強制開閉キャブらしく
パワーバンド付近ではリニアにパワーが出てくる特性です。
元々強制開閉キャブでバイクに慣れていますので、違和感がありません。
ですが、NSRなどに比べるとやっぱりダルさは否めません。
因みに、平均燃費は10km/l程度。
私の乗っていた'89のNSRが8km/l程度、MC21・MC28が12km/l程度。
CBR1000RRで13km/l程度ですから、この辺がパワーを絞り出した2stですよね。
”倍近く回して漸くパワーが出る”4stではこの出力はありません。
■装備
メーター周り。
この昭和の香り漂う雰囲気はそんなに嫌いではありません。
NSRのようなレーサーのそれとも違いますが、視認性に問題なく見易いものです。
ただ…80km/hで点灯する速度警告灯は鬱陶しいですね。
私がバイクに乗り始めた頃ならいざ知らず、今や高速も80km/h規制ではありません。
パワーの出方的に、スピードが乗りやすいバイクなので自制には役立つかもしれません。
各種インジケータは、テキストの説明こそありませんが
標準的な色で点灯しますので問題なく識別が出来ます。
ハンドル周りのスイッチも配置に無理がなく使いやすいです。
時代を感じさせるのは、今や常時点灯義務のあるライトスイッチ。
ポジションとOFFと点灯を切り替えられるのは非常に便利です。
テール。
これが所謂【オムスビテール】ですね。
当時は”コレが格好いい!”というユーザーが多かったようですが、
私には”ドム”にしか見えません。ガンダムの紫のやつ。
スタンド周り。
1ARからのRZにはセンタースタンドがありませんが、無くても問題ありません。
サイドスタンドは当初使いづらかったのですが、途中で原因が判明。
このスタンド、踵で蹴る場所にスタンドを出すための引っかかりがあります。
HONDAのバイクは基本的に爪先で蹴り出す事が多いので、当初は戸惑いました。
荷物入れ。
シート全体を取り外し、テールランプ上あたりに工具入れがあります。
カウルが後端で絞り込まれているのでスペースは狭めですが、
それでもCBR1000RRの3倍ぐらいは入ります(笑
シート下には、オイルタンクもあります。ちょっとオイルは入れにくい印象。
以上が現状での感想といった所。
まずはフロントブレーキ周り、広すぎるパイプハンドル、
2年程度放置されていたタイヤ、といった部位をなんとかする予定。
古いとはいえ、当時一世を風靡したライトウェイトスポーツ。
2stにしかないフィーリングと相まってアツいバイクです。
この出逢いを大切にしてゆきたいですね。
バイク屋にも言われましたが、”老体なので労って”乗ろうと思います。
お台場ガンダム再び
つい3日前ぐらいの深夜にフラッと潮風公園に行ったものですが
その時も、当然ガンダムの話題が出たわけです。
”また見たいなぁー”的な話や、”どうなるんだろう?”は当然の疑問でした。
そのガンダムが、案の定また展示されるようです。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/091223/trd0912230138002-n1.htm
この話、実に楽しみですね。
静岡ならバイクでちょこっと行くにも問題ない距離ですし
そもそも地元なので馴染みもあります。
でも、とても楽しみなのですが…
FRPのガンダムのボディがそんなに保つものなのかしら。
色あせたガンダムとかはあんまり見たくないですね(苦笑
・・・!そうなったらG3カラーにすればいいのか!!
この姿がまた見られるとは楽しみです。
参考リンク
■先日潮風公園に行ったときの日記です。
http://blog.goo.ne.jp/samurai_xiuhtecuhtli/d/20091221
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