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くりすます…?

 今日の夕食は、
自家製塩ダレによる豚丼でした。

一応ローストチキンなんぞもありましたが。
オマケはレトルトカレー。

 世の中の慣習など、どこ吹く風。
明日は”赤と白”のバイクに跨って
スーパーマーケットでも行って来よう…。

 なにやってんだか(苦笑
 
 
 ・・・あ、豚丼作ってたら
入札してたオークションに競り負けてるや。

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RZ所感

 さて、RZ250R(1AR)のオーナーに折角なりましたので。
早速、峠区間も含めた100kmちょっとを
感覚を掴む為に走ってきました感想などを書いてみようと思います。
(写真は主に以前に撮っておいたものです)
 
 今までの私のバイク歴は、
基本的にHONDAのレーサータイプのバイクばかりなので
いろいろと興味深い違いもありました。

 それでは、ポイント毎に。

■車体デザイン

01_rz_sideview

 フルカウルのバイクに比べると、
とてもスポーティだとは思えないデザインですが、
カウル装着が認可されていなかった時代にはこれがスポーツ車でした。
 私がバイクに乗り始めた1990年代後半には既に随分古くさく感じたものですが
今になって見ると、結構カッコイイですよね。”スポーツバイクらしい”風情です。
少し深みのある白いカウルと、鮮やかな赤いラインが綺麗です。
チャンバーはノーマルなので若干野暮ったいですが、
このバイクでカッ飛ぶ予定は無いので、敢えて当時のノーマルを活かす予定です。
 
 
■ポジション

02_position_draw

  
 このポジションが一番違和感がありました。
大体の通常のバランスが図示した黄緑のラインなのですが、
シートの凹み部分、標準着座位置に座るとハンドルが高く遠すぎるのです。
今まで乗ったNSR250Rも、CBR600RRも、CBR1000RRもそうですが
ハンドルは低く絞れており、シートは高くなっています。
そうする事によって、フロントサスペンションを積極的に利用した走り方が
違和感無く出来るようなポジションになっていました。
RZ250Rの場合は、標準位置に乗ると同じような乗り方は出来ません。
 図中の赤い丸印の辺りに半ば中腰で乗ると、積極的に操作できるようです。
シート高に関しては、標準位置に座れば片足の踵まで着きます。
 
 
■走行性能
  
 まぁ…これに関しては、既に立派な旧車ですから過度の期待は禁物です。
いくつか条件を変えて走行してみたのですが、
タイヤにガチッと荷重が掛からないような低い速度、
例えると50km/h弱のタイトな低速コーナーではトラクションが抜けやすいです。
実際、フロントとリアが同時にズバッとブレイクし(スライドに非ず)、
全後輪同時に15cmぐらい滑った時は笑いました。
あまりよく動く足でもありませんし、低い速度域ではグリップを引き出しにくい印象。

 ところが、80km~100km/hで曲がるような通常のコーナーでは
バシッと安定したままで行けます。フレームの捩れも感じられません。
2st特有のパワーバンド開始付近をキープしたままコーナーに飛び込み
そのままパーシャルで回頭した後に一気に吹け上がりと共に立ち上がるような
”そういった乗り方”をしたときには、サスのストロークも扱い易く安定します。

 サスペンションを動かすキー要素、ブレーキシステムについては
フロントブレーキは、”サスがボトムしてから更に握り込んで漸く効く”状態なので
ディスクを掴んでいる感覚が希薄であり、
飛び込みの切っ掛けになる車体のピッチングが作りにくいです。
加えて、リアのブレーキは過度に効き、スクワットが置きやすいので
フロントから車体を沈ませて前後のバランスを取ったまま走るのには不便です。

 ブレーキに関しては、今回のバイク屋が”こんなもんだ”と言っていたのですが
コンディションの良いRZ250Rを知らないのでどうにも判断が付きません。
 
 
■エンジン

03_ypvs

 私の2stの原点と言えば、'89NSR250R(MC18)ですが
それよりも更に数年設計が旧いエンジンであるRZ250R(1AR)。
流石に、NSRと比べると全域でパワーもなく物足りない部分もありますが
こと、”2stらしさ”という点ではなかなか良い味があると思います。
 まず発進時。4000rpm程度ではまともに加速してきません。
勢いよくスタートしようとすると、最低でも6000rpmは回す必要があり、
実際のパワーバンドは6500rpmからといったところ。
ですが、7000rpm~9500rpm辺りを使いながらシフトアップをしていくと
同クラスや400cc程度の4stでは絶対に真似の出来ないような加速が出来ます。
 まぁ点'90年代のレプリカよりは圧倒的に遅いのですが
狭いパワーバンドを外すと普通のバイク並になる辺りはやはり面白いですね。
 パーシャルでの巡航に関しては、排気バルブのYPVSの恩恵もあり
4000rpm強程度でも60km/h程度車の流れには難なく乗れます。

 フィーリングは、パワージェット付きの強制開閉キャブらしく
パワーバンド付近ではリニアにパワーが出てくる特性です。
元々強制開閉キャブでバイクに慣れていますので、違和感がありません。
ですが、NSRなどに比べるとやっぱりダルさは否めません。  
 
 因みに、平均燃費は10km/l程度。
私の乗っていた'89のNSRが8km/l程度、MC21・MC28が12km/l程度。
CBR1000RRで13km/l程度ですから、この辺がパワーを絞り出した2stですよね。
”倍近く回して漸くパワーが出る”4stではこの出力はありません。
 
■装備

04_meter

 メーター周り。
この昭和の香り漂う雰囲気はそんなに嫌いではありません。
NSRのようなレーサーのそれとも違いますが、視認性に問題なく見易いものです。
ただ…80km/hで点灯する速度警告灯は鬱陶しいですね。
私がバイクに乗り始めた頃ならいざ知らず、今や高速も80km/h規制ではありません。
パワーの出方的に、スピードが乗りやすいバイクなので自制には役立つかもしれません。
 各種インジケータは、テキストの説明こそありませんが
標準的な色で点灯しますので問題なく識別が出来ます。

 ハンドル周りのスイッチも配置に無理がなく使いやすいです。
時代を感じさせるのは、今や常時点灯義務のあるライトスイッチ。
ポジションとOFFと点灯を切り替えられるのは非常に便利です。
 

05_omusubi

 テール。
これが所謂【オムスビテール】ですね。
当時は”コレが格好いい!”というユーザーが多かったようですが、
私には”ドム”にしか見えません。ガンダムの紫のやつ。

 スタンド周り。
1ARからのRZにはセンタースタンドがありませんが、無くても問題ありません。
サイドスタンドは当初使いづらかったのですが、途中で原因が判明。
このスタンド、踵で蹴る場所にスタンドを出すための引っかかりがあります。
HONDAのバイクは基本的に爪先で蹴り出す事が多いので、当初は戸惑いました。

 荷物入れ。
シート全体を取り外し、テールランプ上あたりに工具入れがあります。
カウルが後端で絞り込まれているのでスペースは狭めですが、
それでもCBR1000RRの3倍ぐらいは入ります(笑
シート下には、オイルタンクもあります。ちょっとオイルは入れにくい印象。
 
 
   
 以上が現状での感想といった所。
まずはフロントブレーキ周り、広すぎるパイプハンドル、
2年程度放置されていたタイヤ、といった部位をなんとかする予定。

 古いとはいえ、当時一世を風靡したライトウェイトスポーツ。
2stにしかないフィーリングと相まってアツいバイクです。
この出逢いを大切にしてゆきたいですね。
バイク屋にも言われましたが、”老体なので労って”乗ろうと思います。

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