イキオイと現実と。

　さてはて。
　本日(12/05)の関東地方は昼過ぎから冷たく激しい雨でしたね。
ですが、バイク乗りとしてのイキオイは
雨ぐらいで衰えるものでは些かも御座いません。

　そんなわけで、AM4:30起床です。
前日の就寝がAM1:00過ぎでしたので流石に眠いです。
　
　

　始発、ってヤツですね。
駅でシャッターが開くまで待ったのは、
八王子時代に和民の薄いウィスキーを何本かラッパ飲みして以来です。
そういえば、Suica（JR東日本）では
Toica（JR東海）のエリアまで乗り入れ出来ませんでした。
意外に不便ですね～。
とりあえず買える範囲の切符を購入しあとは現地精算です。

　様々な路線に乗り換えること5回、
4時間半ちょっとを要しての旅路です。
何度かblogでも書いていますが、富士宮市は地元です。
　　　
　

　　
　静岡-山梨間に【身延線】という路線があるのですが、
（身延といえば先日”の○ピー”で有名になった土地ですね。）
身延線の始発、富士駅です。写真の蕎麦屋はお気に入りのお店の一つ。
特別な店というわけではないのですが、
東海道線ホームのそれより美味しいのです。
高校生ぐらいの時には、通りかかる度に利用していました。
美味しい掻き揚げがのった天玉蕎麦食べたかったなぁ…。
でも今回は時間がないのでそのまま通過です。我慢。
　　

　
　目的地の【西富士宮駅】に到着。
電車の案内板を見ると、”ワンマン”とあります。
都会では想像もつかない話なのですが、
２両編成の電車が、1名の要員にて運用されています。
無人駅などもある路線なのですが、その場合は路線バスのように支払います。
　駅で精算をしようとしたらば、
乗車駅の名前が読めなかったらしく駅員さんが悩んでおいででした（笑

　
　

　相変わらずいい感じに寂れた駅前ロータリー。
斜向かいの床屋は昔、地元の子供御用達のオモチャ屋も兼業でした。
ミニ四駆の偽物が売ってたなぁ。電池が3本入るヤツ。

　出発地点が違う為、
新幹線利用で一足先に到着していた友人と合流し
いよいよ本日の目的地に向かいます。
道中、懐かしい建物などを見るにつけ昔話に華が咲きつつ…
（ここから写真を撮り忘れています、意外にバタバタしてたので…）

　無事目的を達成！　※後述します

　今度は友人のお宅にお邪魔させて頂くことに。
実はこの友人の御実家は中華料理屋さんでして
（書いてよかったのかな…？）
それも、並の中華料理屋ではないレベルのお店。
過去、本格的に”中華料理屋”を標榜している店で
このお店より美味しい店に出逢ったことがありません。
失礼な表現なのですが、『なんでこんな田舎に…』と思う程。
　ここの中華丼（難しい中国名があるのですが失念）が好きなのですが
本日ご馳走になった、”鶏肉とカシューナッツとピーマンの炒め物”（同上）
がまた最高で御座いました。どうしたらあんな味が出せるんだろう…。
デザートで杏仁豆腐も頂いたのですが、これもまた上品な甘さで美味です。

　お腹が一杯になった所で、
友人の車に乗せて頂き隣の市にお出掛け。
腹ごなしをしつつ、何故か何度も道に迷いながら
バイク用品屋などを見つつまったりさせて頂きました。

　と、そうこうしているウチに雨が本降りに。
本当は土日が休みだった筈の友人も、
急な仕事が日曜に入り、更には土曜の夜にまで入ってしまっている為
そろそろ戻らなくてはならない時間になりました。
（友人は東京で働いています）

　降り続いている雨も、”なんとかなりそうな範囲”だったので
時間が残り少ないということもあり、帰ることに。
友人は行きと同じく新幹線で帰るようです。

　私は…
冷たい雨の中、いつもと違うバイクに乗って
東名経由で首都高、湾岸から館山道で帰るつもりだったのですが
厚木辺りで２つの事故が絡む渋滞が起こっており、
東京インター側も酷い渋滞だったので
横浜町田ICで降り、16号経由で首都高狩場線へ。
川崎の浮島Jctからアクアライン経由で帰宅しました。

　経験則上、冬の雨の時は決まって、
【一度止まると肉体的に終わり】なものですから
”安全に行ける範囲で一気に行ってしまう事が大切”だったりします。
そんなわけで、最初に休憩を取ったのは出発から160km程走った地点でした。
　
　

　海ほたるでトイレ休憩。
一度停まって暖を摂ると、次に雨の中に戻ったときに震えが来ます
ガタガタ震えながらアクアラインの海上部分へ。
震えもさることながら、荒天につき強風が吹いていました。
電光掲示板を見ると12m/s。
『そういえばベイブリッジも11m/sだったなぁ…』などと考えながら
突風に煽られつつ家路を急ぎます。

　
　暫くして自宅に到着。
全身ずぶ濡れな上、レーシングブーツの中も水浸し。
慌てて服を着替えて一息つきました。
気温がそこまで低くなかったとはいえ、
真冬に3時間程、風雨に曝されていると堪えますね…
段々と、寄る年波には勝てません（笑

　富士宮市からの走行距離は今回のルートで184.6kmでした。

　さて、肝心のバイクの詳細は次の日記へ(￣ー￣)