主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
週刊バイクTV 300回
本日の週刊バイクTV(貴重なバイク番組)は
放送300回記念ということで、
南房総&館山ツーリングでした。
番組司会のお二人と、ミニコーナーの女性1名で
VT1300CX、グラディウス650、BMW F800での旅です。
サプライズゲストで中野真矢さんが登場されたり
なかなかに楽しそうな雰囲気でした。
バイクの番組って本当に貴重なので
これからも末永く続いてくれると良いですね~
嗚呼…南房総ツーリングしたくなってきました。
カニクイザムライ
年の瀬も押し迫り、皆様もそろそろ仕事納めを済ませ
来年への準備に余念がない事かと存じますが…
くれぐれも体調など崩されませぬよう、ご自愛下さいませ。
と。
年末ですし、正月ですし、と少々の贅沢をしたくなるのが人情。
私の今夜の夕食は…
蟹でした。
しっかし、なんど見てもグロい食べ物ですよね…蝦とか蟹とか。
それでも特別の贅沢です。
さて早速…と思うも、
買ってきたものをそのまま食べたのでは男が廃るっていうモンで。
まずは写真にも写っている、【カニ酢】を自作です。
醤油と昆布出汁、鰹出汁、米酢と味醂、水を合わせ加熱、鍋を氷で冷やしておきます。
今回のポイントは、味の淡いズワイガニに合わせ酸味を減らし旨みを増やしました。
続きまして…
折角なので、形の良さそうな部分を使って【カニ・イクラ丼】を作ります。
米を固めに炊き、
予め合わせておいた”米酢・砂糖・塩・昆布出汁”を熱いうちに混ぜ合わせます。
ご自身で調理される方は、御経験がおありかもしれませんが
この”酢飯”ってのがなかなか、単純なようで難しいものです。
今回のポイントは、イクラに合わせ酸味を少な目にし、角の取れた味にしました。
砂糖も多めで加える熱も強めにしてあります。
炊きたての固いご飯が、みるみるうちに合わせ酢を吸い込み
冷めるのと同時に米に艶が出てきます。米粒もひとつひとつ立って美しく仕上がりました。
さてここで取り出しましたるは、フンパツ(笑 したイクラさんです。
スーパーでこんなに高いイクラを買ったのは初めてですが、
年末価格で全体的に程度の割に高く、
これより安いものでまともなのが無かったのと、
キラキラとしたイクラ独特の艶を出すのに選びました。
元同僚でblog読者の方に、
北海道の漁師さんも居るので少々お恥ずかしいのですが…(苦笑
一応醤油漬けで販売されていましたが、
長期保管のぬめりを取るためと、味を入れ直したかったので
薄めの漬けダレで再度ごく短い時間処理します。ここは醤油、味醂、昆布出汁。
ぬめりと共に漬けダレをよく振り取りますと…
イクラらしいキラキラした漬けになりました。
早速盛りつけです。
身の良いカニと、たっぷりの漬けイクラ、三つ葉を彩りで添えます。
綺麗に出来上がりました♪
早速、レンゲに取りながらワサビ醤油をたらしつつ口に頬張ると、
なんとも言えないイクラの豊かな風味が広がります。
控えめに漬けた漬けダレも丁度良いものでした。
話が脱線しますが、
以前、とても大切だった人の親御さんが築地で魚の卸しをやってたとかで
まだ青かった僕が、自信満々にご馳走した安物の寿司を食べたとき
敢えてどれとは言わずに、すこし微妙な表情をしていたのを思い出しました。
後になって思うと、多分イクラが不味かったんだと思います。
それでも文句を言わずに食べてくれた優しさに感謝したものです。
カニんべぇの鋏。
酸味を抑えたアッサリカニ酢で美味しく頂きました♪
そんな私の年末。一年の締め括りとしては良かったのかな~