3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

駆け込み退職は当たり前だと思う

2013-01-26 17:37:42 | 現代社会論
埼玉県などの県職にある人たちの駆け込み退職に賛否あるが、
きけば150万の違いがあるそうである。
こんなことわかりきったことである。誰だってやめるだろうよ。

逆に早期退職を促進するための制度なのかと思う。退職を決めた教員たちは、当然、早期を選んだ。
なぜそれがいけないのか?やめないとでも思っていたのだろうか。なんて浅はかな。

通常、会社などでも早期退職があるが、そのことによって会社の人件費削減につながるので奨励する。
退職金を弾むから辞めてね、という具合にだ。

退職金が減額されるまえに早期退職する、当然のことである。
担任をもっている先生はやめないと思ったとか、ありえない反応である。
この条例が示された時期はいつなのだろうか。担任を決めるとき、分かっていたのなら問題だが、知らなかったのだろうから、やめる教員を責められない。

駆け込み退職教員を批判する人の気持ちがわからないなあ。
時代錯誤。先生は聖人君子ではない、かりに、聖人君子で子ども命の先生だとしても、退職金を投げ捨てろというのはあまりであろう。彼らは専門職なのだ。ボランディアではないのだから。

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お庭の赤い椿

2013-01-26 16:24:44 | 日記


実家の庭の椿がつぼみをつけている。
たくさん持ち帰ってきた。
リビングやキッチン、あらゆるところに椿、椿、椿、である。

子どものころ、祖母と一緒に椿のもとで写真を撮った。祖母といっても、その時はまだ、60代、70歳前だったと思う。
旗本の家に生まれたからだろうか、しつけに大変厳しく、お行儀が悪く男勝りでおてんばの私はいつも叱られていた。母はそんな私をいつもかばってくれた。厳しい姑に母は苦労していたように思う。

祖父母はすでになく、椿だけが元気に大きくなっている。
椿の生命力はものすごい。

あの頃のおてんば娘の私を知っているこの赤い椿。
懐かしさがこみ上げてくる。

挿し木にできないだろうか。

何もかもが古くなり、周りの家にご迷惑ということで、椿もモッコクもなにもかも切ってしまうというプランが浮上している。
まことに残念である。
しかし、手入れをする人は今は亡く、仕方ないのかもしれない。
こうして家の歴史は移り変わり、人は老い死んでいくのか。
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朝日の取材力の乏しさ:日揮社員のプライバシーは守られず

2013-01-26 13:48:27 | 現代社会論
朝日の取材力は低いのではないか。
本人の実名報道にこだわり、大事件であるし、なにより追悼になるからと大義名分をうって遺族から情報をあつめたとはいえ、インターネット上の写真を使った記事でお気軽なつくり。
1.26の朝刊を読み、この程度の取材をして、追悼になる、とおもっている記者の実力とはなんだろうと思う。

これでは、取り上げられた家族はもとより本人が一番憤っているのではないか。

表面をなぞっただけの記事。軽すぎる。これだから今やメディアは信用されないのである。

ジャーナリストの脚力が明らかに落ちている。取材対象への向かい方が軽薄であり、人間的な洞察力に欠く、他人の人生、仕事、つまらん視点しか持ち合わせていない。社会派でもなんでもないではないか、これでは。

記者の脚力の減退、この10年、とくにそう思う。
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