3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

喫煙権を主張するな

2017-04-01 13:29:42 | 環境問題
喫煙権を主張する人々、国会議員にもいるらしいが、言語道断。

たばこは百害あって一利なしである。

たばこを吸っている人は、周りが迷惑していることを知らないのであろうか。
たばこを吸うときは、毒ガスでも巻いているくらいの、あるいは、ナイフでも振り回しているくらい、周りには大迷惑であることを認識してほしい。

それくらい、周りの人は迷惑しているし、健康被害にあっているということである。

国立競技場が全面禁煙になったとのこと、喜ばしい、っていうか当たり前だよね。

世の中からたばこを吸う人がいなくなれば、子供や妊婦、たばこアレルギーの人は本当に助かる。
それだけでなく、すべての人の健康が脅かされるのを防げる。

とにかく、吸うなといいたい。

分煙なんて、まったく意味がない。
全身にたばこのにおいをいったんつけてしまった人はどんなに気をつけてもPM2.5やニコチンの微粒子を除去することはできない。
喫煙室から出てきた奴のにおいには我慢ならない。


全面禁煙がよい。

喫煙権を主張する人は、他人の健康を損なってもよいというのだろうか。
バカも休み休み言えと思うのである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大気汚染を改善するには

2013-03-10 18:48:50 | 環境問題
PM2.5や黄砂で大気汚染がひどい。花粉ばかりでなく、都内は砂ほこりで煙霧発生、視界不能。
不要不急の外出以外に車は使わずタバコも吸わず、自転車か徒歩か公共交通機関を使いましょう。

不要不急の外出以外には車は使わない。
タバコは吸わない

自転車、徒歩、公共交通機関を使うという生活スタイルに完全に切り替えるとすると、どれくらい排気ガスは抑えられるのだろう。

街路樹を増やし、公園を増やして、屋上庭園というか、簡単なものでよいからマンションなどの屋上を緑化しよう。
とにかく、東京の緑被率を上げる努力をしなければならない。

みんな肺がんになりたくなければ、生活スタイルを変えるしかないのである。

ドイツは徹底している。
大きな都市でもすべて路面電車を走らせ、車より自転車、徒歩の文化。公園の多さ、日本の比じゃないぜ。
人口100万人の都市、ケルンの街並み。大都市なのに緑がたくさんあって、ほっとする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たばこの煙のPM2.5は「中国並み」である

2013-03-05 12:19:59 | 環境問題
朝日新聞デジタル 2月23日(土)11時24分配信 で

たばこの煙のPM2.5「中国並み」であるという記事

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 中国の大気汚染で問題化している微小粒子状物質PM2・5にからみ、日本癌学会など18学会でつくる学術グループがPM2・5を含むたばこの煙の対策を訴えている。喫煙可能な飲食店などの濃度は北京と同レベルで、日本国内では屋外よりも受動喫煙対策の不十分な屋内のほうが深刻。

 PM2・5は直径2・5マイクロメートル以下の粒子。肺に入り込むことによる健康影響が懸念されている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


北京の大気汚染は深刻だ。PM2.5は発ガン物質ともなる。
みんなマスク着用である。

しかしだ。タバコも同じくらい危険なのである。
喫茶店でもくもく、視界がわるい、というようなところなど、北京同様、あるいは、それ以上危険である。

喫煙者にはもうしわけないが、禁煙してもらいたい。
受動喫煙は困る。
公共施設、学校、病院、飲食店もすべて禁煙、分煙ではだめだ。

日頃ヘビースモーカーの新聞記者殿が、北京のPM2.5をいうのがちょっとおかしい。

日本全国、禁煙にすべきである。

加えて、
自家用車は禁止、路面電車に切り替える。それで少しは緩和される。

煙草くさき国語教師が言うときに明日という語は最もかなし(寺山修司)

懐かしい。高校時代、数学教師がヘビースモーカーだった。
数学の問題を解いている間、先生は、窓辺でピースを吸っていた。

時代は変わったのだなあ。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHK そこが知りたい!「新政権で日本はどう変わるのか」第3部エネルギー編

2012-12-31 16:34:29 | 環境問題
先日のNHKの解説委員総出の番組、そこが知りたい、の第三部は、エネルギー政策についてであった。
水野解説委員は脱原発派であり、現実派の嶋津八生は現状維持、二人は対立していた。

フクシマの再生なくして日本の再生はない、これはただしい。
しかし、だからといって再生エネルギー(太陽や風力など)が安定的にすぐ供給されるかというとそれは無理である。
現実に日本の基幹産業がどのように動いているのか、それがイメージできない人は多分、脱原発をいうのだろう。
しかし、経済の実情、産業の動きを現実に知っているものは、どうしても、脱原発では日本の経済は冷え込むことが見えるのでどうしてもそこにはシフトしない。

NHKの解説委員だけでなく、学識経験者のなかも、経済効率性をどうとらえるか、フクシマの再生をどう日本の経済成長とかかわらせてみるか、そのスタンスによって分かれる。

人間にはウエットな人種とドライな人種がいる。効率性を重視する人種と効率性より自然や人の地味な暮らしに心を動かされる人種がいる。
どちらが正しいということは言えない。

であるから、このエネルギー政策をめぐっては延々と議論が続くのである。
経済合理性をもって、ある程度は切り捨てざるを得ないと考えるか、とことん、自然回帰にシフトするか。
経済がガタガタになっても安全をとるか、危険と背中合わせであっても、いまの生活水準を維持する生き方をとるか。

ペルシャ湾が封鎖されて日本に原油が入ってこなくなるとか、アジアのなかの中国や韓国、北朝鮮などとの戦略的な視点からとか、たしかにあらゆるリスクを想定しながら、そろりそろりと日本のエネルギー政策を決めていくしかないのだろう。

結局、原発は維持されると思う。同時に再生エネルギーの開発と実用化は一挙に進むとも思う。

人口減少時代だから電気がいらないというのは嘘だろう。
人口減少で労働力が減るのだから、その減った分は機械で代替するしかなくなる。今よりもっと電気が必要になるだろう。
病院だって人を減らし、その代わり様々なセンサーを使って、患者を見守るしかなくなってきている。
高齢者がガスや石油ストーブを使うのは危険なので、やはり、電気の冷暖房や調理器具・・・を使うことになっている。

風力発電といっても風力発電のはねは鋼だ。あれを作るために大量の電気が必要である。
あれこれ考えれば考えるほど、日本は原子力に依存しなければやっていけないような要素が多すぎる。

そこを正面から見据えてデータを上げながらオープンな議論をする必要があるだろう。
NHKの解説委員は、学者ではないので、研究成果を下に議論するというところが少し弱い。
この手の議論には、もっともっと実証的な研究データが必要なのだ。

TVや新聞のメディアの人間は表面的な情報をかき集めて勝手に世論をつくるという悪弊があるので、注意が必要である。
エネルギー政策の難しいところは、その日の気分で議論できないところである。専門家、これも信用が失われているようだがそれでもなお、やはり、関連の専門知識をもつ専門家の見識がやはり必要なのである。素人があれこれ言っても始まらないのがこの問題の難しいところである。冷静な議論を専門知識の粋を集めてすべきなのである。

追伸

それにしても、エネルギー政策になったら、解説委員は全員男だった。
第二部のくらしの問題のときは結構女性の解説委員がいたのだが。
やはり、女はエネルギー政策は冷静に語れないのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田中正造のことば:国益と人権の狭間で

2012-08-26 14:55:06 | 環境問題


田中正造の文明観

田中正造全集19-271
公益公益と呼ぶも、人権を去って他に公益の湧き出るよしも無之と存じ候

国益のために谷中も水俣も犠牲になり、被害民たちの人権は踏みにじられた。

しかし、フクシマはどうだろう。

3.11以後、フクシマ、今は資本vs 農民、労働者という構図ではない。
そこが複雑なところだ。

原発に反対するのは本当に人権をまもることなのだろうか?
自問自答する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする