3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

ベビーカー論議が再熱しているらしい

2013-01-15 17:21:48 | 現代社会論
ベビーカー、とくにラッシュ時のベビーカーについて、是非の議論が熱くなっているらしい。

マナーの悪い大人がそのまま親になれば、ベビーカーで子連れ出勤、外出、どんな時でもマナーが悪くなるというだけの話。

マナーが悪いものはどこまでも悪く、子どもを産んだからといって、マナーがよくなるというわけではあるまい。子育てをしても何をしても悪い。
きちんとしつけられていないというだけのことである。

ラッシュ時に乗るかどうか、タクシーを使用するかどうか、本人の判断であるが、やはり、込み合った車内では、なるべくベビーカーは持ち込まないだろうなあというのが現実的な話だろう。どうしてもラッシュ時に電車を利用しなければならないとするなら、どうするだろう。込み合った電車を利用しなくてすむほかの方法をなんとか考えるだろう。それが賢い親の行動だろう。

子どもを育てている人に優遇を、というスローガン、それはそれで、OKであるが、だからといって、ラッシュ時にベビーカーで猛烈に突進、というのはいただけない。

だから、職住接近、市役所や病院、学校などの公共施設は町の中心に置き、父親も母親もラッシュの電車に押し合いへし合いベビーカーに子どもをのせて出勤、通院、・・・などというのは、インフラの整っていない途上国ならいざ知らず、先進国の端くれなら、なんとかやめるようにしなければならない。

環境問題を考えるなら、マイカー通勤はやめ、公共交通で通勤通学できるようにすべきである。
路面電車でゆったりと通勤通学は30分以内というような都市計画をつくるべきである。

そうすればおのずとベビーカーに批難ごうごうということにはならない。
貧しいインフラが、人の心を荒れたものにする。
コメント
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