2013年も3日になってしまった
年末は21日、25日と手の込んだ仕事が入っていて、過労からか心労からか胃炎になってしまい、年末年始は基本的に寝ていた。
それでも年末は大掃除をして、年越しそばを食べた。炒り鶏は例年配偶者がつくることになっているので、当方は、手際よく、美しくおせち料理を並べる。これで元旦はOKである。
フェースブックなどに我が家のおせち料理といって、いかに豪華なものかとか、手作りであるかを誇るものがあるが、ナンセンスだと思う。新婚時代はフルコースやすべて手作りのおせち料理を作りパーティもした。子どもが小さい時は、おせち料理やお雑煮のつくり方を教えるために、料理の基本を教えるためにでもあるが、丁寧に作った。しかし、それなりに年を重ね、職場においてもそれなりのポストにいて、忙しく歩き回る生活をするようになると、年末年始だからといってお料理に時間をそうそう費やしているわけにはいかない。
だから、ツボを押さえたおせち料理となる。
12月31日は、当然ながらへそ曲がりの私が紅白などみるわけがない。Eテレのらららクラシックの総集編を見たが、結構楽しめた。
ディスカウの映像もあり、吉田秀和の話も出ていて、よかった。
元旦はウイーンフィルのニューイヤーコンサート、衛星中継だ。
昨年は、ドイツで見た。なつかしいなあ。日本でもドイツでも同時生衛星中継だなんて感動的だった。
で、2013のウイーンフィル、どうして夏木マリなのだろうか。
完全なミスキャストである。あの意味不明なコメントと浮かれた雰囲気はまったくウイーンフィルのコンサートにふさわしくない。
少し前までは、もっと格調高い解説だったように思うが、どうなのか。
ということで、リアルタイムで見るのはやめにしてあとで変な解説はカットして録画を見れば良いということにした。
NHKはみなさまのNHKを意識しすぎなのだろう、大衆受けしようとしてとくにクラシックの番組のまがぬけたああ勘違いの大衆化が激しい。これでは本来のクラシックファンが逃げるだろうに。
元旦は実業団駅伝というのもみた。柏原が走るというのでみたのだが、不発だったようで、少し残念。
大学駅伝はすごい人気であるが、やはり大学生よりは実業団のほうが実力は上なのだろう。大学生なんてやわな奴らだ。
すぐ倒れ込んでしまうし・・・。
大学駅伝の走者の出身高校が出るのが面白い。
高崎高校から法政大学なんていうのをみるとへえ、高崎高校から法政というのは、ちょっと残念ですねえ、とか、秋田高校から駅伝に出たいために早稲田を受験したが、落ちて浪人、その後、スポーツ入試で早稲田に合格したとか、秋田高校のくせしてスポーツ入試などに頼らずにちゃんと勉強して受験しろ、と言いたくなってしまうのは私だけか。
最近の大学入試はこれだから信用できないと思う。駅伝を見ながらスポーツ入試が多すぎて、これじゃあ、早稲田といってもまともに勉強しているわけもないということがよくわかる。これだから報告書ひとつ書く事もできず、ただ、走るのだけ早い、体力だけはありますとか、酒だけは強い、というような輩が多い最近の新入社員事情、妙に納得してしまう。
3日はニューイヤオペラコンサート。
これも大衆受けしようとして辰巳琢郎などを司会にしていて少しおかしい。
たしかに、芸能人のなかでは彼はインテリなのだろう。知識もありそうだ。しかし、やはりミスキャストである。
クラシックに精通しているわけではないのだから、かなり限界。それは、アリアを歌うためにどのようなトレーニングをしているのか、研鑽を積んでいるのか、理解するためにどれだけ勉強しているのかを知りつくしているとはとてもいえないような解説だったからだ。
演出、出演者はどうか。昨年はドイツにいてみなかったのでわからないが、一昨年よりは力がはいっていたようだ。
一生懸命が伝わってきた。下野の指揮もがんばっていた。
しかし、毎年同じようなメンバーというのはいかがなものか。
刷新してみたらどうか。
歌の世界はものすごく人材がいるのだ。こんな、毎年同じような人が出るだけじゃつまらない。学閥なのかなんなのかわからないが、なんでいつもこの人なのかというような人が出ていてひたすらマンネリである。もっとたくさん出演できるようにしたらどうだろう。
紅白歌合戦のように紅組白組わかれて、どんどん歌手がでてきて歌うとか、新人のコーナーとか・・・。
若手の実力派はたくさんいる。あそこで歌っているおじさんおばさんよりずっとみずみずしい歌声で歌える人はごまんといるのに、NHKはコネ社会だから、結局こういう番組しかできないのだろう。
藤村実穂子さんはうまいけど、ワーグナーのあの歌はメゾではだめで、やはりソプラノが歌わないと歌のよさは活きてこないと思うのだが・・・。だって、トリスタンとイゾルデのイゾルデのうたですからね。
年末は21日、25日と手の込んだ仕事が入っていて、過労からか心労からか胃炎になってしまい、年末年始は基本的に寝ていた。
それでも年末は大掃除をして、年越しそばを食べた。炒り鶏は例年配偶者がつくることになっているので、当方は、手際よく、美しくおせち料理を並べる。これで元旦はOKである。
フェースブックなどに我が家のおせち料理といって、いかに豪華なものかとか、手作りであるかを誇るものがあるが、ナンセンスだと思う。新婚時代はフルコースやすべて手作りのおせち料理を作りパーティもした。子どもが小さい時は、おせち料理やお雑煮のつくり方を教えるために、料理の基本を教えるためにでもあるが、丁寧に作った。しかし、それなりに年を重ね、職場においてもそれなりのポストにいて、忙しく歩き回る生活をするようになると、年末年始だからといってお料理に時間をそうそう費やしているわけにはいかない。
だから、ツボを押さえたおせち料理となる。
12月31日は、当然ながらへそ曲がりの私が紅白などみるわけがない。Eテレのらららクラシックの総集編を見たが、結構楽しめた。
ディスカウの映像もあり、吉田秀和の話も出ていて、よかった。
元旦はウイーンフィルのニューイヤーコンサート、衛星中継だ。
昨年は、ドイツで見た。なつかしいなあ。日本でもドイツでも同時生衛星中継だなんて感動的だった。
で、2013のウイーンフィル、どうして夏木マリなのだろうか。
完全なミスキャストである。あの意味不明なコメントと浮かれた雰囲気はまったくウイーンフィルのコンサートにふさわしくない。
少し前までは、もっと格調高い解説だったように思うが、どうなのか。
ということで、リアルタイムで見るのはやめにしてあとで変な解説はカットして録画を見れば良いということにした。
NHKはみなさまのNHKを意識しすぎなのだろう、大衆受けしようとしてとくにクラシックの番組のまがぬけたああ勘違いの大衆化が激しい。これでは本来のクラシックファンが逃げるだろうに。
元旦は実業団駅伝というのもみた。柏原が走るというのでみたのだが、不発だったようで、少し残念。
大学駅伝はすごい人気であるが、やはり大学生よりは実業団のほうが実力は上なのだろう。大学生なんてやわな奴らだ。
すぐ倒れ込んでしまうし・・・。
大学駅伝の走者の出身高校が出るのが面白い。
高崎高校から法政大学なんていうのをみるとへえ、高崎高校から法政というのは、ちょっと残念ですねえ、とか、秋田高校から駅伝に出たいために早稲田を受験したが、落ちて浪人、その後、スポーツ入試で早稲田に合格したとか、秋田高校のくせしてスポーツ入試などに頼らずにちゃんと勉強して受験しろ、と言いたくなってしまうのは私だけか。
最近の大学入試はこれだから信用できないと思う。駅伝を見ながらスポーツ入試が多すぎて、これじゃあ、早稲田といってもまともに勉強しているわけもないということがよくわかる。これだから報告書ひとつ書く事もできず、ただ、走るのだけ早い、体力だけはありますとか、酒だけは強い、というような輩が多い最近の新入社員事情、妙に納得してしまう。
3日はニューイヤオペラコンサート。
これも大衆受けしようとして辰巳琢郎などを司会にしていて少しおかしい。
たしかに、芸能人のなかでは彼はインテリなのだろう。知識もありそうだ。しかし、やはりミスキャストである。
クラシックに精通しているわけではないのだから、かなり限界。それは、アリアを歌うためにどのようなトレーニングをしているのか、研鑽を積んでいるのか、理解するためにどれだけ勉強しているのかを知りつくしているとはとてもいえないような解説だったからだ。
演出、出演者はどうか。昨年はドイツにいてみなかったのでわからないが、一昨年よりは力がはいっていたようだ。
一生懸命が伝わってきた。下野の指揮もがんばっていた。
しかし、毎年同じようなメンバーというのはいかがなものか。
刷新してみたらどうか。
歌の世界はものすごく人材がいるのだ。こんな、毎年同じような人が出るだけじゃつまらない。学閥なのかなんなのかわからないが、なんでいつもこの人なのかというような人が出ていてひたすらマンネリである。もっとたくさん出演できるようにしたらどうだろう。
紅白歌合戦のように紅組白組わかれて、どんどん歌手がでてきて歌うとか、新人のコーナーとか・・・。
若手の実力派はたくさんいる。あそこで歌っているおじさんおばさんよりずっとみずみずしい歌声で歌える人はごまんといるのに、NHKはコネ社会だから、結局こういう番組しかできないのだろう。
藤村実穂子さんはうまいけど、ワーグナーのあの歌はメゾではだめで、やはりソプラノが歌わないと歌のよさは活きてこないと思うのだが・・・。だって、トリスタンとイゾルデのイゾルデのうたですからね。