3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

大学は研究機関であるのに、学生指導ばかりで日本は沈没

2013-01-14 15:54:16 | 現代社会論
このままいくと50年後には日本の大学から「学者」はほとんど消滅し、「先生」しか大学にはいなくなる。
「学者」を絶滅危惧種から救え(佐藤匠徳・なるとく)の論は100%の賛成である。

消費者調査じゃあるまいし、学生にアンケートとって、ボンクラ、顧客満足度を高めようなんて、学問をなんと心得ているのか。日本の大学、私も常日頃そう思っているので、100%賛成である。

大学の先生に学問をさせなければならない。
業績を積み、世界に通用するレベルの高い業績をお願いしたい。

もし、教員に学生指導、担任制などを引いている大学もあるそうだ、をさせる大学があれば、それはもはや大学ではないのだから、消滅させるべき大学である。




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「八重の桜」のはるかさんはミスキャストかも

2013-01-14 13:47:51 | 現代社会論
八重の桜の第2回を見た。
最後のほうで、子役から綾瀬はるか、に変わった。

本物の新島八重はけっして美人じゃなかったから、
綾瀬はるかはちょっと?というかかなりちがった雰囲気なのではと思う。
新島八重のキャラクターというのは、男勝りの八方破れで、わが道をゆく強い女性であった。決して女性のかわいさ、を売りにするようなキャラクターではない。

綾瀬はるかのように、知的ではなく、かわいいだけの、スタイルがいいだけの俳優では収まらないだろう。
アップに耐えられない。ぼんやりした目、知的雰囲気からは最も遠いアヒルみたいな綾瀬はるかでははっきりいって興ざめ。
だいたい武士の娘としての清々しさが全く感じられない。
八重が泣いているだろうよ。
芸能人お正月かくし芸大会じゃあるまいし。

知的な西島秀俊の妹役なんだから、もっと賢くなけりゃ、八重じゃない。

八重以外はいいとおもうよ。ただし、稲森もダメ、時代劇をやるには下手すぎる。

貫地谷しほりのほうが八重にはふさわしかったのではないだろうか。龍馬伝の見過ぎだろうか?
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日本語の乱れー「お疲れ様」の乱用

2013-01-14 12:30:40 | 現代社会論
今日の日経、社会人のマナーというのが掲載されていた。 たしかに名刺のやり取りのマナーなどは大切である。

気になったのは、社内のメールの冒頭に「お疲れ様」をつけるとよいでしょう、と書いてあった。 こういう社会人マナーとして、こういうふうに「お疲れ様」を使うのがポピュラーになっているのか、と、驚きである。
お疲れ様をメールの冒頭に使うこと、 これはやめたほうがよい。

最大の理由は、 メールを送信する相手が「いつも疲れている」というわけではないからである。もっとも競争の激しい業界では、いつもお疲れ様状態なのかもしれないが、受け取る方が送信者を「バカ」と思う。

朝から張り切って仕事をやろうと思って、メールチェックしようとしてPCを立ち上げ、そんなときに、最初に「お疲れ様」というメールをもらるとげんなり、本当にこいつはバカだ、と思って、そういうメールには返信をしたくなくなる。自分が疲れているから相手も疲れているのだと思うのだろうか、やめたほうがよい。

帰り際にお疲れ様というのはわかる。

真夏にある会議に汗を汗をふきふきいったところ、「わざわざお疲れ様です」といわれたことがあるが、これも「ばか」と怒鳴りたくなる言葉である。多分、本人は丁寧に対応しようとしていった言葉なのだろうが、すでにわざわざをつかったところがおわっているが、お疲れ様といわれると「別に疲れていないから」と反論したくなる。

「長時間の会議でさぞやお疲れになったことでしょう」という感謝の気持ちが含まれていればOK。
会議のはじめからお疲れ様ですは、終わってしまうだろう。

遠方より、暑い中をお運びくださいまして、心より感謝申し上げます、というのなら、よい。

お疲れ・様、は、いかにも相手に思いやりを感じさせない言葉である。
「骨折り損のくたびれ儲け」みたいなときに相手の苦労をちょっと馬鹿にしていうとき、「お疲れ様ですねえ」というのである。

そんなことばをメールの冒頭につけろと指導をしている「社会人マナー」担当者は、いかがなものか。本当に日本語の美しい使い方を知らない人が変なマニュアルを作って、日本語を乱しているようにしか思えない。

とにかく、年長、目上には労いのことばは使ってはいけないのだ。お疲れ様であるとか、ご苦労様ですとか。ここがツボである。
そこのわかいもん!使うなよ。
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