3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

選挙なんてしている場合か

2012-08-31 13:54:05 | 現代社会論
選挙なんてしている場合か。
今、やるべきことは、政策の継続性である。
その政策が、プアのものであってもだ。
国民生活の安定をはかるためにも、経済の立て直しをするにも、原発事故の後始末をするにしても、とにかく継続性が必要なのだ。
国際経済を見ても、猫の目のような日本の政治は、まず信用されない。

マスコミをはじめとして、なにを騒いでいるのか。
憤りを感じる。

議員は選挙選挙と舞い上がる前に頭を冷やせ、10年20年先をみて行動しろ、と言いたい。
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昔の恋人の消息:73歳の場合(女の気持ち)

2012-08-30 10:21:35 | 日記
新聞の投稿欄に、72歳の女性が、昔の恋人を訪ねた話が掲載されていた。

2012年のロンドンオリンピックを見ていて、東京オリンピックの頃を思い出したのだそうだ。
1964年当時、その人には恋人がいて、一緒に東京オリンピックを観たのだそうだ。
恋人は当時、公認会計士をめざして勉強していたとのこと。結局、この二人は結婚にはいたらず、それぞれの道を歩む。
しかし、女性の方は、ロンドンオリンピックを見ているうちに、昔の恋の思い出がよみがえり、きっといつまでも忘れていなかったのだろう、男性を訪ねようと思い立ち、公認会計士事務所を探し当てTELをした。

しかし、そのかつての恋人は今は亡く、会うことはかなわなかった。
あの頃、大事にしてくれたかつての恋人に紙面を通して「ありがとう!」と言っていた。

なんだかジンとくる話。

私もいつか昔の恋人を訪ねる時がくるのだろうか。
そして、その人が今はこの世にはいなくて、悲しい思いをするのだろうか。
あの頃、青春の日々をともに語ることができない、とはかくも悲しいことなのか。

70歳すぎれば全てが美しく変わるのだろうけれど。

東京オリンピックに沸く1964年の日本にたしかにあった若い二人の恋に、72歳のこの女性の美しい亡き元恋人との思い出に、ブラームス交響曲第三番(四つの手のピアノ曲)を捧げたい。


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ベビーカーのマナーは良いとは言えない

2012-08-29 10:18:28 | 現代社会論
少子化で子ども手当など、あれこれ手をうって、女性たちに子どもを産んで欲しいと社会が願っている。
というわけで、子どもを産んだ女性たちは、えらい、とでも思っているのだろうか、かなり、幅を利かせてる。

先日も、わかーいお母さんが三人並んでベビーカーを押して歩道を向こうから行進してきた。ぺちゃくちゃ他愛ないことをしゃべりながら、爪を伸ばしてキレイに飾り立て、知性のかけらもない。どけどけといわんばかりだ。ベビーカーにあれこれぶら下げ、???と思う。昼間から三人で子どもつれておしゃべりに夢中なのか。

未来の労働力を産んでくれてありがとう、といいたいところだが、なんてマナー悪いのかと思い、ムカっときた。こういう母親に育てられた子どもの顔を見てみたいと思う。

その一方で働く母親たち(父親も含む*)は、多分、早朝、保育園に子どもをつれていって、9時から少なくとも5時ぐらいまでは働いているはずだ。そして子どもをひろって、自宅に帰り夕飯の仕度をして・・・。

*毎朝、若いお父さん(とても真面目そう)が子どもをベビーカーに乗せて、汗をフキフキ懸命に横断歩道をわたって
くる 光景に出会う。お父さんがんばって!と声援をおくりたい気持ちになる。そういうお父さんはマナーが良く、
爽やかだ。

がんばっている母親父親たちには心から声援をおくりたい。が、昼間からベビーカーで遊びほうけている母親たちには辟易する。

電車でベビーカーが場所をとって邪魔だというクレームがあるというのもうなずける。だいたい、マナーの問題でベビーカーの問題ではないのだ。通常でもマナーの悪い連中がいて、その人たちが子育てをしていて、結果としてクレームをうけるような行いをしているというもの。


だいたい、ベビーカーなど、以前はそんなに普及していなかった。
母親たちは、おぶい紐で子どもを背中にしょって子育てをしたものだ。
それは、働く母の姿である。両手が空いていて楽である。
災害時に逃げるときだっておぶい紐でおんぶしている方が安全である。

着飾って、子どもをベビーカーにのせ、ペットのように育てるのはよくない。
子育てはファッションではなく、もっと泥臭いものだと思う。

おぶい紐で子どもを背負うほうがよっぽど安全で子どもの精神状態も安定するというものだ。

夏は暑いが、冬は暖かいおぶい紐文化を大切にしたいものである。




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残暑厳しいとはいえ、風はすっかり秋

2012-08-29 09:53:27 | 日記


忙しく仕事をしているうちに季節が変わった。
今日は相変わらず暑いが、でも風はすっかり秋である。

葵がそよそよと夏の終わりを告げるように揺れている。

人生には春夏秋冬があり、春は青春、夏は朱夏、秋は白秋、冬は玄冬だったか。
朱夏が終わり白秋となる。白秋のなかに少し朱夏があり、そうやってやがて、秋になり、年を重ねていくのだろう。

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AKBフィーバー:日本の男は、いつまで高校生気分なのか

2012-08-28 12:48:21 | 現代社会論
48人の若年女性たちがアキバで歌って人気だそうだ。
仕掛け人は秋元なにがし、ずっと昔、おニャン子クラブでヒットしたものだから、柳の下のどじょうで、意外にもまたもや儲けているらしい。
おニャン子クラブにしてもAKBにしても、日本の男はロリコンかと思う。若い男性のみならず、おじさんまでファンだというのだから、やはり日本の男の女性観は、若けりゃいい、畳と女房は新しいのに限る、の精神が染み付いているとしかいいようがない。
到底AKBには不似合いなオヤジ諸君もファンであるというのを聞くとホントびっくりする。

注 このあいだ、あるところで、若い者のかくし芸のようなものを見る機会があり、若い男性たちがグループでうたっていたので、「これって嵐?」と間抜けなコメントをしたところ、そこにいたオヤジが「AKBですよ、AKB!」と得意げにのたまった。おおかたファンなのだろうと思い、以来、その人の評価が変わった。


こういうと女性にも人気ですという反論があるが、そういう女性たちも、20歳になると年取ってるんでというようなことをいって、空いた口がふさがらない。
世の中どうなっているのか。超高齢社会において、高齢者が増えているから、減少している若者は若いというだけで希少価値があるってことなのだろうか?

猫も杓子もアイドルを中心にして、わいわいやって、日本はこれからどうしようとするのか?

フランスでは30代の女性閣僚がいる。おニャン子だかAKBだか知らないが、わいわいやっていて、こういう雰囲気のなかから本物の人材が生まれるのだろうか。
芸能界で生きるのではなく、世の中のためにがんばろうっていう女性たちがこういう騒動にも似た雰囲気のなかで育つのだろうか?

性や年齢や容姿やスタイルに関係なく、実力を発揮できる社会をめざしていたのではないだろうか。しかし、昨今の状況をみると、プチ整形だのくびれがどうしたのとか、つけまつげなど、どうでもよいことに若者が精力を使いすぎる。車中でも化粧したりブラッシングするような不届きものが多い。おばさんもやっている。おじさんも変なのが多いが・・・。

なりふりかまわず、未来を語る若年女性48人に会いたいものだ。
アイドルに費やす時間と労力と金力があるなら、東北やフクシマの支援に回したほうがよっぽどいいだろうに!


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