3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

2017.12.31 バルコニー便り 太っちょのメジロが水を飲みにやってきた

2017-12-31 17:18:19 | 日記
今日の東京は、朝9時半ごろ、ちらほら雪が舞っていた。
午後は雨。乾燥していたので、少し湿ってよかった。
バルコニーの火鉢の池にメジロがやってきて、水を飲んでいる。
ずいぶん、太っちょである。
鶯色で目が白。
小さく、手のひらにのってしまうくらいである。

かわいい声でさえずり、あ、と思ってみていると水を飲んている。

次の瞬間、梅の木にとまっている。

梅の木は秋に葉が落ちて、すっかり寒々としていたのだが、よくみると、小さなつぼみがあって、少しピンクに色づいているのがわかる。
メジロも梅の花が咲くのが待ち遠しいのだろう。

咲いたらすぐに知らせてあげたい。

今年はよく働いた。
歌もよく歌った。
自分にご褒美をあげたいくらい頑張った。
で、少し奮発して仕事のカバンを新調した。

私にとっては今が働き盛りのような気がしている。
これまで、一体内をしてきたのだろうかと思うくらい働いた。

まだ、やるべきことがたくさんある。
やればやるほどやるべきことが見えてくる。
仕事というのは、こういうものなのだ。
明日は新しい年を迎える。
2018年の世界が平和な年であるよう願わずにいられない。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森友加計問題は進行中である

2017-12-31 17:12:26 | 現代社会論
今年も大晦日となった。
もうすっかり、すべて解決したかのような錯覚。
新聞テレビは何も伝えない。
テキトーに映画でもやって、何もなかったことにしようとする魂胆が見え見えである。
そんなに忘れっぽいのだろうか。
我々は、まだ、忘れてはいない。

森友加計問題は何も解決していない。

安部晋三も行きつけのホテルのすしやでのんびりしているようだが、まだ終わっていないのだ。
昭恵もいろいろありました。などと過去形で語っている場合ではない、国民はまだ追及をあきらめたわけではないのである。

2017年は事件が発覚した年、2018年は真実が暴露される年にしなければならない。
2017年のおわりに、来年も森友加計問題を追及することをあらためて誓うのである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017.12.17 バルコニー便り かわいいメジロ

2017-12-19 12:17:43 | 日記
さすがに12月に入り、ずっと忙しい毎日である。いくつもの重要で気の抜けない会議、関西への日帰り出張、所属グループごとの忘年会やらクリスマス会やらでまったく連日帰宅は遅い。
この間ウナギを食べたがまだ効果がでないのだろうか。疲れがたまって抜けない。

仕事はたまっていて、一秒たりとも休んでいられない状態なのだが、休養は必要であるとおもって、今日は少し時間ができたので、午前中は休み。

で、乾燥注意報だということなので、シーツなど洗濯をする。

シーツを干していると、なになに?メジロがやってきて、鳴いているではないか。50センチぐらいのところまでやってきている。
なんて、警戒心のないメジロたち。
そのうち頭上にとまられてしまいそうである。

ヒヨドリは大きくて声もぎゃあって感じなので閉口だが、メジロのさえずりはかわいいのでぜひまたお越しくださいと、お願いしたいところである。
さらに、ヒヨドリではないんだが、同じくらいの大きさの鳥もやってくる。

近くにある柿の木、みんな柿が好きなんだね。いろいろな種類の鳥が仲良く突っついている。
冬の風景。

日が短くてすぐ暗くなってしまうのだが、それでもメジロの到来に心和む師走のバルコニーである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第九特集

2017-12-19 11:44:43 | 音楽ノート
12月に入りクラシカジャパンは第九特集である。
日本人は第九が好きで、12月ともなるとどこもかしこも第九をやるので何回聞いたかわからない。

クラシカジャパンのHPで第九について書いてある。
///////////////
ゲヴァントハウス管が大晦日に『第九』を演奏する伝統は、第一次世界大戦終結の1918年大晦日に、当時のカペルマイスター、アルトゥール・ニキシュが平和と自由への願いを込めて演奏したのが最初と言われている。人類愛を歌う第4楽章「歓喜の歌」の原詩はドイツの詩人シラーがライプツィヒ滞在中に創作したものでもあり、「年末の第九」はゲヴァントハウス管の伝統となり、その後日本でも年末の風物詩となった。

//////////////////

ほう、そうだったんだね。
ライプツィヒは素敵な街である。シューマンも住んでいたことがある。
トーマス教会の裏にはバッハの銅像があるし。

2015年12月31日ゲヴァントハウス(ライプツィヒ) ブロムシュテットの第九、
第4楽章がおわって、しばらく沈黙が続き、指揮者の腕が下りて、万雷の拍手・・・という感動的なシーン。
1927年生まれのブロムシュテット、88歳で第九をふるとはなんという体力。芸術のなせる業なのだろうか。
ゲバントハウスのコンサートホール、第九の伝統が生きている。ソプラノ:シモーナ・シャトゥロヴァ、メゾは藤村美穂子
厳かで深い第九。

そのあと、ブロムシュテットは2016年12月23日、N響創立90周年記念で第九を振っている。89歳になっている。この時もソプラノは
シモーナ・シャトゥロヴァで同じである。


2017年9月30日ベーベルプラッツ(ベルリン)「ベルリン州立歌劇場再開記念演奏会~みんなのためのシュターツオーパー~」
バレンボイムの第九はベルリンの野外コンサート。大通りウンター・デン・リンデンを通行止めにし、会場のベーベルプラッツはすし詰め状態。ベーベルプラッツはベルリン州立歌劇場脇にあって、アドルフ・ヒトラーがユダヤ系作家の本を集めて燃やした場所として知られている。そう、そこで第九をやるというのに意味がある。分断の時代に我々はもう一度ヒトラーを思い起こすべきなのだ。分断排除が人生を破壊し、無意味であることを肝に銘じなければならない。平和と統合の第九なのである。
楽章の間に拍手がはいるのが、少し笑える。第4楽章の間にも、もう終わったのかと勘違いした観客が拍手を・・・、無料だから必ずしも第九に精通している人ばかりじゃないんだよね。でも、それでも野外で、ベーベルプラッツでやることの意義を強く打ち出したかった、そういう主催者の気持ちが伝わって、気持ちがよい第九だ。空には雲一つない良い天気で、みんなのためのオーケストラというメッセージを伝えるのに十分な舞台である。
第九は12月ではなく、9月末にというのもなんかわかる。1989年の8月にピクニック計画があり、11月にベルリンの壁が崩壊するのだから、この時期に第九をやってヨーロッパの統合、平和を願う。そいう意図があるのだろうね。

第九は第九だが、第九だけにとどまらない。
分断の時代に第九を歌うこと、クラシックとしてだけでない意味をかみしめたいと思うのである。
バリトンの出だしはどうか、とか、ソプラノソロの高音はどうか、フーガのところの合唱はどうか、などといろいろ突っ込みどころは多いけれど、統合と平和という軸で聞くと新しい世界が見えてくるかもしれないよね。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

指揮者 柳澤寿男 バルカン室内管弦楽団の活動

2017-12-09 17:10:47 | 現代社会論
1998年2月から1999年3月にかけてセルビア人と、コソボの独立を求めるアルバニア人の間にすさまじい紛争があった。
コソボ紛争の傷跡は今も消えたわけではない。
遠い日本から行った指揮者が二つの民族の架け橋となって、音楽の力で、オーケストラの組織しコンサートを開催して成功を収めた話、昨日のNHKの対談でやっていた。
指揮者の名前は柳沢寿男、このような素晴らしい取り組みを今日まで知らなかったことが残念で、いろいろ見てますますすばらしさに感動してしまった。

音楽の力というのは、深い民族対立をもメルトダウンさせるのだろうか。
始まったばかりかもしれないが、
最初は小さな取り組み、それが大きな流れになる日も来るだろう。

日本も中国、韓国、北朝鮮、アジアの国々とかつて戦争状態になった、植民地化していたこともある。
そういう歴史の事実を踏まえつつ、忘れることなく、しかし、未来のために新たな交流が必要だろう。
音楽はその装置として、すばらしい力を発揮する。
柳沢のバルトークを聞いてバルトークが好きになりそうだ。
長野県出身のトロンボーン奏者の柳沢は小澤征爾を聞いて指揮者を目指したのだそうだが、日本人指揮者としてやるべきことはいろいろあるのだということがよくわかる。

クラシックコンサートというとウイーンやベルリンフィルを思うが、それだけではない、無数のチャレンジの可能性があることを知らされる柳沢の取り組みである。

新宿アルタでの第九やいろいろ日本でも仕掛けているらしい。
平和のためのクラシックのために頑張ってほしいのである。
お高くとまっているクラシック、それだけでない、平和をつくる挑戦的なクラシックの在り方を提示したことが素晴らしいと思うのである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする