自粛の日々が続いている。
ついこの間まで白や赤の椿が咲き乱れていたが、いつの間にか小手まりが風に揺れている。
冬の間はただの枯れ枝だったはずなのにアジサイの葉が出てぐんぐん大きくなっている。
驚異的な成長をみせているのは桔梗である。昨年すべての花がしぼんでしまってもう二度と咲くはずがないように枯れてしまった。諦めていたのに、ずんずん芽がでてもう今日はすっかり桔梗の体をなしている。すばらしい生命力だ。
イロハモミジも青々とその葉を揺らしている。鳥たちがやってきてなにやら虫を食べているようである。
季節が変わったのだなと思う。
ウイルスの脅威に恐れ人間は家に閉じこもっているが自然はそんなことはお構いなく懸命に花を咲かせようと小さな努力を続けているのだ。
なんてけなげな連中なんだ。
3月に交響楽団がコンサートが開けずに減収してしまった大変だというニュースを見て、支援したいと思って、大枚、といってもたいしたことはないのだが、をはらって賛助会員になった。
当分、会員としての恩恵に浴することはないのだろうけれど、それはそれでよい。カンパと思っている。
ベルリンフィルのサイトにはいっていくと無料でコンサートを聞くことができる。
さっそく無料券の手続きをしてログインし、今日はアバドのマーラーなど聞いている。
自粛生活のなかのオアシス。
映像がついているというのはそれはもうリアル感満点であるし、PCに入っているCDやDVD、クラシカジャパンもあるにはあるが、やはりベルリンフィルのサイトで聞くというのはあのコンサートホールに行って聞いているという臨場感があるのでたまらない。
ドキュメンタリーなどもあり最高に楽しめる。
ドイツではコロナショックでどこのコンサートホールも閉鎖されている。しかし、芸術は人間の生活にとってなくてはならないということで芸術家たちの救済のために多くの財源が投入されたという。メルケル首相のスピーチを聞いて感激した。
さすがに芸術国家のドイツである。
ドイツはどこの都市でもだいたい市が独自の交響楽団をもっていてしかもそれぞれのレベルが非常に高い。
市は税金を投入して交響楽団などの芸術活動を育てる。それが民意でもある。だから芸術家たちはアルバイトなどに精をださなくても、芸術活動に専念できる。
税金が投入されているので、市民は高レベルのコンサートを低額なチケットで利用できる。ジーンズでベートーベンという風景は日常だ。
うらやましいなあ。
翻って日本の芸術はどうも敷居が高く、金持ちの道楽になってしまったように思える。
市民の日常になじむ芸術のあり方が問われているのだろう。
コロナショックで日本の芸術が危機にされされている。
一クラシックファンとしてとにかく支えなければと思う。
10万円のうち5万円は医療保健福祉従事者へ、残りの5万円はクラシック音楽関係に寄付したいと思うのである。
ついこの間まで白や赤の椿が咲き乱れていたが、いつの間にか小手まりが風に揺れている。
冬の間はただの枯れ枝だったはずなのにアジサイの葉が出てぐんぐん大きくなっている。
驚異的な成長をみせているのは桔梗である。昨年すべての花がしぼんでしまってもう二度と咲くはずがないように枯れてしまった。諦めていたのに、ずんずん芽がでてもう今日はすっかり桔梗の体をなしている。すばらしい生命力だ。
イロハモミジも青々とその葉を揺らしている。鳥たちがやってきてなにやら虫を食べているようである。
季節が変わったのだなと思う。
ウイルスの脅威に恐れ人間は家に閉じこもっているが自然はそんなことはお構いなく懸命に花を咲かせようと小さな努力を続けているのだ。
なんてけなげな連中なんだ。
3月に交響楽団がコンサートが開けずに減収してしまった大変だというニュースを見て、支援したいと思って、大枚、といってもたいしたことはないのだが、をはらって賛助会員になった。
当分、会員としての恩恵に浴することはないのだろうけれど、それはそれでよい。カンパと思っている。
ベルリンフィルのサイトにはいっていくと無料でコンサートを聞くことができる。
さっそく無料券の手続きをしてログインし、今日はアバドのマーラーなど聞いている。
自粛生活のなかのオアシス。
映像がついているというのはそれはもうリアル感満点であるし、PCに入っているCDやDVD、クラシカジャパンもあるにはあるが、やはりベルリンフィルのサイトで聞くというのはあのコンサートホールに行って聞いているという臨場感があるのでたまらない。
ドキュメンタリーなどもあり最高に楽しめる。
ドイツではコロナショックでどこのコンサートホールも閉鎖されている。しかし、芸術は人間の生活にとってなくてはならないということで芸術家たちの救済のために多くの財源が投入されたという。メルケル首相のスピーチを聞いて感激した。
さすがに芸術国家のドイツである。
ドイツはどこの都市でもだいたい市が独自の交響楽団をもっていてしかもそれぞれのレベルが非常に高い。
市は税金を投入して交響楽団などの芸術活動を育てる。それが民意でもある。だから芸術家たちはアルバイトなどに精をださなくても、芸術活動に専念できる。
税金が投入されているので、市民は高レベルのコンサートを低額なチケットで利用できる。ジーンズでベートーベンという風景は日常だ。
うらやましいなあ。
翻って日本の芸術はどうも敷居が高く、金持ちの道楽になってしまったように思える。
市民の日常になじむ芸術のあり方が問われているのだろう。
コロナショックで日本の芸術が危機にされされている。
一クラシックファンとしてとにかく支えなければと思う。
10万円のうち5万円は医療保健福祉従事者へ、残りの5万円はクラシック音楽関係に寄付したいと思うのである。