3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

高市早苗と野田聖子ークオータ制をめぐって

2013-01-09 11:18:31 | 女性の地位
自民党の執行部に女性が二人入って、なにやら女性の進出をめぐって意見の応酬をしているらしい。

日本の女性の社会進出が100位と世界標準からは程遠い恥ずかしい状況なので、しばらくは、クォータ制を入れなければどうしようもないだろう。ほっといたら、世界のビリになってしまう。世界のトップじゃなけりゃダメだという日本人、なのに、100番だって。
大問題である。

野田聖子はそれなりに理解している議員だと思う。
高市早苗はだたの保守のおじさんに取り立てられてここまできただけなので、コンサバおじさんの手先である。

クオータ制の何が悪いのか、そんなこと世界の常識なのだから、日本だけ例外は許されないだろうね。

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専業主婦志向の女子の独身化が少子化を生むのかも

2013-01-09 09:41:29 | 女性の地位
なぜ、若い女性たちは専業主婦志向なのだろうか。高学歴女性の場合を考えてみよう。
なぜ、高学歴女性なのかといえば、高い教養を身につけた(とりあえずだが)そういう女性は労働市場に進出して活躍してもらいたい人材にもかかわらず、もし彼女らが専業主婦化をしてしまったら人材の枯渇になりかねないからである。

理由として考えられるものをランダムにあげてみる。
1.彼女たちの親が専業主婦だったので、働く女性モデルがなくイメージできない。
  優秀な女子を作るのには、優秀な親でなければならないし、加えて、子どものころから厳しく育てられよい教育機会が与えられる必要があるが、そういう親はだいたい父親が高学歴で要職にあり、長時間労働である。母親はそれを支える専業主婦である場合が多い。
2.とくに高学歴女性の場合、相手にも高学歴、高所得を求める。それは当然であろう、自分より知的レベルが低かったら話がおもしろくなくてすぐにあきてしまう。優秀な男性は、だいたい、9時5時のかったるい仕事ではなく、世界を飛び回る活動的な仕事についていることが多い。
3.専業主婦志向のまま、仮に世に出たとしても、長続きしないし、まあ、働いているうちは結婚はしないでおこうということになる。
専業主婦が可能な相手の登場まで結婚を先送りすることになり、晩婚化は進み、少子化は進むのである。

結果として、もったいない高学歴の専業主婦願望の独身者群が誕生する。
仕事に本腰を入れられない。本腰をいれたらやめられなくなるから、中途半端な腰掛け的働き方でしばらくお茶を濁す、
そのまま中年に差し掛かり、焦るが後の祭り。腰掛的働き方だから、キャリアもそれほどつめるわけでもなく、使い物にならない中年女ができあがる。若さもなく、キャリアもなく・・・、それはストレスが大きくて大変である。

で、趣味に生きるとか・・・・。

これが親の世代、かつての高度経済成長時代だったらよいのだが、いまはそういう時代ではなく、多くの女性の労働力を必要としているい時代になってしまったのだ。男女ともに働かざるを得ない時代である。それに社会は女性ならではの発想や細やかな、女性でもおおざっぱなのはたくさんいるが、視点などを必要としている。

職住接近政策を徹底して、子育てをして働き続けることができるようにしなければならない。
長時間労働長時間通勤ではだめだ。帰宅時間を繰り上げよ。飲み会はやるな。会議は短く、早朝やランチミーテイングにしろ。

海外勤務があってもいいが、そのあいだも子育てを実質的にフォローする体制がなければダメである。

とにかく、若い男女が子どもをもって働き続ける、そういう雇用と住宅を含む時短を前提にした子育て支援政策が必要だろう。
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