3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

日経のミチクサ先生 伊集院氏の回復を祈る

2020-01-31 17:17:32 | 文学ノート
日経で連載されているミチクサ先生(著者:伊集院静)を毎日楽しみに読んでいる。
先日、伊集院氏が重篤な病で入院したとのニュースが入った。
読者としてはミチクサ先生の原稿を最後まで入稿しておいたかとご本人の病状とともに心配してしまう。

今は漱石と子規が登場人物の中心で、これから、子規の結核、漱石の失恋・・・と話が佳境に差し掛かるところなのである。
日経の小説は真面目に読むのは始めてである。
いつもデジタル版で早々に読む。

先日、不眠に陥り何気にipadでミチクサ先生を呼んでいたのだが、午前2時半に更新されていることに気づいた。
朝刊というのは、午前2時半に更新されるんだ。
新聞の関係者というのは大変な仕事だなあと思う。
とかなんとかいいながらミチクサ先生を楽しみにしている読者の一人としては伊集院氏の回復とこの小説が滞りなく連載終了にいたってほしいと願っているのである。
漱石と子規の話であれば1年以上は連載可能であろう。
大塚クスオコの登場まではなんとかお願いしたいものである。

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新型コロナウイルスの拡大 危機管理の問題

2020-01-31 14:40:18 | 病気
このところ連日テレビは新型コロナウイルスの話題で持ちきりである。
武漢の海鮮市場あたりでこの新型のウイルスが発生したらしく、武漢を中心に患者が急増している。
春節の直前にこのウイルスの存在が広まったので大変である。
春節は中国の人にとって大切な休暇で、日本の年末年始に相当する。
この休暇を使って多くの中国人が実家に帰ったり、海外旅行をする。
日本にも多くの観光客が訪れる。

以前は中国からの観光客に対してそれほど興味を示さなかったわが国の観光産業も中国の人々が経済成長を背景に中産階級化して日本にも観光にやってきて爆買してくれるとあって、商魂たくましく、おもてなしの精神を発揮している。
つまりインバウンドということである。

観光だけでなく、大学や専門学校なども多くの中国人学生を受け入れているし、コンビニの店員さんはほとんどが中国人労働者などにいつのまにかなっているのであり、今や、中国人はわが国の社会の隅々まで浸透していてその存在感はかなりのものである。
中国に続いてベトナムやインドネシアなどからの労働者も相当増えていて、多文化共生が今や当たり前の社会になりつつある。

戦争責任や靖国参拝、経済摩擦などで政府間の関係は必ずしもよくないものの、生活の隅々に浸透する中国の人びと、彼ら彼女らのなかには明らかに富裕層だと思われる人びとも相当いて、日本の低所得層よりはるかに学歴も職業的地位も文化的背景も高い人びとである。中国の競争社会を勝ち抜いてきた若者たちだから、よくできる。

わが国は労働力でも観光産業からの収益においても、文化的な面においてもそうとう中国に依存しているのが現状である。

そんなとき新型コロナウイルスの問題が発生して、中国政府をあまり刺激しても良くないし差別しても良くないし、でも、水際でどうウイルスの侵入を防止すればよいか?経済ナショナリズムでいけば、儲けが一番だから、中国からの観光客をシャットアウトしてもねえ、とあれこれやっているうちに大きな騒ぎになってしまった。

武漢というのは大きな都市で日本企業も多数進出しているようだ。
武漢からの観光客も相当数いてわが国の観光産業のドル箱だから厳しい処置もやりにくい。

ずるずるやっているうちに二次感染者もでてしまい、混乱する一方である。

マスクをつけて飛沫感染を極力防止し、不特定多数の人が利用する建物の入り口には消毒液を設置、うがい手洗い、静養するのみ。
新幹線にのるものちょっといやだが、出張とあれば仕方ない。
国家の危機管理能力、地方自治体の能力、医療関係者の能力、市民としての能力が問われる。
医療関係者ものんびり「かぜでしょう」」、などとテキトーな診断をしていてはいけない。
いつなんどき診察室に新型コロナの患者がくるかもしれぬ、と考えて行動しなければならない。
市民としては、マスクやうがいは当たり前だが、マンションの入り口に消毒液を設置するなどしてウイルス侵入に備える必要があるだろう。
問題は国家の危機管理能力である。
桜問題をみれば、テキトーに知り合いを優遇し責任は役人に擦り付けるというようなやり方が明白なので、とても信頼できない。
いつも真剣に国民の安全安心のために尽くすという姿勢がなければならない。
政権を担うというのはその覚悟があるとうことである。
いつも選挙ばかりに目が行っているような政治家は辞めてほしいものである。




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2020.1.23 バルコニー便り 雨に打たれる太陽光パネル

2020-01-23 14:36:20 | 日記
連日、雨である。
雪にならないところは暖冬だからだろう。
雨ばかりなので、太陽光パネルの力を発揮することができずに残念である。
携帯の充電などはパネルを設置してから、すべて蓄電池からなのでとても助かっていたのだが、雨ばかりだと電気が足りなくなってピンチなのである。
陽はまた昇るとはいえ、曇りや雨では電気はできない。
冬の乾燥した太陽が待ち遠しいのである。

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