癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

佐女川神社“寒中みそぎ祭り”

2015年01月15日 | イベント鑑賞・参加

 この「寒中みそぎ祭り」は、木古内町に天保2年(1831年)から続く神事で、毎年4人の行修者と呼ばれる4人の若者が、1月13日から佐女川神社にこもり、何度も冷水をかぶって鍛錬を行い、15日に厳寒の津軽海峡の中でご神体を潔(きよ)め、1年の豊漁豊作などを祈願する伝統行事として受け継がれている。

 
 ことの始まりは、この年、神社守の夢枕に「御神体を潔めよ」とのお告げがあり、目を覚ますと寒気肌さす1月15日の早朝だった。神社守は直ちに真下を流れる佐女川(さめがわ)の氷を打ち砕き、身を切るような冷水で自身を清め御神体を抱いて海岸に臨むと、河口に大鮫が波に打たれ、その背中の上に美しい白衣をまとった女性の姿が見えた。
 「あぁ、聖なる神の使者」と信じ、御神体を幾度となく沐浴し、ふと見ると女性の姿は見えず、大鮫は川の上流へ上がり小さな沼に消されたという。その年から、豊漁豊作が続いて村は大変賑わったといわれている。 

 これまで、なぜか見に行ったことがなかったので、今日出掛けてきた。
 そばにいた役場職員の話では「役場に入って20年になるけど、こんな暖かい日は記憶にないです」というほど恵まれた天候だった。気温+4℃、水温+8℃、風はほとんどなかった。見物客も行修者も楽だったろう。


10:30に佐女川神社の本殿から出てきた白装束に身を固めた4人の行修者。
3人は23歳のこれまでの経験者だが、今年初の一人は16歳の高校生。


神社を出発した行列は、会場となるみそぎ浜までの2kmほどの道をゆっくり進む
こちらも歩いて、みそぎの会場へ移動


みそぎ浜では、子どもたちのみそぎ太鼓が盛り上げていた


11:20、大漁旗をなびかせた漁船の海上パレードが始まる


浜辺で大人のみそぎ太鼓が始まると行列の到着が近い


11:45、4人の行修者がそれぞれ御神体を携えて浜の鳥居を潜って登場


浜辺に整列


まずは、ゆっくり泳ぎ出す。泳いで行ったり来たりを2~3度繰り返す。


御神体を水に浮かべ、神体を清める「海水沐浴」・・・みそぎのクライマックス


最後に手を合わせて終了


特設ステージの上での水垢離ですべてが終了
最後は、別当役の行修者が、大役を果たし終えた晴れやかな表情で、見物者に向けての水まき。
「水ごりの水1滴、わら1本が幸せをもたらす」とのこと。遠くにいた自分のコートにも水がかかった。


多くの見物客でにぎわっていた。自分は、浜辺へ降りて見物。


みそぎ公園に造られた北海道新幹線の雪像


みそぎ公園のようす。まだ早い時刻だったので空いていた。

ライフスポーツ第1回講習会

2015年01月14日 | スキー・クロカン

 スキーを中心としたシニアスポーツラブ「函館ライフスポーツ」の今シーズン最初のスキー講習会だった。12名コーチ陣を含めて72名もの参加で、大盛況だった。開会式の後、駒ヶ岳をバックに記念写真撮影。
ちなみに、今年の会員数は、コーチ陣も含めて101名で、平均年齢は69.5歳。最高齢83歳。

 春の陽気を思わせる天候の下、気持ちのよい講習会ができた。ただ、ここ1週間雪降雪がなく、午後からバーンが少し堅くなったのが残念。


 自分の担当は、男性の上級班だった。みなさん、とても上手になっていて、特に教えることもない状態である。シーズン初めということもあり、基本的なことの確認をして、あとは、ひと滑りごとに課題を与えて、どんどん滑りこむことに主眼を置いた。


 最後の1本の高速リフト山頂駅で、駒ヶ岳をバックにしたわが班の5名。一人を除いて、自分も含めて全員70代だった。

XCスキーin滝野

2015年01月13日 | スキー・クロカン

 恵庭道の駅で朝を迎える。今日は札幌の滝野丘陵すずらん公園でクロカンスキーの練習の予定だった。道の駅を出発する準備をしていたら、いつも写真の借用などで、お世話になっている「北海道あれこれ さっぽろ発」のHaさんの奥さんに窓をノックされてビックリ。2人で鵡川まで行く予定だが、昨夜のこのブログを読んだので、まだ恵庭の道の駅にいるかもしれないと寄ったらしい。久しぶりの再会だった。


 9時のオープンに間に合うに、滝野丘陵すずらん公園に到着。天気も良く、スキーも良く滑ったが、昨日までの疲れが残っている。アップもしないでいきなり16kmコースへ入ったこともあり、スタート後しばらくは、途中から10kmコースへ逃げようと思った。しかし、汗を掻いてきたら、少し調子が出てきた。なんとかのんびり16kmを走ったが、2周はする気にはなれずに切り上げて帰路に就いた。

 


タケノコ山

2015年01月12日 | 登山・旅行
今日は、三段山グループ、前十勝グループ、自分が参加した南富良野のタケノコ山グループ(7名)に分かれて行動。

車で1時間30分移動して、南富良野市街地の奥にあるタケノコ山へ。下から見えるオープン斜面が山スキーに最適の人気の山である。(画像)

我々以外にも10数人が入っていた。下から見ても雪が少なく、心配しながら登る。あちこちに笹が出ていたが、滑りには支障がなさそうだ。


頂上近くなると、霧氷がきれいだった。


2時間35分で、2度目の頂上に到着。3年前には単独で、この奥の社満射岳へまで行っている。


笹がまだ出ている斜面を滑り下りた。雪がやや重かったが、距離の長いオープン斜面を楽しんだ。

40分で滑り下り、レストランで昼食を食べて解散。

途中で長沼温泉に入り、恵庭の道の駅まで走った。

詳しい山行記録と滑りの写真は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

富良野岳ジャイアント尾根

2015年01月11日 | 登山・旅行
HYML仲間は、三段山と富良野岳ジャイアント尾根に分かれて行動。自分は、HYML仲間と北見山岳会メンバー約20名ほどで、富良野岳ジャイアント尾根へ。

最初は1400m付近から22林班沢への西斜面を1150m付近までの深雪滑降を楽しんだ。オープン斜面も多く、みんなで賑やかに膝上ほどの気持ちの良い深雪ターンを楽しむことができた。


シールを貼り直して尾根まで登り返す。さらに、尾根を1470mまで登り、ベベルイ沢へ下った。


登っている間、一時的にガスが晴れて、眼下の展望が広がった。

ベベルイ沢への斜面は、例年に比べて積雪が少なく、灌木が煩かった。しかも、重い新雪が腿まであり、滑りを楽しむことはできなかった。下の方は、ただ木の間を横滑りとプルークで下りて来ただけだった。

賑やかな滑りの写真は、カメラでは撮ることはできるが、細かな操作が手袋をはめたまま携帯で撮ることは難しいので、携帯からのブログアップができない。帰宅後、ホームページに数枚アップできそう。

今日の宿泊は、昨夜より10名少なく19名。食事は自炊で、食坦が献立を決めて、食材を準備して来て、みんなで協力しで作る。自分はただ食べるだけ。

昨夜は、手巻き寿司、鶏肉の照り焼き、煮物ほか、持ち寄り料理。


今夜は、炊き込みご飯と水餃子と漬けサラダほか。


飲み物は、各自持ち寄り。日本酒が5本並んだ。このほかワインや焼酎も、ビールもたくさん。


詳しい山行記録と滑りの写真は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

音江山、そして、白銀荘へ

2015年01月10日 | 登山・旅行
南幌町の送別会場に泊まったメンバーと一緒に深川の山スキーの人気の音江山へ。


頂上はガスで展望なし。


標高差170m程の北斜面を登り返して、2本膝上程の深雪を楽しむ。


下山後2泊3日のHYMLオフミの会場の上富良野町吹上温泉の白銀荘へ。30人の大懇親会で、大いに盛り上がって、楽しい夜を過ごす。

詳しい山行記録と滑りの写真は、帰宅後、ホームページの方へ。
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

南幌町で函館へ転居する方の送別会に合流

2015年01月09日 | 登山・旅行

函館を16時に出て、昭和タウンの某GSで128円のガソリンを入れて、明日からのHYML三段山オフミに参加するために走っていたら、電話が入る。

標件の送別会をしているので、「来れたら来て!」とのこと。

結局、函館へ来る方を迎えに来た感じで合流。

何度も同行したことのあるよもぎさんが、息子さんの函館のスープカリー店を手伝うために、半年ほど転居するとのこと。

ほぼ全員がそのまま泊まった。

ラッピーのカレー

2015年01月08日 | 食べ物

 昨日の朝はカーテンを開けたら、猛吹雪で、何も見えなかった。しかし、今朝は、カーテンを開けたら、朝日でベランダのガラスが赤く染まっていた。

 午前中は、なんやかんやとPCで作業をしたりして過ごした。午後から、昨日がオープンのネイパル森の歩くスキーコースが、スケーティング走法で滑れるという情報を得たので、出掛けてみた。ところが、雪が少なくて、整備がされていなかった。


 夕食は、妻の病院が遅くなったこともあり、くいしんぼ夫婦の意見が一致し、ラッキーピエロへ。しかも、体を動かし損なったにも関わらず、ボリュームたっぷりのチャイニーズチキンカレーとカツカレー。

 妻は帰宅後走りに行ったが、自分はビールを飲んでテレビを観た。正月太りが解消したばかりなのに、これではまた戻ってしまいそう。明日から、また粗食に徹して、体を動かさなければ・・・また、飲んで食べるために・・・!?

 この地元企業ラッキーピエロの「体にこころに地域にそして環境にやさしく」のテーマのもと、おいしさと安心の食材と地産地食にこだわる姿勢が好きで、食べに行くことが多い。年甲斐もなく、ここのチャイニーズチキンが好きで、チャイニーズチキンピザもよく食べる。

 


ライフスポーツのコーチ研

2015年01月07日 | スキー・クロカン

 朝起きたら、珍しく横殴りの猛吹雪。今日は、「函館ライフスポーツ」のコーチ研修会だった。中止の連絡が入らないので、吹雪の中、会場の七飯スノーパークへ向かった。

 大沼トンネルを抜けたら風は弱まっていて、ゴンドラもリフトも運行していた。しかし、スキー場の上の方は、ホワイトアウト状態で、ゴンドラ山頂駅の気温は-17℃と極寒だった。結局、雪上研修会はゴンドラ2本乗っただけで、午前中で終了。

 そんな中でも、「充電式ほっかほっかインナー手袋」効果はバッチリ!良い買い物をしたと自己満足。コーチ仲間にも薦めておいた。早速注文するという人もいた。

 昨日のこのブログの記事を見た3名の方からも、「早速注文しました」とのメールが届いている。結構同じ悩みを抱いていた方が多いようだ。
 

 午後からは、レストランのコーナーを借りて、レクチャーを1時間ほど。

 帰りも大沼トンネルを抜けて、平野部に入ったら、猛吹雪で、函館新道も通行止めとなっていた。そして、朝に引き続いて2回目の雪かき。明日の朝までには、かなり積もりそうな気配だ。

悩み解消!「充電式ほっかほっかインナー手袋」

2015年01月06日 | 日常生活・つぶやき

 スキーや冬山登山やウォーキングやジョギングなど、冬期間のアウトドアも大好き人間だが、大きな悩みがあった。それは50代半ば過ぎからの手や指の冷えである。

 部屋の中でも常に手だけ冷たいし、屋外では、体が汗ばんでも指だけ冷たい、かじかんで指先を使う細かな作業ができない、感覚がなくなったり、痛くなったり、ひどいときは指だけが白蝋のような状態になる・・・。いくら高いスキー手袋を買ってもダメで、インナー手袋と重ねたりして我慢してきた。クロカンスキー大会のときも、不格好だが厚手のクロカン用手袋に山用のオーバーミトンを重ねても、暖かくなることはない。ひどい時には貼るカイロまで使う有り様だった。ジョギングやウォーキングのときもオーバーミトンの手袋にカイロを貼らなければとても我慢ができなかった。 

 これまでに、手首に巻くと手や指が暖かくなるというベルトをネットで購入しみたが、送料込みで4,000円もしたのに、全く効果がなかった。

 何かもっといいものがないかといろいろ調べているうちに、「充電式ほっかほっかインナー手袋」なるものがみつかった。昨年から販売されているらしい。
 楽天でも、amazonでも、税込9,800円で扱っていて、購入した人のレビューも非常に多く、評価が極めて高い。
 「2.5時間の充電で、6時間持続」が謳い文句である。インナー手袋なので、もちろんオーバー手袋(スキー手袋やオーバーミトン)は必要である。

 ダメもとで購入し、1/3~1/5までの3日間のスキーや山スキー登山で使用してみた。
 3段階の温度調節ボタンがあるので、手が冷たくなったらスイッチを入れて、暖かくなったら低温に設定したり、切ったりといった使い方をした。

 その結果、今まで我慢した冷たさを全く感じることなく3日間を快適に過ごすことができた。とくに、1/4と1/5の合計10時間の山行では、暖かくなったらスイッチを切るなどしたので、充電なしで2日間電池が持った。温度調節次第では、日帰りの山行やスキーマラソン大会、1日4時間が基本のスキー講習会でも十分使えることが分かった。長い間の悩みがこれでひとつ解消した感じだった。 


 充電器と電池ポケットが付いている手袋本体と電池。一度に2個充電できる。洗濯も可能。


 手にはめてみるとこんな感じ。電池だけ手に持った時には重いと感じたが、実際手にはめてみると、手首の上の腕の部分に固定されるので、まったく気にならなかったし、違和感もなかった。ストックワークにも全く支障がなかった。

 唯一の難点は、時計が手首に巻けないことだった。手首の関節部分に巻けないことはないが、手首の稼働範囲が制限されるし、ストックのベルトに邪魔になる。3日間は時計は持たず、携帯電話やカメラの時計機能で間に合わせた。
 ただ、スキーマラソンのラップを取るときの時計の位置が課題だ。しかし、ウォーキングやジョギングや雪かきなどのときは支障がない。

 温度調節は、赤(高温)、白(中温)、青(低温)の3段階で、スイッチを切ると色が消える。指やストックの頭部分でボタンを押したが、位置的にも非常に扱い易かった。

 あとは、かなり酷使することになるので、耐用が問題だ。保証期間6ヶ月とのことだが、今のところ、もう1セット購入しておいても惜しいとは思わないほどの優れものだ。

蓬莱山~幌滝山~東中山

2015年01月05日 | 登山・旅行

東中山への最後の登り

 久しぶりの好天予報に、かねてから計画していた中山峠からの蓬莱山(980.3m)~幌滝山(996.7m)~東中山(1037.4m)の縦走往復へ単独でトライ。

 当初は、厳冬期間は休業中の中山峠スキー場の深雪のゲレンデ斜面を滑り降りたくて、スキー場の下から登ろうと考えた。ところが昨日の白井岳と同じく、膝上以上のラッセルだった。諦めて、ノーマルルートのスタート地点である中山峠駐車場上の美術館のさらに上の除雪終点へ向かう。

 昨日のものと思われるスノーモービルのトレースが、ずっと続いていた。普段は目障りなトレースだが、今日の膝上から腿ほどのラッセルにはスノーモービル様々だった。結局、予定ルートすべてがスノーモービルのトレースを辿る歩きだった。このトレースがなければ、体力的にも時間的にも幌滝山までが限界だったと思う。蓬莱山から先はアップダウンが続くので、シールを付けたままの往復で、剥がしたのは、蓬莱山からの下山時だけだった。

 登りの蓬莱山の下で、朝早いのに、下山してくるスノーシューの夫婦連れに出会う。昨夜蓬莱山山頂にテントを張って過ごしたという。素敵な山の楽しみ方をしていると感心した。下山時には、蓬莱山まで往復したと思われる多くのスノーシューのトレースが残っていた。

 8:15スタート、登り2時間45分、下り2時間、13:10ゴール


スタート地点から中山峠スキー場の上の電波塔が建つ蓬莱山を望む


反射板のある幌滝山(札幌市と旧大滝村の境界が由来)


幌滝山から東中山を眺める。ずいぶん遠くに見えたけど1時間10分ほどで着いた。復路はわずか45分だった。(帰りに撮影)


スノーモービルのゲレンデと化し、ズダズダに荒らされて興醒めした東中山の斜面と奥の頂上


かろうじてモービルに荒らされず、きれいなままで迎えてくれた東中山頂上部分


明日は、札幌の滝野すずらん公園のクロカンコースで練習でもと思っていたが、明日は札幌も雨予報なので、そのまま留寿都温泉に入って、帰ってきた。

詳しい山行記録は、下記にてどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

天候に恵まれなかった「白井岳(1301m)」

2015年01月04日 | 登山・旅行
〈まだ雪が少なく標識が姿を現していた頂上のヤマちゃんとタッチさん〉

今日の予報は、昼頃には雪雲がなくなり、天候が回復しそうな内容だった。そこで、札幌のHYML仲間のヤマちゃんとタッチさんの3人で、今年の登り初めとして、札幌国際スキー場の下から直接白井岳へ登った。

登り始めは青空が覗いて、期待をもたせた。しかし、結局は、ずっと外れっばなしだった。

この山は、亡妻の癌発見から逝去後49日忌明けまで7ヶ月以上中止していた山を再開した2002年1月下旬、その皮切りとなった思い出深い山である。やはり札幌のHYML仲間5名が駆け付けてくれた。

そのときは、スキー場のゴンドラに乗り、朝里岳経由で登り、スキー場の駐車場へ滑り下りている。

今日は何度も登っているヤマちゃんが今年末3版目の改訂版となる『北海道雪山ガイド』に新しく追加するお薦めの最短距離のコースとのこと。複雑な地形の斜面を、帰りに登り返さないように、トラバース気味に登る難しいコースだった。

登り初めからラッセルが膝丈ほどのきつい積雪状態だった。それが、北尾根に取り付いた1050m付近の一番急な登りでは、腰まで深さになった。そんな状況にもかかわらず、元気なタッチさんがほとんど一人でラッセルしてくれた。


尾根に登り切ると、ダケカンバ帯となる。


1230mポコから頂上斜面を見上げる。

下りは、深い雪に手こずったが、唯一の急斜面で気持ち良い深雪ターンを楽しんだ。しかし、止まった途端に転倒。起き上がるのにもたもたしていて二人の滑りを撮ることができなかった。

8:00スタート、所要時間は、ラッセルがきつく、登りは、予定を1時間ほど上回る3時間55分、下り、1時間。13:00ゴール。

最後まで雪は止むこともなく、山も見えなかった。定山渓温泉に入って解散。

明日は、天気が良ければ、中山峠から単独で、蓬莱山~幌滝山~東中山の予定。天気がダメだったら、滝野すずらん公園でクロカンスキーの予定。どちらにしても、明日の内に帰るつもり。

詳しい山行記録は、下記にてどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

HYMLスキー基礎トレーニングキャンプ

2015年01月03日 | スキー・クロカン
〈今日の参加者約30名の集合写真・中央手前の上から下まで赤づくめが私〉

自分が発足に関わって15年になるHYML(北海道の山メーリングリスト)のスキー基礎トレーニングキャンプが、小樽の朝里川温泉スキーを会場に開催された。その講師を依頼されて参加。

普段山スキーがメインのメンバーがほとんどなので、スキーの基礎練習をする機会がなかなかない。そこでスキー指導員の資格を持つ3名とテレマークの名手1名が講師となり、初級班・中級班・上級班・テレマーク班の4班編成で、山スキーに活用できる基礎技術のトレーニングをしたいということが趣旨だった。


自分は敬老精神の心遣いから一番手の掛からない上級班の担当だった


みなさん悪条件の深雪やモナカ雪やザラメ雪を滑り込んでいる方ばかりなので、整地されたゲレンデでは、ちょっと基礎的なコツを教えると、直ぐにマスターし、どんどん素晴らしい滑りに変わっていく。教える側も楽しい講習会だった。


〈一番上のリフト降り場から小樽の街並や日本海を見下ろす〉

このスキー場は、33年前の技術員研修会以来だが、そのときは吹雪模様だったので、あまり記憶がないが、なかなか良いスキー場だった。

ちなみに、このスキー場は、ここ数年全国で5会場しかない全日本スキー連盟公認スキー指導員検定会場である。それだけにいろいろなバーンがあり、講習には良いスキー場だった。自分の時(昭和49年)は、同じ小樽の天狗山スキーだった。

〈追加情報〉
小樽近郊には、冬に車中泊できるところがない。昨夜は札樽道の金山PAに泊まった。トイレの中も便座も暖かく、水道がお湯が出て最高だった。

箱根駅伝

2015年01月02日 | 日常生活・つぶやき

第91回箱根駅伝のスタート場面

 今日は、いつもドラマが展開する箱根駅伝。ここ9年間は、最後の5区の山登りでトップが入れ替わり、5区で区間賞を獲ったチームが往路優勝をしている。今年もやはり青山学院大学の神野選手が、区間賞を獲って逆転し、初の往路優勝を飾った。


往路優勝の瞬間の青山学院大学・3代目山の神となった神野選手

 この神野選手は、コースは少し変わっているが、5区で4年連続区間賞を獲ったあの山の神・柏原選手の参考記録を超えるタイムで、3代目“山の神”の襲名となった。

 7年ぶりの総合優勝を狙う駒澤大学は5区ではトップでたすきを受けたが、10キロ過ぎで青山学院大に抜かれ、その後も失速。ゴール前ではフラフラになって足が止まるアクシデントもあり、4位でゴール。

 残念ながら明日の復路は見ることができない・・・というのも、明日、朝里川温泉スキー場でHYML(北海道の山メーリングリスト)の「スキー基礎トレーニングキャンプ」の講師を依頼されているからだ。指導員の資格を持つ3名の会員とテレマークの名手1名が講師になり、山スキーの基礎練習の講習会をすることになっている。参加者は講師陣も含めて30名ほどとのこと。

 これから小樽まで走って、どこかで車中泊の予定。

 

のんびり元日

2015年01月01日 | 日常生活・つぶやき

昨年8月27日の「羊」蹄山で迎えたご来光

 昨夜は、疲れと酔いで、21時には眠ってしまい、「紅白歌合戦」も「ゆく年くる年」も見ることなく朝まで寝てしまった。
 朝食はバイキングだったが、雑煮やお節料理もあった。
 9時過ぎに帰宅し、まずは、年賀状をチェック。


 その後は、例年の元日には必ず見ている「ニューイヤー駅伝」を観た。明日と明後日に行われる「箱根駅伝」で活躍した選手がそれぞれの実業団チームに入って成長・活躍する姿を見るのが楽しい。


 そして、12/30に録画しておいた「日本百名山一筆書き」(グレートトラバース)を成し遂げたアドベンチャーレーサー田中陽希さんが出場した、2013年12月に開催された「アドベンチャーレース世界選手権コスタリカ大会」の再放送「BS1スペシャル 死闘!コスタリカ横断850キロ」を観た。

 この再放送は、拙サイトの愛読者の方から教えていただいたものだった。


<このMTBの先頭が田中陽希さん>

 日本代表の「チームイーストウインド」のメンバーは、田中正人、田中陽希、山北道智、中村雅美の4名。このチームチーダーの田中正人さんは、「日本百名山一筆書き」の撮影スタッフの一人になっている。

 このレースは、ジャングルや4000m近い山を舞台とした850kmのコースを4人(女性が一人)ひと組で、マウンテンバイク、トレイルラン、カヌー、ラフティングを使って不眠不休で走破する過酷なレースである。日本チームは、8日目のゴール手前のわずか7km地点で、中村選手がMTBで転倒して頭を打ち、病院へ担ぎ込まれた。一人でも欠けるとその時点で失格となる。しかし、順位は付かないが3人でゴールするというドラマチックな結末だった。