癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

悩み解消!「充電式ほっかほっかインナー手袋」

2015年01月06日 | 日常生活・つぶやき

 スキーや冬山登山やウォーキングやジョギングなど、冬期間のアウトドアも大好き人間だが、大きな悩みがあった。それは50代半ば過ぎからの手や指の冷えである。

 部屋の中でも常に手だけ冷たいし、屋外では、体が汗ばんでも指だけ冷たい、かじかんで指先を使う細かな作業ができない、感覚がなくなったり、痛くなったり、ひどいときは指だけが白蝋のような状態になる・・・。いくら高いスキー手袋を買ってもダメで、インナー手袋と重ねたりして我慢してきた。クロカンスキー大会のときも、不格好だが厚手のクロカン用手袋に山用のオーバーミトンを重ねても、暖かくなることはない。ひどい時には貼るカイロまで使う有り様だった。ジョギングやウォーキングのときもオーバーミトンの手袋にカイロを貼らなければとても我慢ができなかった。 

 これまでに、手首に巻くと手や指が暖かくなるというベルトをネットで購入しみたが、送料込みで4,000円もしたのに、全く効果がなかった。

 何かもっといいものがないかといろいろ調べているうちに、「充電式ほっかほっかインナー手袋」なるものがみつかった。昨年から販売されているらしい。
 楽天でも、amazonでも、税込9,800円で扱っていて、購入した人のレビューも非常に多く、評価が極めて高い。
 「2.5時間の充電で、6時間持続」が謳い文句である。インナー手袋なので、もちろんオーバー手袋(スキー手袋やオーバーミトン)は必要である。

 ダメもとで購入し、1/3~1/5までの3日間のスキーや山スキー登山で使用してみた。
 3段階の温度調節ボタンがあるので、手が冷たくなったらスイッチを入れて、暖かくなったら低温に設定したり、切ったりといった使い方をした。

 その結果、今まで我慢した冷たさを全く感じることなく3日間を快適に過ごすことができた。とくに、1/4と1/5の合計10時間の山行では、暖かくなったらスイッチを切るなどしたので、充電なしで2日間電池が持った。温度調節次第では、日帰りの山行やスキーマラソン大会、1日4時間が基本のスキー講習会でも十分使えることが分かった。長い間の悩みがこれでひとつ解消した感じだった。 


 充電器と電池ポケットが付いている手袋本体と電池。一度に2個充電できる。洗濯も可能。


 手にはめてみるとこんな感じ。電池だけ手に持った時には重いと感じたが、実際手にはめてみると、手首の上の腕の部分に固定されるので、まったく気にならなかったし、違和感もなかった。ストックワークにも全く支障がなかった。

 唯一の難点は、時計が手首に巻けないことだった。手首の関節部分に巻けないことはないが、手首の稼働範囲が制限されるし、ストックのベルトに邪魔になる。3日間は時計は持たず、携帯電話やカメラの時計機能で間に合わせた。
 ただ、スキーマラソンのラップを取るときの時計の位置が課題だ。しかし、ウォーキングやジョギングや雪かきなどのときは支障がない。

 温度調節は、赤(高温)、白(中温)、青(低温)の3段階で、スイッチを切ると色が消える。指やストックの頭部分でボタンを押したが、位置的にも非常に扱い易かった。

 あとは、かなり酷使することになるので、耐用が問題だ。保証期間6ヶ月とのことだが、今のところ、もう1セット購入しておいても惜しいとは思わないほどの優れものだ。