癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

根室ランチウェイ〈3日目〉17.9km

2014年09月10日 | 登山・旅行
〈摩周湖第一展望台からのどんより曇った摩周湖〉

今日は、西別岳登山口から摩周湖第一展望台までの第5ステージ11.3kmと第6ステージのJR美留和駅までの6.6kmでゴール。

第5ステージは、西別岳と摩周岳(カムイヌプリ)の登山道で、それぞれ2回ずつ登っているので、これまでにも歩いているルートである。特に西別岳から摩周湖第一展望台までは一昨年秋の好天時に歩いたばかりだ。


5:30、夜通し降り続いた雨は上がったが、視界30m程の濃霧の西別岳登山口を出発。


急登が続く「がまん坂」も濃いガスの中


この時期ならではのエゾホソバトリカブト、アキノキリンソウ、ハハコグサのまとめて撮り


何も見えない西別岳頂上。この手前のリスケ山にも寄った。


相変わらず快適な摩周湖への縦走路。矮性のダケカンバがかわいい。
コースからは外れるが、分岐から1時間以内で摩周岳を往復できるが、何も見えないので止めた。


摩周湖外輪山のコースに出て暫くしたら、ガスが取れて来て摩周湖が覗く。摩周ブルーには程遠い湖面。


第一展望台の道路を挟んだ地点から続く第6ステージの道。入口に標識がなくウロウロしていたら駐車場係員が教えてくれた。
この道は森林管理歩道で、先は林道へと続いていた。美留和小学校が以前摩周湖までの遠足に使っていた登山道だったらしい。


畑の中の道になるとゴールは近い


「摩周登山道踏切」やはり今日の道は摩周湖までの登山道だったということか?


摩周湖の伏流水。飲んだ上に3リットルの水筒にも汲んだ。


11:35、ゴールの可愛い美留和駅


駅舎の側に立つ「北根室ランチウェイのゴール」標識。
列車の時刻まで2時間以上あった。近くの店で買った缶ビールで安着祝いをし、カップラーメンを食べ、ブログを打って過ごす。

13:48の列車で標茶まで乗り、バスに乗り換えて、16:19にスタート地点の中標津バスターミナルへ戻った。

その後、温泉へ入って、バスターミナル裏の公共駐車場へ。

北根室ランチウェイ〈2日目〉25.1km

2014年09月10日 | 登山・旅行
〈日本離れしたモアン山~計根別農協の育成牧場〉

2日目は、第3ステージのレストラン牧舎から養老牛温泉までの8.5kmと第4ステージの西別岳山小屋までの16.6km。

絞りたての牛乳をご馳走になり、カップうどんと鰯の缶詰の朝食を済ませる。7:45、雨上がりのどんよりとした天候の下、雨の覚悟で出発。

今日は牧場の中の歩きは前半初めだけで、養老牛温泉からは牧草地や牧場を眺めながらの舗装車道や林道歩きが多かった。

13:00からゴールの15:00までは小雨の中の歩きだった。


大規模な牧場の中の農道を行く


牧柵を越えて牧場の中を行く


牧場や牧草地の境界は川の流れる谷地形の所が多い。その前後には熊避けの鐘が設置されているが、ここは両側にシンバルが設置されていた。


養老牛温泉までの3.5kmほどの舗装車道の横に平行した歩道が続く。自然道を歩かせたいとのこだわりを感じる。アップダウンもあり歩きづらいが、感激しながら歩道維持のためにそこを歩いた。


10:00、第3ステージのゴールの養老牛温泉に到着。
3回泊まったことのある一番大きな人気の「湯宿だいいち」は、に建て増しされて、さらに大きくなってたいた。


売店で1食分不足の食糧を仕入れようと思ったが、お土産のお菓子しかなかった。
諦めて失礼しようとしたら、ご主人が「おにぎりを握ってあげましょうか?ちょっと待って下さい」と言ってくれた。感激していると女将がコーヒーまで出してくれて、待っている間話し相手になってくれた。さすが人気の宿だ。

作りたての温かいおかずまで添えられたおにぎりに、大福餅とお茶まで付けてくれて500円だった。大感激で丁重にお礼を述べて失礼した。泊まり客は女性従業員の見送りなのに、こちらはご主人と女将の見送りだった。

昼飯にはもったいないので夕食にした。


3年前に2度入ったことのある有名な人気の露天風呂「からまつの湯」。今日は写真を撮っただけ。


モアン山の南斜面に「牛」の字の刈り込み。さすが大規模酪農地帯、地元の人は牛山と呼んでるとか…。


ケネカ湿原の中を通過。この辺りから小雨の中の歩きになった。


1時間ほども左手に牧草地を見ながらの変化のない林道歩きが続く


牧草地や牧場と別れて、本日のラストウォークの山小屋までの西別林道へ


道内で最も豪華で快適な山小屋と評判の高い西別岳山小屋へ到着。ようやく念願が叶った。


貸し切りだが、よその豪華なログハウスの宅にお邪魔した感じ