癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

新宮市・熊野市・十津川村観光ドライブ

2012年06月01日 | 登山・旅行
早朝のうちに昨日歩き損った熊野古道が一番美しい状態で残っていると言われる中辺路の「大門坂」を那智大社の下まで1時間ほど掛けて往復した。苔むした石畳の階段と両側の杉の巨木がみごと(画像)。

その後、新宮市の「徐福公園」、熊野市の「花ノ窟神社」と「獅子岩」へ。さらに、十津川村へ。十津川村では、まず「丸山千枚田」を見る。

そして、本来であれば昨日歩いて通過するはずだった大峯奥駈上の標高1000mに建つ「玉置神社」へ。まずは歩くはずだった奥駈道を確認。この神社は熊野三山の奥の宮で歴史が非常に古いらしい。周りには大杉や神代杉など国内一二を争う太さの巨木群に圧倒された。それだけに歴史をかんじる。

さらに北上し、「十津川歴史風俗館」に寄り、日本一の「谷瀬の吊り橋」でUターン。

連泊予定の那智の道の駅へ戻る途中、安い雲取温泉でひと休み。

〈追加画像〉
1、秦の始皇帝時代に日本にやって来てこの地に住み着いていろいろな文化を広めたという徐福の墓がある。
2、国内最古の神社と言われている。この岩自体が御神体で社を持たない珍しい神社で世界遺産にも登録されている。
3、見てそのものずばりの獅子岩。そばを熊野古道・浜街道が通っている。
4、丸山千枚田。これを維持するために全国から会員を募って田植えなどの作業をして貰っているらしい。
5、玉置神社から続く奥駈道。





6、熊野三山の奥の院玉置神社。車でも大変だった標高1000mまで昔の人は歩いて参詣したのが凄い。
7、樹齢3000年の御神木「神代杉」
8、国内随一の根元周り19.5mの「大杉」
9、北海道の新十津川村の母村であることも展示されている「十津川村歴史風俗館」
10、生活道路の吊り橋としては日本一の長さ。当時の住民がお金を出し合って架けたとのこと





〈追記〉
考えてみたら、新宮市は和歌山県、熊野市は三重県、十津川村は奈良県・・・3県に跨がって走ったことになる。

なお、落としたゴアのカッパだが、拾い主に連絡がついた。着払いで送ってくれるそうだ。良い人に拾われたものだ。佐賀県経由で帰ってくるなんて、因果な野郎だぜ・・・まだ3回ほどしか着ていないので非常に助かる。上だけでも 18.000円はするはず?