ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




一九堂印刷所。中央区築地1-9。1987(昭和62)年12月27日

平成通りの築地二丁目交差点角の宮川鶏肉店は銅板貼りの看板建築として有名だが、その店からすぐ南に一九堂のビルがある。写真のビルは建て替えになる前の旧ビル。 「株式会社一九堂印刷所」のHPによると、1910(明治43)年創業して、すでに創業100周年を過ぎた会社だ。沿革にある、1936(昭和11)年に新築したのが写真のビル。外見は割と地味なビルだが印刷所にしてはけっこう贅沢に造っているという感じもする。現在のビルは1989(平成1)年の完成。
下の写真では一九堂の左に料亭の米田中が写っている。現在は「アロア築地ビル」(2002年11月築)に替わり、その1階は「築地寿し鮮総本店」。米田中という料亭がどういうものだったのかは、ネットからではなにも判らなかった。



1985(昭和60)年6月2日

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