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ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




日本生命二号館。大阪市中央区今橋3-3。1992(平成4)年8月4日

写真の建物は、現在「ニッセイ淀屋橋イースト」(2009年1月築、17階地下1階建)が建つところにあったもの。写真は今橋通から東を見ている。この建物については大坂の古建築>船場-近代建築が取り上げている。そのサイトでは「千代田銀行大阪支店新館 (日生二号館=取り壊し)」。千代田銀行とは、三菱銀行が戦後の財閥解体に伴って、1948年から1953年の間称していた社名。その三菱銀行が1952(昭和27)年に大阪支店の増築部分として建てたビルだという。建ったときの状況を重視して「千代田銀行大阪支店新館」としたものだ。その後、日本生命が取得して、当ブログの写真の撮影時には「日生二号館」となっていたと想像して、当ブログでは「日本生命二号館」のタイトルにした。
『大坂の古建築』では、「戦後の混乱期に建造された新古典主義様式の作品」として、ナチスの新古典主義を思わせるとも述べている。とすると建築史的にも重要な物件だったのかもしれない。ぼくは「第一生命保険相互館」(千代田区有楽町、設計=渡辺仁、松本与作、1939(昭和13)年)が思い浮かんだ。

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