小山浅間橋。千葉県松戸市小山。2007(平成19)年9月9日
小山浅間橋(こやませんげんばし)は流山街道(県道5号線)が常磐線を越えるための跨線橋。写真右方向が市川方面で、100mもいかないうちに国道6号(水戸街道)と立体交差する松戸二中(松戸市立第二中学校)前交差点に出る。流山街道はそこが起点である。その先は県道1号線(松戸街道、市川松戸線)になる。写真左方向は葛飾橋の方向で、橋の向こうから県道54号線(松戸草加線)が始まるのだと思う。松戸市街は橋を渡ってから右へ、常磐線に沿って下っていく道だ。
写真の橋は今の橋(平成23年3月竣工)に架け替えられる前の橋である。架け替えのため、写真左枠外に仮橋が出来ていて、古い橋はすでに交通止め。この橋の竣工年は写真奥の親柱に銘板がはまっていてその写真も撮ったのだが、遠くに小さく写っていただけでよく読み取れない。無理やり「昭和三十一年二月竣工」と読んで話を進める。
1961(昭和36)年に松戸バイパスが完成している。新葛飾橋の完成は遅れて1964(昭和39)年で、松戸バイパスは葛飾橋から松戸二中前交差点で現在の国道6号につながったのだろう。小山浅間橋が昭和31年に架けられたのなら、葛飾橋―小山浅間橋の間の現県道54号もそのときに開通していたのかもしれない。
流山街道が小山浅間橋で常磐線を越えるようになる前は、少し松戸駅側にあった踏切を渡った。今の道路が跨線橋に出るために坂を上るが、その坂の下である。
小山浅間橋。2007(平成19)年9月9日
写真奥に立体交差している国道6号線、その下が松戸二中前交差点。正面奥の大きなアパートは国鉄の寮だった建物。今はマンション(リビオ松戸ヒルズフィールド、11階建て、151戸、2014年2月築)に建て替わっている。
小山橋。松戸市小山
2003(平成15)年12月2日
県道54号線は葛飾橋と小山浅間橋の間で坂川を渡る。そこに架けられた橋。写真の橋は今は架け替えられている。この橋の上流にも小山橋という橋がある。
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