ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




ヒツジヤ手芸店。墨田区東向島2-23。1989(平成1)年6月25日

水戸街道の東向島三丁目交差点のすぐ南。写真左から、ナシモト洋服店、岩井タイル工業所、ヒツジヤ(ボタンと洋裁付属)、トノムラ釣具店。木造の商店は戦前の建物と言っていいのかもしれないが、前面の造作は戦後のものらしい。現在では岩井工業とヒツジヤがなくなって、その後方に大きなマンションが建った。ナシモトは作業服の専門店として同じ建物で商売が続いている。



向島魚大。2013(平成25)年3月17日

東向島三丁目交差点の角に魚大、その右にナシモト、後方は「コスモ向島ロイヤルフォルム」(2001年11月築、13階建85戸)。魚大の建物は一見戦後の建築のようにも思えるが、昭和22年の航空写真には同じような建物が写っている。 「向島魚大」では、創業して70年だというから、そのときに建てたのかもしれない。
写真左奥は曳舟たから通りで、この交差点が起点だ。その反対側に伸びるのが地蔵坂通りで、あまり賑わっているようには見えないが、商店街には違いない。その通りが墨堤通りに出る手前に「地蔵坂魚大」という魚屋がある。向島魚大とはなにか関係があるのだろうか?

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