上砂理佳のうぐいす日記

銀座中央ギャラリー「10×10版画展」は無事終了。お越しいただいた皆様、ありがとうございました★

激急ぎ!の手術後★

2024-04-06 | うぐいすよもやま日記



病棟から見える桜の木。
遊歩道と線路沿いと。一週間前と様変わり。

月曜の朝に「今日手術します!」と言われました。
「え?週半ばじゃないんですか」「夜7時に空きが出来そうなんです」。
ということでバタバタとシャワーを浴び、各種検査。「術前個室」に移される。こちらは畑や山が見えエキスポシティの大観覧車も。
素敵なお部屋でポカポカ陽射し…でも死刑執行を待つ人みたい。
夜までゆっくり~と思いきやまた急に「5時半になりました!」「4時半開始です!」とどんどん繰り上がっていく。
はー。人生初の手術室、手術台。膝下ストッキングみたいなのを履かされ、手術着、ガウン着て。

深呼吸を三回して眠ったはいいけれど、激痛で目覚めました。
身動き出来ないー。切ったところは激痛だけどまだ痛み止めがあるから。ところが同じ姿勢で寝てたから腰が痛すぎて体勢を変えたい。でも訴える声が出ない!置かれたナースコールもどこにあるのかさっぱりわからず。
翌朝まで痛さで眠れず、でも朝にはもう起き上がって自力歩行のリハビリ。
もはやトイレに行くのが仕事です。尿を軽量し記録するんだけど、寝るのも起き上がるのもひと苦労。「どのような動きをすれば痛さがマシか」をあれこれ試しているうちにまたお引っ越し。

術後2日目までは「拷問か」レベルの痛さでした!
3日目にしてやっと鼻の管も外れ(胃腸内のガスと液体を外に出すらしい)、喉の苦痛から解放。もう拘束されているものは点滴だけに。
4日目の昨日は術後初のシャワー。自分で出来ましたが体力消耗。でもさっぱり。先生から「明日からお粥出しましょう」と。ついに来たわー。
「お茶と点滴だけで生き延びる」日々から遂に「食事」へ。
人間てね。食事しないとやる事ないから暇ですね(笑)。
なるべく遠回りしてトイレに行く=エコノミー症候群予防のウォーキングが仕事です。確かに、じっと寝てるとかえって身体おかしくなっちゃう。

3日目からはスマホさわる元気が出てきて、ひたすらYouTubeで80年代の洋楽や、さださんやユーミンの曲を聞いたり。
ところが、懐かしの名曲に感激して泣いたりしたら、腹筋の傷口にひびき激痛が走るので、「うっかり感激しないように」と、自分に言い聞かせるのでした。
そう、お腹を切っているのです。もうふさがってるけど痛さはしばらく続きます。
「人は感激して泣くと腹筋使うんだねー」って。新発見★
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