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サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ガンバ大阪と鹿島の違い

2017-03-16 08:06:18 | 日記
ガンバ大阪はAACL第3節をホームで負けてホーム2連敗である。先週末から鹿島とガンバの試合をみたが、総合力も違うし、チームとしての完成度もかなり違うことに気づいた。

まずガンバの攻撃陣は相手のマークをはがせない。ドリブルで突破できる選手もほとんどいないし、ワンツーパスも不正確。前に出すパスでもパスコースを消されたら後方にもどすだけ。相手が強くなればなるほど攻撃ができなくなる。そのうち失点して負けてしまう。

鹿島の場合はスーパーなタレントがいるとは思えないが、どの選手もそこそこである。たとえば右サイドハーフの遠藤はミドルシュートも多いし、突破力もある。代表にはもどれそうもないが、金崎もまあまあである。鹿島の攻撃の特徴はどの選手も相手の選手をぎりぎりまで引き付けて、自分の体を反転させて抜いていいくプレーが多い。

いつもうまくいくとは限らないが、ひとりで相手のマークをはがせるわけで効率的である。鹿島の選手に多いマークのはがし方である。失敗するとピンチになってしまうが、ガンバのようにバックパスを繰り返すよりはいい。

ACLは夕べは浦和は中国のクラブに負けたが、鹿島と浦和は1次リーグ突破は問題ないだろう。川崎Fは3試合で勝ち点3のみだが、混戦になっているので今後のがんばり次第か。ガンバの敗退は間違いない。

サウジ国王の来日

2017-03-14 09:59:54 | 日記
サウジ国王の来日に関連して石油王と結婚して玉の輿に乗りたいといったくだらない記事がネットに出ていた。そこでサウジがいかに女性にとって住みにくい国なのかを考察した。

筆者の知人にエジプトからの移民がおり、その人は昔エジプト空軍のヘリパイロットをしていたことがあり、サウジにも駐屯していたことがあった。彼はイスラム教徒だが、奥さんはキリスト教徒(たぶんコプト教徒)で、夫婦で宗教が異なるのはエジプトではよくあるそうで、彼のイスラム教徒としての自覚はフィフテイ・フィフテイだそうでさほど敬虔なイスラム教徒ではない。

同じイスラム教徒でも国によりかなり違うそうで、エジプトは寛容、UAE、カタールなどはエジプトほどではないがさほど厳しくない。これに対してサウジは極端に厳格なイスラム国家で女性蔑視というか女性を社会から隔離する。

たとえば外食するとすれば、未婚の女性は必ず家族同伴。夫婦ももちろん夫婦同伴。同伴の場合でも女性が入れるレストラン限定。女性だけで普通のレストランには入れない。とにかく女性は社会から隔離されている。

そして厳格な禁酒。とにかく中東の中でサウジほど外国人にとって住みにくい国はないそうだ。そのような宗教、文化の違いも知らずに、石油王と結婚して玉の輿に乗りたいなどどコメントする連中は本当のバカだ。

久保裕也のスーパーゴール

2017-03-13 16:15:48 | 日記
週末のヘント 久保裕也のスーパーゴールはすごかった。1月に移籍してからこれで5点目という活躍である。久保のスーパーゴールにケチをつける気はないが、DF4人に囲まれてその間をドリブルとフェイントで抜いたわけだが、相手の4人のDFはあまりにも間抜けだった。

久保がドリブルでPA内に侵入してから久保の前に3人が並んだ。そして後から久保の左側からたぶんSBの選手が出てきた。前にいた3人をフェイントでかわすと左側にいたSBの選手がちょっとこけて、久保が突破できるスペースを与えた。実に間抜けである。

この試合の相手がどのようなレベルのチームなのか知らないが、4人もいてドリブルで来る選手に突破されるなんて開いた口が塞がらないようなチョンボである。

スイスリーグに比べればまだベルギーのほうがレベルは高いのかもしれないが、久保はこの調子で活躍していけば今季オフにはブンデスのクラブからオファーが来るかもしれない。そうであれば久保にはやはりブンデスで勝負してほしい。ドイツ語もうまいそうだし、すぐにフィットすると思うのだが。

J1 第3節 札幌vセレッソ大阪

2017-03-11 18:58:21 | 日記
やっと清武が先発でJ1に復帰である。たぶん今年に入ってから公式戦初出場である。

結果は1-1でドローだったが、前節に浦和にボロ負けしたセレッソだが清武復帰でどの程度変わるか興味があったが、なにせ相手が今から残留が目標という札幌だからセレッソの戦力からいえば勝って当然だと思いきや、セレッソの総合力はイマイチだった。

頼みの清武は4-2-3-1の2列目の右サイド。しかし左サイドの柿谷にボールを集める傾向があり清武にボールがあまり入らない。その柿谷がいるのかどうかわからない状態だし、セレッソのSBはクロスの精度が悪い。

後半になってから山口と清武のコンビネーションでいい攻撃があった。清武はシュート3本放って、このうち1本でもゴールしていればセレッソは勝てた試合だった。しかし札幌が相手であるからもっと上位のクラブならばどうだろうか。

セレッソは守備がゆるい。原因はサイドから不容易にクロスを上げられるためだ。CBがいくらがんばってもいいクロスが入れば失点してしまう。札幌の長身FW都倉にかなりてこずり、その都倉がヘッドで1ゴール。都倉はボールを収められるし、あの長身からのヘッドは脅威である。札幌の攻撃はとにかく都倉にボールをあてるというシンプルなもの。都倉が出場できない場合はどうするのだろうか。

ゴールもアシストもなかったが、復帰初戦としては清武の動きはまずまずだった。これで16日発表の代表にも選ばれることでしょう。

香川のニューキャッスル移籍という飛ばし記事

2017-03-09 08:05:32 | 日記
ゲキサカにアメリカのスポーツサイトからの引用で「香川はプレミア復帰か」という飛ばし記事がでていた。これはそのスポーツサイトの完全な憶測でニューキャッスルの補強リストを書いただけである。裏付けも何もないまったくの憶測である。まあ憶測、希望的観測など好き勝手なことを書くのは自由だし、それが商売だろう。

しかし香川の移籍はそう簡単ではない。まずドルトムントの契約が来季の終わりまでであること。余剰人員となっている香川、シャヒンなどは今オフの放出候補だろう。香川の場合はマンUから移籍金15億円くらいで獲得したはずだから、ドルトムントは安売りはしない。もっともセレッソからの獲得にほとんど金をかけていないので、損得勘定は問題ないかもしれない。

現在の香川に10億円以上の移籍金を払うクラブがあるとは思えない。せいぜい5億円くらいだろう。ブンデスの中でも中位以下のクラブは安ければ香川を獲得してもいいというクラブはあるかもしれないが、そういうクラブは普通5億円は出せないし、よほどの目玉となれるような選手でなければ大金は使わない。

だから香川は売れにくい。次の可能性としては1年間のレンタルで買い取りつきのオプション。レンタル料金がいくらかは知らないが、この辺が妥当な線だろう。

Jクラブで補強に大金を使えるところは、神戸あたりだろうが、香川が年俸の大幅ダウンを受け入れなければ獲得できない。大穴で鳥栖も面白いからも知れない。しかし神戸は7月にポドルスキーが来るし、古巣のセレッソも清武で大金使ったので香川獲得の余裕はないかもしれない。

つまるところ、香川は2018年6月までドルトムントで干されている公算が大きい。