サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

WC予選 UAEv日本 0-2で快勝

2017-03-24 04:33:34 | 日記
こちらの2時半キックオフだったので、寝だめしておいて1時半くらいに目が覚めた。先に行われたイラクvオーストラリアの結果をみて、テヘランのピッチがボコボコだったのがオーストラリアが勝ち切れなかった原因と思った。

それはともかくとして、日本のGKは川島が先発。西川は先日のACLの試合でむやみに飛び出して失点しているので、ハリルはそれをみて不安になったのだろう。それに川島なら通訳がいらない。まったく試合に出ていないGKを使うのはバクチだね。

試合は久保の角度のないところからのスーパーゴールで先制。日本人であの角度からゴールできるのは久保だけだ。後半の今野のゴールもアシストしているので、久保の大活躍で勝てた。後半にバテて本田と交代したがフル出場しても90分間動ければ半端ない選手になれる。

今野は先日の浦和戦でもゴールしているし、ボランチにしては得点能力が高い。前半は中盤でUAEにボールを回されるシーンが多かったが得点したし、及第点だろう。

大迫のポストはあまり機能していなかった。前半はもっと久保にボールを集めればさらによかったのでは。原口はブンデスでもそうだが、最近の試合ではキレが悪い。ヘルタの監督ではないがオーバーモチベーションというか気合が空回りしているように見えた。それでも守備に貢献していた。

香川はどこにいたのか分からなかった。アラビア語放送だったので解説なしといせいもあったが、UAEが真ん中を固めてスペースがなかったので、それを突破したり、気の利いたプレーが見たかった。ドルトムントでロイス、デンべレが戻ってくれば再びベンチに戻りそうだ。

本田は20分くらいの限定であればボールをキープできるしパスも出せる。しかし本当に足が遅い。あれでは先発は無理だ。岡崎のシュートは枠に行かなくなった。1回決定機があったのにあれをはずすようでは、岡崎も賞味期限切れか。

2-0で快勝して勝ち点を13まで伸ばせたことは大きいが、川島、今野、長友、香川、吉田、森重など2011年以降からのベテランばかりである。本当ならばリオ五輪世代、U-20世代が半分を占めてほしいところだが、まあ勝てて本当によかった。

乾の股抜き

2017-03-22 08:40:50 | 日記
エイバルの監督のコメントを読んで笑ってしまった。乾はシュートを打つときに目をつぶっているようだ。ゴールをあげるよりも股抜きが得意だと。

ドリブル、スピードにたけていてもシュートは必ず枠外。ドリブル突破で「すげえ、ゴールだ」と期待しても枠に飛ばない。これが乾の特徴である。一方ポジショニングがいい選手はこぼれ玉がいつも自分の前にきてドリブルしなくてもゴールを量産できる。どちらがいいかと言えばサッカーはドリブルだけを見せるスポーツではないので、点を取れる選手のほうがいいに決まっている。

もちろんセンターにいるかサイドに張っているかによってシュートチャンスも違ってくるし、監督の戦術にも左右される。しかし乾のシュートは枠に飛ばない。これはもはや世界の七不思議のひとつである。

明日の夜はいよいよUAE戦である。キックオフはこちらでは夜中の2時半。その前に11時からタイとオーストラリアの試合もあるのでそれも見たい。これでは完徹となってしまう。

長谷部の離脱

2017-03-19 08:50:38 | 日記
軽傷と思われていた長谷部だが、膝を手術することになりクラブから無期限離脱と発表された。無期限というのは尋常ではない。普通全治6か月とか1年とか予想されるものだ。今季は絶望だろうし来季も分からない。年齢から考えればこのまま引退ということもありえる。フランクフルトではコバッチに信頼されてポジションを確保していたのに本当に残念。

これで代表戦はどうなるか。長谷部にはキャプテンシーが求められていたし、ハリル曰く外せない選手だった。しかしパスミスも多く、ボランチとしては能力がスーパーな選手だとは思えない。ボール奪取、危機管理という意味では山口のほうが上だと思う。

さて代役をどうするのだろうか。高萩、今野とボランチのできるベテランを招集したのはハリルの先見か。パス出しを期待するのであれば高萩、対人の強さを求めるのであれば今野。所属クラブでの経験値を考慮するのなら酒井豪徳という手もある。その場合左SBは長友か槙野。ただし、そこまで大幅にポジションをいじりたくないだろうから、常識的に考えれば長谷部の代わりは高萩だろう。今野はコメントからしてビビッている雰囲気がある。可能性として小林の緊急招集。

夕べの試合でケルンの大迫は豪快なミドルを決めたし、モデストへのアシストパスも見事だった。香川もよくなってきたし、トップに大迫、2列目は原口、香川、久保で決まりだろう。間違っても本田の先発なんてやめてほしい。

ドルトムントvインゴルシュタット

2017-03-18 14:50:03 | 日記
降格圏内で低迷しているインゴルシュタットとの試合で香川は先発フル出場。1-0のゴールの文字どうりの起点になるパスを出して好調のようだ。これで公式戦3試合連続先発であるし、プレー内容もまあまあなのでUAE戦の先発は香川で決まりだろう。セビージャで出番がなくWCに出るためにセレッソに戻った清武だが、故障もあり公式戦では今日含めても2試合だけ。このままでは何のために日本に戻ってきたのかわからなくなる。

しかし香川は好不調の波が激しい選手であり、1シーズンフルに好調だったことがない。それを考えれば香川がまたフォームを崩すこともあるし、このところのドルトムントでの先発は、ロイス、デンべレの故障、ゲッツエの長期離脱が原因であり、けっしてポジション争いに勝ったわけではない。5月末のシーズン終了までCLを含めて好調を維持できれば本物だろう。

さてドルトムントでポジションを争っているゲレイロという若手がいる。スピードがあり、ドリブルもうまい。一人で試合を変えられる選手といえる。周囲の選手を使い、使われ、ボールに触らねkれば何もできない香川とは対極のスタイルである。

今朝の試合でもゲレイロは先発していたが、ボールを持ちすぎこねくり、強引なドリブルでボールロストばかりしていた。後半途中に真っ先に交代させられたのも理解できた。相手のインゴルシュタットはプレスが強く、チャンスの回数ではドルトムントよりも多かった。しかし決定力がなく、オージー代表のレッキーなんてビッグチャンスを2回もふかしてしまい、特に後半ATでは見事に決定機をはずしてうづくまった。

インゴルシュタットの奮闘もありドルトムントは調子が悪かった。スペースがなくシュートチャンスも少ない。こういう展開の試合ではCFのゴールゲッターにボールを集めてその決定力に頼る。それが普通の監督が考えることだ。ゲレイロのように個人プレーに走る選手は困るし、ゴールを決めてくれるのであればいいだろうが、個人プレーでボールロストでは話にならない。

以前と比べて香川は自分で点を取るタイプではなくなった。ドルトムントではオーバーメヤン、ロイスなどにボールを配給するだけになった。自分のシュートをこぼれ玉だけである。チームのシステムがそうなっているからだろうが、2010-2012のころのようなプレーを期待するサポには不満だろう。

いくら香川が3試合連続先発といってもこのようなスタイルのプレーでは代表では輝けない。自分でチャンスを作り点を取る。これが香川に求められるプレーである。香川が本当に復活できるかどうかはUAS戦次第だろう。

代表発表

2017-03-16 19:51:23 | 日記
想定外の本田選出となったが、インフルエンザでダウンしているということで今回は呼ばないと予想していたが、それでも呼ぶということはメンタル面でのリーダーシップを期待してということか。これでUAES戦に先発したらあきれてしまう。しかしホームでのUAE戦では本田はゴールをあげているので、大一番に強いと期待しているのか。しかしクラブで公式戦にまったく出ていない選手を呼ぶとは本当にあきれてしまう。

今野、倉田、高萩と経験のある選手を呼んだことは理解できるが、解せないのは斉藤学と小林悠をはずしたこと。トップは大迫で先発。岡崎がバックアップ。左サイドは原口が先発、宇佐美がバックアップ。右サイドは久保が先発、となると本田と浅野がバックアップ。岡崎は右でも使える。

トップ下は清武と香川のどちらか。このところ香川は2試合連続で先発している。週末のリーグ戦でも先発できれば今月の公式戦出場は清武よりも香川のほうが多くなる。それでも調子が上がっていない清武と毎度低調な香川のどちらを出すのだろうか。どっちを出しても不安いっぱい。

ボランチは長谷部と山口。SBは酒井の二人。長友はほとんど試合に出ていないので不安いっぱい。それならばハンブルガーでキャプテンマークを巻いている豪徳を出すのか。ここもどちらを出しても不安。

CBは株を上げてきた吉田と森重。GKはACLで失態をさらした西川。西川は去年のACLでもPK蹴ってはずしている。ACLとはそりが合わないのだろうか。

こうしてみるとどのポジションも不安だらけ。