サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

柴崎

2017-02-16 19:28:53 | 日記
柴崎がスペインで苦労しているようだ。ホテルにこもっているとか早くも帰国希望とかネガテイブな情報しか出てこないが、本人のコメントがついていないので信用できない。ただ試合に出るという情報は出てこないので出遅れといることは確かだ。

体調を崩した、言葉が通じないなどなど、苦労している原因はあるだろうが、移籍が決まってからまだ2週間くらいである。体調は早く戻せばいい。焦っても仕方がない。

言葉が通じないという点は気になる。そんなこと最初からわかっていたことである。スペイン語圏の選手、スペイン語を解する選手が多いスペインでプレーすることを選んだわけだし、柴崎本人がスペインにこだわったのだから、それで言葉が通じないという理屈はおかしい。

何年も前からスペインにいく希望があったようだ。ならばどうしてスペイン語を勉強してこなかったのだろうか。海外に移籍する選手は言葉が通じなくてもなんとかなると考えているようだが、どんな職業であれ言葉が通じなければ仕事にならない。

これがオランダとかベルギーなど英語が分かる選手が多く集まるリーグであればなんとかなるのだろうが、スペインは厳しい。それをあえてスペインを選んだわけだから、言葉で苦労するのは柴崎の自業自得である。

柴崎がこれから活躍できることを祈るが、ポジション争いに負けたわけでもないのに試合に出られないというのは、あまりにも情けない。

大迫の器用貧乏

2017-02-13 20:03:24 | 日記
夕べのフライブルグvケルンの試合をみた。フランクフルト、ドルトムントなどが負けたのでケルンは勝てば3位まで浮上できるチャンスだった。ケルンは今秋のドイツカップに負けていたので、けっして好調ではないと予想できたが、フライブルグには勝てると思った。

ケルンはモデストを1トップにしての4-2-3-1に見えた。大迫は2列目の右サイド。いつもの2トップとは違い、ゴールまで遠いしシュートチャンスもほとんどなし。

味方のDFにあたってコースが変わって失点。あまりにもアンラッキー。後半になりケルンが押し始めたがMFの選手がたぶん筋肉系の怪我で交代して、大迫がまさかのボランチに下がった。

しかしそれまでモデストにいいボールが配給できていなかったが、大迫がボランチになってからいいパスが回り始めた。大迫にあんなロングパスのスキルがあるとは思わなかった。2列目ではうまくポストをこなし、ボランチではパスを配給。監督さんにしてみれば使い勝手がいい。逆に言えばケルンにはいいMFがいないのかもしれない。

大迫にしてみれば2トップで一番ゴールに近いところにいたい。どこでもいいからポジションがほしいのであればいいとは考えていないだろう。日本代表では中盤は人材が豊富だから大阪はトップ以外考えられない。

器用すぎるのも善し悪しだ。中盤のポジション争いが激しく、監督から信頼されていない香川なんてケルンに移籍したらいいだろう。でも香川では移籍金が高すぎるか。

香川とゲッツエ

2017-02-10 20:36:51 | 日記
ドルトムントで香川とゲッツエはポジションを失っている。二人とも同じようなタイプだから当然といえば当然。現在のドルトムントは4-3-3で3トップはスピードがあり突破力のある選手ばかり。2列目はボランチとインサイドハーフ二人。

香川とゲッツエはボランチのできるタイプではないし、守備もしなければいけないインサイドハーフにも向かない。またこのポジションにも突破力のあるカストロ(香川と比べれば)とゲレイロが重用されている。つまり香川とゲッツエは主力に怪我人がでなければ出番は回ってこない。

2010-2012の間に大活躍した香川とゲッツエだが、その当時は20-21才くらいだったので若きスターだった。その当時に香川とゲッツエにポジションを奪われたベテラン選手たちはクラブから放出された。歴史は繰り返す。今度は香川とゲッツエが若い選手に追い出されようとしている。

二人ともビッグクラブからの出戻り。出戻りといえばシャヒンもまったく出番がない。監督が変わらないかぎり、この3人はポジションをもらえないだろう。

トップ下しかできない選手はどのクラブにいっても苦しい。4-2-3-1でも4-3-3でも純粋なトップ下という選手はあまりみかけなくなった。香川の契約はたしか2017/2018のシーズンまでのはずだから、今オフに移籍をしたほうがいい。しかし香川の移籍金はバカ高いはずだから、契約終了時までドルトムントに残ってフリーエージェントになるのが現実的か。

浦和のACL初戦

2017-02-08 22:40:18 | 日記
夕べのACLプレーオフでガンバ大阪がマレーシアのクラブを一蹴してJクラブが4つ出そろった。しかし今季のACLは毎度のように出足からつまずくような気がする。

その原因は初っ端からの過密日程である。ACL第1節は2月21日と22日。Jリーグ開幕は2月25日。ACL第2節は2月28日と3月1日。鹿島と浦和は2月17日にスーパーカップ。せめてスーパーカップは日程をずらすべきだろう。

それにACLの第1,2節を考えればJリーグ開幕は1週間早すぎる。どのクラブもJリーグ開幕戦に合わせるだろうから、下手するとACLは最初から連敗する可能性が大きい。

浦和の2月21日の試合はワンダラーズのセカンドホームであるキャンベルタウンというシドニー西方、車で1時間半くらいかかる田舎町で開催される。1月と2月のシドニーは猛暑が続き、毎週1,2日は最高気温が40度近くある。今週なんて金曜、土曜、日曜と3日連続で40度前後の予測である。ここまでの猛暑の夏は多分観測史上初めてだろう。

そんなかんだで浦和のサポで2月21日の試合を見に来る人は、キャンベルタウンまではとてもではないが、公共交通機関で行けるような場所ではないし、とにかく暑いことを覚悟しておいたほうがいい。

2017-02-05 19:59:08 | 日記
乾がエイバルでの先発を久々にはずれた。ここまで12試合連続で先発していたし、また抜きだのなんだと乾のプレースタイルは絶賛されていた。しかしゴールはなかった。乾はフランクフルトにいたころも代表に呼ばれていたころも、左ウイングとしてスピードもあり、ドリブル突破に魅力がある選手だったが、ゴールは少なかった。

乾のシュートはとにかく枠に飛ばない。ドリブルで突破してすげえとワクワクしてみていると、必ず枠外になってしまう。あれでは何の意味もない。似たようなプレーは岡崎にもいえる。マインツのころは王様ポジションだったからゴールを量産できたが、セカンドストラカーに徹するレスターでは、少ないシュートチャンスをものにしなければいけないのに、枠に飛ばない。

この二人に共通していえることは、どんなにチームに貢献しているとしてもゴールをあげなければ外されるということである。昨日の試合でヘルタの原口はやっと今季初ゴールできたが、ウイングであれば1シーズン最低6ゴール、6アシストくらいは欲しい。

2015年のアジアカップでの乾のプレーを覚えているが、左サイドを切り裂いてシュートするやいなや、必ず枠外だった。あのころから全然変わっていない。