サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

AFC U-16 日本vキルギスタン

2016-09-20 11:38:49 | 日記
夕べのU-16キルギスタン戦をAFCライブサイトでみようとすると、前半途中まではほとんどつながらなかった。そのうち見られるようになったが、音声なし。このライブサイトはYoutoubeをベースにしているが、Youtoubeは昨日は午後からつながりにくかった。自分の環境が悪いのか理由はわからないが、フラストレーションはたまる。

さてキルギスタン戦は前半途中までは0-0で進行して、日本の選手交代を契機に終わってみれば8-0の大勝となった。ここまで点差がつくとは思わなかったが、この年代は点差が開くとシュンとしてしまい試合をあきらめてしまうのだろうか。

しかしキルギスタンの攻撃はけっこう鋭かった。ゴールできないのに鋭いもないものだが、ボールを丁寧に繋ぎサイドからのカウンターも速い。日本のほうが玉際が強くその差がでた。

同じ組のもう1試合のオーストラリアVベトナムは3-2でなんとベトナムが勝ち、3試合目でベトナムとキルギスタンの直接対決で2位争いである。オーストラリアは2連敗で1次リーグ敗退。オーストラリアはU-23でも1次リーグ敗退しているし、ユースの育成がかんばしくない。

日本は1試合目が7-0、2試合目が8-0とぶっちぎりの強さである。両試合ともチームとしての連携というよりも個人技が優れている選手が目立つ。この2試合目を見て2014年の女子U-17WCを思い出した。あの大会で日本は1次リーグをぶっちぎりで1位突破、あまりにも強いので1次リーグ通過時点で決勝の相手はどこがいいかという海外メデイアの質問も出た。

最終的に優勝したが、そのときのメンバーが2年経過して今年11月のU-20WCの中心であるし、そのメンバーがさらにフル代表の主力となっていくだろうから、U-16、17といえども重要であるわけだ。

2012年6月 ブリスベンでのオーストラリア戦

2016-09-18 21:01:27 | 日記
2014年ブラジルWCのアジア最終予選は2012年6月からスタートして、日本はまずホームで2連勝して3試合目にアウエーのブリスベンでオーストラリアと対戦して1-1で引き分けた。

この試合を筆者はわざわざブリスベンまで遠征して生観戦した。その当時の日本をFOXTELのサッカー解説者は、ここ3-4年で一番強い日本であると形容していた。この試合のスタメンは4-2-3-1で、1トップに前田、2列目に右に岡崎、トップ下に本田、左に香川。ボランチが長谷部と遠藤。右SBが内田、左SBが長友、CBが栗原と今野、GKが川島。

CB,GKは代わっているが、攻撃陣の主力はいまとほぼ同じ。4年前だから香川が23、長友、本田、岡崎が26くらいでみんな若手のバリバリであった。試合はたしかCKから本田がショートコーナーでグランダーのクロスを入れて真ん中に構えていた栗原が押し込んで日本が先制。

しかし後半に内田がPK取られてイエロー2枚か何かで退場となり、引き分けに持ち込まれた。アウエーのオーストラリア相手に勝ち点1だからまずまずだった。このころの日本はアジアではまだ強かった。しかしWC本大会では惨敗。

このメンバーをみても分かるように主力の世代交代が進んでいない。25-26才の選手が中核を占めていてしかるべき。つまりロンドン五輪世代かそれより若い世代である。しかもただ若い世代ではなく、代表の主力となるべき選手という意味である。

リオ五輪世代が若いようなイメージがあるが彼らは23才以下だからサッカーの選手の中ではさほど若くはない。常に若い世代が伸びていくということになれば3-4年で選手が循環していく必要がある。

ハリルが大博打を打ってリオ五輪メンバーの大部分を主力として抜擢してみれば面白いかもしれない。あるいは年齢、海外組、国内組関係なく、とにかく調子のいい選手を起用するほうが正解かもしれない。

AFC U-16 日本vベトナム

2016-09-17 16:41:20 | 日記
日本が強すぎたのかベトナムが弱すぎたのか7-でとにかく日本が圧勝した。試合全体をみたわけではないが、久保君のFKのよく曲がることとPA内でGKのインナーを狙ってゴールを決めたことには驚いた。

特にインナーシュートはGKの体重が左に傾いて多少前に出ていたために、ポストとGKの間に隙間があったのでそこを狙ったとのこと。狙うのは誰でもできるがそのコースにシュートを打つのは難しい。香川なら間違いなくポストに当てていることでしょう。

他の試合のハイライトをみたがU-16らしく攻撃はどこもいいが、守備が雑な試合が多い。サイドからスピードがある攻め上がりを受けるとそのままフィニッシュというパターンが多い。それにこの年代ではがたいがいい選手が多いほうが断然強い。

まあとにかく日本は7点差で勝ったので次戦でキルギスタンを大差で蹴散らせば、オーストラリアがベトナムに勝つとしても僅少差ならば2試合終わった時点で日本の1位抜けが事実上決まる。

QFはたぶんUAEかサウジのどちらかになるので3試合目は主力を温存できる。2試合目も攻撃陣が好調ならばぶっちぎりで優勝できそうな感じもしてきた。

AFC U-16 オーストラリアvキルギスタン オーストラリア初戦を落とす

2016-09-16 22:24:53 | 日記
今晩遅くに日本vベトナムの試合があるがその前に行われた同じ組のオーストラリアとキルギスタンをみた。こんなマイナーな試合までストリーミングで見られるとは便利である。

凸凹のピッチ、後半は雨も降りコンデイションはよくない。実力から考えればオーストラリアが圧勝するかと予想したが、なんとキルギスタンがPKでとった虎の子の1点を守って1-0で勝った。これは意外だった。

前半は60%がたオーストラリアがボールを保持したが、フィニッシュまでほとんどいけずにビッグチャンスも1回のみ。後半になるとキルギスタンがサイドからスピードのあるカウンターとPA前の細かいパスでチャンスを作り、微妙にみえたPKでゴール。

その後キルギスタンの選手は頻繁に足とつって遅延行為がひどく、たぶん7-8回はあった。それでペースを乱されたのかオーストラリアは攻めあぐねて試合終了。

キルギスタンはスピードのあるサイド攻撃、前線でのフィジカルの強いボールキープができてかなり手ごわい。

久保君への期待

2016-09-14 21:06:43 | 日記
明日から始まるU-16アジア大会を前にして久保建英君の記事が出ない日はない。バルサに18才になったら復帰決定とかはては2018年WCへの出場を期待する記事まであった。ちょっと待ってほしい。彼はまだ15才の中学生である。バルサに戻るとしても3年後である。

飛び級で2歳上のカテゴリーでもスーパーなプレーができるここ10年の逸材に期待したくなるのはよくわかる。しかし中学生、まだプロデビューもしていない15才に求めすぎではないだろうか。

中学生でJリーグデビューして森本もその後パッとしなかった。高校生年代でスペインに行った選手もいたけれど大成しなかった。ユースの選手はこれからなのだ。

18,19才でヨーロッパのクラブに移籍した宇佐美、南野だって大化けしているわけではない。高校出てからアーセナルに行った宮市だってご存知のとうりである。

久保君にしても仮に18才でバルサBに入ったとしてもそこで活躍できてそれからである。バルサのカンテラ出身者がトップチームに上がれるケースはもうほとんどないので、どこかに移籍ということになる。あるいはバルサのカンテラには久保君クラスの子供はたくさんいるだろう。

U-16レベルではかなり活躍するだろうが、それをもってA代表に呼ぶとかという話はあまりにも飛躍しすぎである。久保君に期待したくなるのはわかるがスポーツメデイアの記事は愚の骨頂である。