お互いに日程が厳しく、ベストメンバーではない。日本は控え組が中心のメンバーである。こういう試合は得てして連携が悪く攻守の切り替えが遅くなり、オープンな展開になりがち。だからスコアは4-2なんていう打ち合いになった。古橋が3回あった決定機を1回でも決めていればもっと楽勝だった。
さて気の付いた点をあげてみよう。
①主力と控えでまだかなり差がある。
先発したはいいものの、初めて一緒にプレーするような選手もいる中では難しい。そして攻撃の選手は自分をアピールしがちだから、控え組は序列を覆すのはしんどい。特に古橋は1点でも決めたかった。上田がいつ復帰できるのか知らないが、森保監督の序列では上田、浅野、古橋の順番だろう。
②伊東純也が出てきて、ピッチ上にITOが3人も一緒にプレーした。
伊東敦樹、伊藤洋輝、伊東純也の3人のITOが揃ったのは面白かった。
③毎熊は攻撃面でいいものをもっているが、守備に難がある。
毎熊のドリブルを見て、ベルギーのクラブからオファーが来るかも知れない。
④中村敬斗
代表では左ウイングの控えではあるし、ドリブルも突破力がスーパーな選手ではないが、なぜかいつもポジションがよくて、目の前にボールがころがってくる。そしてゴールを簡単に決めて決定力があるように見える。不思議な選手である。まあそれだけマークがつかないということか。
セルジオさんは常に強豪とマッチメークしろと吠えているが、ヨーロッパがネーションズリーグをしている限りは無理だし、ベストコンディションのチームと試合をするには日本がヨーロッパで試合をするしかない。ヨーロッパ遠征は年に1回程度しかできないのだから、できないことをねだっても仕方がない。
80mロングラン。
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