パリ五輪 女子 ブラジル戦 ２－１

ブラジルは最初からガンガン飛ばしてきた。ハイプレス、フィジカルも強く日本は簡単にボールを取られる。そして日本のビルドアップは致命的に遅い。テンポが遅いし、パスが１本多い。もたもたしている間にマイボールなのに、ボールを取られる。あれでは得点できない。

 

しかし前半３０分あたりからブラジルはガス欠し始めた。最初から飛ばしすぎだ。日本は前半から抑え気味。後半に入るとブラジルは弱点のDFラインの裏にボールを放り込まれて、日本がチャンスを作り始めた。

 

後半５６分にブラジルはマルタのスルーパスから見事なシュートが決まり、日本は失点。そのまま終わるかに見えたが、後半８０分から出てきた谷川萌々子がPK獲得、そしてGKの隙をついた驚愕のミドルを決めて、日本が勝ち越し。そのまま逃げ切った。サッカーにはこんな勝ち方もあるのかという驚きに試合だった。

 

田中美奈は決定機を２回はずし、PKも失敗。２点は損したような感じ。もう田中選手にはＰＫを蹴らせないほうがいい。後半ＡＴのＰＫを熊谷選手が蹴ったのを見て、熊谷の女気を見た。

 

１９才のクラッキ。谷川萌々子。２，３年前と比べるとずいぶんと老けた。まだ１９才なのに。