五輪予選、オーストラリア１次リーグ敗退

オーストラリアは１次リーグであっさりと敗退してしまった。この組はUAE、ヨルダン、ベトナム、オーストラリアである。オーストラリアはベトナムにはさすがに勝ったものの、UAEに負けてヨルダンとドロー。ちょっとこれはひどい。いくら主力が揃っていないといってもどの国も条件は同じだ。

オーストラリアはオセアニア枠から２００８年北京五輪は出ているものの、AFC枠になってからの２０１２年ロンドン五輪、２０１６年リオ五輪と２大会連続で出場できなかった。

また２０１５年はU-17　WCは出たが、U-20　WCはアジア予選敗退。フル代表は２０１５年アジアカップ優勝だったが、あれはホーム開催でもあったし、モチベーションも高かった。

これは日本も同じだが、U-20からU-23世代が伸びていないことである。いつまでもケーヒルに頼ってばかりもいられない。日本は本田と香川の次のスターが出てこないといつもいわれるが、オーストラリアにいたってはキュエル、ケーヒルの次が出てこない。

どの世代も似ているが中東勢とウズベキスタンが強くなっている。韓国がすごいと思うのはどの世代も安定してベスト４には入る。日本はベスト８までには入れるが、ベスト４までいけない。WC予選のようにH&Aで長期に多くの試合をこなす予選は日本は強いが、集中方式の大会はどの世代も弱くなってしまった。

この閉塞感を打破するためにも今回の五輪予選はなんとしても優勝して欲しい。