サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ヨーロッパ移籍市場

2015-09-01 09:50:23 | 日記
UEFAの移籍市場がほぼ閉じられた。8月31日がバンクホリデイのイングランドを除けばである。このバンクホリデイはオーストラリアにもある。銀行だけが閉まる日が年に数回ある。平日なのに銀行だけが営業していない。不便このうえない。支店によっては土曜日の午前中も営業している昨今で、いまだにバンクホリデイがあるのが不思議である。

さていつも不思議なのが各国のリーグ戦、CLとELのプレーオフも始まっているのに移籍市場だけは8月31日まで開いている。リーグ戦を2,3試合やってみて不要な選手の放出と補強が必要なポジションを見極めるということなのだろうが、選手にとっては過酷なルールである。故障が長引きリーグ開幕までに復帰できないような選手は、なおさら深刻である。

長友は結局インテルに残留となったようだが、インテルは補強が多かったので今季の長友の出番はほとんどないかも知れない。インテルとの契約は残り1年だから、フリーエージェントになるまで移籍はもうないだろう。インテルと契約を延長できればいいのだろうが、故障が多い長友では無理だろうな。FC東京復帰がいいと思うが。

さてドルトムントは残り1週間で放出された選手が多かった。カンプル、クッバ、キルヒが放出されてグロスクロイツも出されるかも知れない。新たに獲得、ローンから復帰した選手もいるが、8月は公式戦8試合全勝だからここまで主力の選手達はそうそうスタメンから外されることはないだろう。

マンUからヤヌザイをローンで獲得したことは意外だったが、カンプルとクッバを出してしまったのでバックアップメンバーの補強という意味かも知れない。サイドハーフにはホフマンもカストロ(本来この選手はSBだが)もいるので、ELでターンオーバーがなければ出番は少ない。パク・チュホの場合は、監督の引きで来たので出番はあるかも知れない。

ブンデスの場合、EPL,セリエAと違い、選手編成はフロントが決める。バイエルンのベップのような大監督は別かも知れないが、普通フロントが決定する。監督が全権を握るクラブが多いEPLはわがままな監督がいるとあれが欲しいとなって補強がだらだらと続く。

さらに不思議なことは冬の移籍市場の存在である。冬に1ヶ月ばかりの移籍期間で選手を獲得したとしてもそれが成功した例は少ない。冬に補強が必要にいうことは弱いからであり、そこに他のクラブであぶれている選手を獲得しても急に強くなるわけがない。