サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

コッパアメリカでのレフリー批判

2015-06-19 11:37:04 | 日記
ブラジルがコロンビアに負けた後に、ネイマールとドウンガが主審をだめなレフリーとかへたくそなレフリーとメデイアにコメントしている。

普通、国際大会でのレフリー批判はご法度で、連盟の規律委員会から罰金を受けるのではないだろうか。アジアカップでは本田がバスケットボールのようにピーピーと笛を吹かれたと発言して、罰金を受けた。

南米連盟の対応がどのようになるのか知らないが、ネイマールのケースはちょっと度を越しているように思える。ネイマールは初戦でFKの際のラインを示すバブルを手でよけたことに対して、イエローを受けた。どういうつもりでこうしたのか知らないが、不正行為と取られても文句を言えない。ここからネイマールのフラストレーションは上がってきた。

コロンビア戦ではコロンビアに先制されて激しくプレスされて、かなりかっかしていた。ネイマールはかなり気の短いタイプだ。後半に自分が飛び込んでビッグチャンスを得たが、クリアされてそのこぼれ玉が自分の腕にあたり、それに対して故意のハンドとみなされてイエローを出された。

このイエローはかなり厳しい。この試合の主審がかなりアンチブラジルだったようにも見えた。スタジアムの観客がコロンビア人で埋め尽くされてコロンビアへの応援がすごかったので、その雰囲気に主審が飲まれたのかも知れない。

コロンビアは虎の子の1点を守ろうとして終了間際までかなりガツガツと来た。WCのときに自分を負傷させた相手がいたこともネイマールをカッカさせたことだろう。

テレビ中継ではよく見えなかったが、試合終了後にネイマールがボールを蹴ってそれがコロンビア選手の顔だかにあたり、乱闘が始まった。この一連の騒動でネイマールとコロンビアのバッカにレッドカードが出された。

事実だけを時系列で追っていくとネイマールのレッドは防げたはずであることが分かる。血の気が昇りきっているネイマールをスタッフが
試合終了と同時にロッカーに連れていくべきだった。ネイマールが何をしだすか分からないことは、分かりきっている。

ゴールをあげてもネイマール。退場になってもネイマール。本当に話の中心になる男だ。