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今日はなにいろ?

Story Seller

2009-09-25 10:55:54 | 読書感想文
「読み応えは長編並、読みやすさは短篇並」
と言う売りが表紙に書かれていた。

どういう基準で編纂されたのかは良く分からないのだが、「旬」の作家を集めたのだろうか。
伊坂幸太郎の名前が真っ先に眼に入ったので、購入。
そのほか6人の作家の短篇集。

こういう作品を読むと新しい作家との出会いがあるのだが、この本の収穫は米澤穂信と言う作家さん。
「玉野五十鈴の誉れ」と言う作品が載っているのだがこれなかなか面白かった。
若い作家さんらしいのだが、文体が古風(設定も明治時代?くらいか)

あと佐藤友哉「333のテッペン」は文体が面白かった(結末はちょっと…)
伊坂さんは相変わらず。イチローの内野安打みたいなものか。

そのつながりで米澤穂信の「氷菓」を読んだ。彼のデビュー作品。
名探偵コナンの高校生探偵っぽい。
最初に出くわす謎はそれなりに面白かったけど、メインの事件はそれほど面白くないし、高校生がそんな言葉遣いやら態度を取るかなと言う違和感あり。
しかも表題が駄洒落だし


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