タイムトラベルの映画、いろいろ観た。
映画の歴史に残るであろう、大傑作の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
シリーズ3作なのだが、これ、最初は「1」しか考えてなかったとか。よく3部作まとめたものだ。何度でも繰り返し観る映画の一つ。
恋人を不慮の事故から救おうとタイムトラベルを考え出した男の話は「タイムマシン」
その場では彼女を救うことは出来るのだが、結局は別なことで失ってしまう。歴史は変えられない、と言う「タイムトラベル」の真理を表しているのではないだろうか。
アニメでは「時をかける少女」
筒井康隆の同名小説をアレンジしたこのアニメは、傑作。
タイムトラベルを実にくだらないことに使う少女は最高だった。
あまりの情けなさに脱力した映画「ジャンパー」(これは空間移動の映画だけど)
主人公には倫理観の片鱗もない。労せず金を得て…。
労せず金を得る、と言うのは「きみがぼくを見つけた日」にも登場。
未来で知ったロトくじの番号をちゃっかり購入。500万ドルの賞金をゲットするのだ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも、未来に行ったマーティがそれをやろうとしてドクに諌められている。
この映画、タイムトラベルに関しての規律が厳しい。
未来を変えちゃいけない、同じ所に同じ人間が出くわしちゃいけない、パラドックスが起きる、などなど。
そこがまた面白いところでもあったのだが。
「きみがぼくを見つけた日」の主人公は所かまわず、何の前触れもなく、行き先も時代も選べず、タイムトラベルしてしまう。
しかも、素っ裸。
これは厳しいでしょう。そこまでしなくてもいいのに。
主人公がやるのは、まずは洋服探し。忍び込み、車荒らしなど、こそ泥になっている。
すぐに戻れる時もあるけど、2週間も戻れないこともある。
お金も持たず、どうやってしのぐのか。
設定のハードルが高すぎて、ヘンなところが気になってしまった。
感想は
CINEMAにて。