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今日はなにいろ?

ホームランド ネタばれあり

2016-04-27 12:44:58 | テレビ
ここ1週間くらい、CSIは観てません。
何気に観た「ホームランド」にはまりまくってました。

「ホームランド」アメリカのテレビドラマ。
seasonは12話からなり、season1は2011年に製作された。
現在season5まで放送され、season6の製作が決まっている。


主人公はCIAの女捜査官キャリー・マティソン。
彼女は協力員からアメリカの捕虜兵が転向させられたという情報を得る。
その後、8年間行方不明だった海兵隊のニコラス・ブロディが救出される。
キャリーは彼こそ、その転向させられた男に間違いないと思い勝手に内偵し始める。
だがその考えは誰にも受け入れられず、証拠も挙がらない。
唯一の理解者はキャリーの上司、ソールのみ。
一方、ブロディは英雄として称えられ、議員へ推薦されるまでに。
さあ、ブロディは本当に転向された男なのか、キャリーの読みは当たっているのか、どっちなのか…。

ブロディは怪しそうで尻尾は出さない。
やっぱりキャリーの思い込みなのだろうか。
なんせキャリー双極性障害と言う病を持っていて、その病気は家族以外に伏せていると言う状況。
一人で勝手に突っ走ることは度々。唯一の理解者のソールの言うことも聞かないし。

やがてブロディが正体を現す。やっぱり彼はキャリーの思っていた通りの男だったんですね。
病気のせいでおかしくなっていたり、勝手に突っ走るバカ女じゃなかったんですね。
だけど、どうやってオチをつけるんでしょうか。
ブロディは国家を裏切った男だが、心を入れ替えている。
キャリーとの愛も気になるし。
キャリーの名誉もどうなるんだろう。

観始めたらやめられない。
この物語が決着するseason3まで一気に観ました。
笑えるコメディドラマじゃないし、心温まるホームドラマじゃない、ってことは分かっていたけどこの最後はねえ。
ショッキングです。

確かに、あの決着が一番いい形なのかもしれません。
テロ組織を裏切ればテロ組織に狙われ、アメリカを裏切ればアメリカから命を狙われる。
運命を弄ばれるブロディが最後に決心したこと。
そしてその結末。
かなり心に残りました(2、3日頭から離れなかった)

一気に観られたからよかったけど、これ、毎週一回のテレビドラマ放送で見たら、イライラしただろうなあ。

season4への繋がりが最後に少し登場します。
ソールは功績大だったのに、CIAを退くことになり、キャリーは一連の功績を認められ最年少の支局長に抜擢されることに。
まもなく出産を控えたキャリー。その出産に対してかなり不安がっていて、父と姉がそれをなだめる。
キャリーの病もあるし、ちゃんとお母さんになれるのでしょうか。お父さんが「俺が育ててやる」と言うセリフには笑いました。
キャリーのお父さん、いい人ですね。大好きでした。

キャリーを演じたのはクレア・デインズ。
素晴らしい演技でこのドラマに真実味を与えた。
病気でハイテンションになっているシーンは狂気じみてました。

ブロディを演じたのはダミアン・ルイス。
辛いシーンの連続で、観ている方も辛かった。
特に爆弾チョッキのボタンを押すか、止めるのかあのシーンは迫真の演技で手に汗を握りました。

ソールを演じたのはマンディ・パティンキン。
言うことを聞かず突っ走ってしまうキャリーに手を焼きつつ、温かく見守っているという役柄。
公聴会でキャリーの病気を明かし、「そういう女だ」と冷たく言い放ち、キャリーの入院に対しても冷たくあしらう。
あのシーンはこちらもすっかり騙されてしまいました。

いい男、と言う区切りで言うならピーター・クインを演じたルパート・フレンドですねえ。
season4にも登場するようなので、楽しみにしてます。



CSI科学捜査班~その7~

2016-04-21 15:57:56 | テレビ
ジム・ブラス

この人はCSI捜査官ではありません。
ラスベガス市警に刑事として勤務。CSIの主任となるが、新人を殉職させてしまった責を取り殺人課の警部となる。
殺人とCSIは切っても切れない間柄。警部いるところにCSIの捜査官あり。
と言うことで毎回のようにブラス警部は登場します。

この人がCSIの主任だったというのはちょっと意外。
根っからのタフな刑事そのものですから。

容疑者相手に交わす言葉が時にコミカルで吹いてしまいます。ウィットに富んだ人です。

ブラス警部のピンチは、人質事件の時に説得に当たるが失敗、近距離から撃たれたと言う事件。
危ない状況でしたが、一命をとりとめます。

辛い事件は、乱射事件の時、誤って警官を撃ってしまったことです。
周りの冷たい目の中、殉職した警官の未亡人がブラス警部を許すシーンにはうるっと。

そしてもっともっと辛いことが。
この人には一人娘がいますが、血がつながってはいない。
母が違う男と付き合って出来た娘です。でも、ブラスはその娘を大事に思っていた。
が、娘は反抗して家を出て薬に依存。売春までしている。
問題が発生するたびにブラスが何とか助けようとするのですが…。

遂に娘は取り返しのつかないことを仕出かしてしまう。
その時の娘のセリフが
「パパは浮気ばっかりしていて、ママを大事にしなかった。ママはその仕返しで、ほかの男と付き合って私を生んだ。みんなパパが悪いのよ~~」
ちょっと待ってよ。それはないでしょう。
確かに浮気してばっかりいたブラスが一番悪い。
だからと言って仕返しにほかの男と付き合って子供を生んで…と言うのはどうなのよ。
許さないなら離婚すればいいんだし。
すべての罪をブラスに押し付けるってなんという娘と妻、なんでしょうか。
たまにこのドラマを見ていて腹が立つことがあると前にも書いたけど、この回も物凄く腹が立ちました。
かわいそうなブラスさん。
わたし、この一見冴えないおっさんが好きなんですよね。
彼が出ている回と出てない回では大違い。

日本にもこういう味のある名わき役さんがいますよね。
ブラス警部を演じている人はポール・ギルフォイ。
映画にもたくさん出演しているベテラン俳優さんです。

フェルメールとレンブラント展 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち

2016-04-20 13:49:34 | 一般
「フェルメールとレンブラント展」を見てきました。





フェルメールは日本初公開の「水差しを持つ女」

レンブラントは「ベローナ」が出展されてます。

そのほか、17世紀に活躍した画家たちの絵が、総数60点。
見ごたえがあります。

生きているうち大金を得ている画家と言うのはあまり聞きません。
貧困に苦しみながら作品を生み出して、報われることなく生涯を閉じる画家の話をよく聞きます。
フェルメールはパトロンに恵まれているうちは良かったのですが、それが途絶えると生活も苦しくなり、恵まれぬままその生涯を閉じます。残された妻子もけっして恵まれていたとは言えないでしょう。

彼の作品を見るために多くの人が集まり、彼の作品を手にするために大金が動く今の世を、あの世でどんな思いで見ているのでしょう。

多くの絵が重たく暗い色調を用いて描かれてますが、フェルメールの絵はそこだけがスポットライトが当てられたかのように白く浮かんでました。さすが光を描くことに力を入れていた画家さんの絵だと思いました。

帰りはオムライスセットでランチ。


半熟卵のオムライスが人気ですが、ここのオムライスの卵はキッチリ焼いてます。私好み♪




CSI科学捜査班~その6~

2016-04-19 14:36:30 | テレビ
グレッグ・サンダース

彼は最初は研究員で、ラボで機器を駆使し、犯罪の証拠を見出す仕事をしてました。
軽口をたたいて、ひんしゅくを買うこともあったけど、暗くなるドラマを明るくするキャラクターとしていい味を出していた。
徐々に捜査員を目指すようになり、現場についていくようになる。
最初の試験では現場のトイレで用を足してしまうと言う大きなミスを犯す。
が、ギルは彼を捜査員として認め、捜査員の一員として活躍する。

グレッグの最大のピンチは集団暴行事件に巻き込まれたあの事件。
たまたま事件に出くわしたグレッグ。
応援を待つが、待っていたら被害者は殺されてしまう。
警察関係者だと名乗り、犯行を止めるように警告するが犯人たちは止めるどころかグレッグにその狂気を向けてくる。
車から引きずり出されてボコボコにされるグレッグ。
重傷を負うが命は取り留める。最初に暴行を受けていた被害者も助かる。
が、犯人の一人がグレッグの車に轢かれて死亡する。
グレッグにその責任があるのか、裁判が始まり、グレッグはその時の様子を証言。
その最中、ひき殺された犯人の母親が「息子は自分にとって希望だった」と反論。
おいおい、いくら自分にとっては希望の星だったとは言え、何の罪もない人間をぼこぼこに殴り大けがを負わせる悪人じゃないか。どこからそんな主張が出てくるのか。
グレッグはお咎めなしになるが、死亡した男性に多額の賠償金が払われることになる。
これは酷い。アメリカはこういうのがよくあるんだろうか。
拳銃でバンバン犯人を撃ち殺すイメージがあるのだが。
日本でこんなドラマの筋書きを書いたらネットが炎上するだろう。
時々、「CSI」のドラマを見ていて、物凄く腹が立つことがあるのだが、この回は物凄く頭に来ました。
ふー、一息入れて、冷静に。

このお話の中でさすがグレッグと思ったのは、その事件が起きたとき、日中グレッグが飲酒したことが裁判で問われました。
グレッグは慌てることなく、自分が飲んだ酒の量と時間の経過について、細かい数値をあげてその時間には血中アルコール濃度は問題にならないことを証明してみせます。
さすが頭のいい男性です。

最初の頃、ひょうきんでお調子者のイメージがあったグレッグでしたが、CSIの一員としてキャリアを積むうちにおどけたグレッグの影は消え、堂々としたCSIの一員、いや、CSIの顔となりました。

グレッグを演じたのはエリック・スマンダ。
25歳からこの番組に出演していたエリックさん。まだ40歳、これからですね。
他の作品にもどんどん出演して活躍してほしい俳優さんです。

CSI科学捜査班~その5~

2016-04-19 13:44:07 | 一般
サラ・サイドル

season7までしか見てなかったら、彼女を途中で去って行ったメンバーとして書くところでした。
サラ・サイドルはseason7でCSIを去っている。
正義感が強く、特に女と子供の犯罪には怒りのスイッチ全開になってしまい、コントロール出来なくなる。
凶悪な事件が続き、精神状態が不安になり、アルコールに依存しかけ飲酒運転を起こしたりしている。
ギル主任と師弟関係にあり(CSIの訓練生の時の先生)その頃からの思いが通じ、深い関係になる。

その頃、連続殺人事件が起き、殺人犯はギルを憎むようになる。その憎しみがギルが愛するサラに向けられ、誘拐され、車の下敷きにされてしまう。
洪水で溺れるところを逃れるのだが、今度は砂漠の渇きに命を削られる。
死ぬ間際、チームの必死の捜索で救われる。
が、サラの精神状態は極限に。
そしてチームを去ることに…。

ウォリックの葬儀に出たりするが、結局はギルの元を去って行く。
ギルはCSIを辞職し、サラの元に。あのシーンは恋愛ドラマとしてとらえても、名シーンでした。
ここでおしまい。
と思ったら…。

season10で一時復帰、season11で完全復活する。
まあ、好きな人だし、個性的な女性で重要人物だったからそれはそれで歓迎したけど、何だかなあ。
ギルを追い出して、自分は復帰って感じがして…。

サラの一番のピンチは前に書いた車の下敷き事件だったが、season13では殺人事件の容疑者に仕立てられる。
犯人は前にストーカー事件で取り調べた男。
女性の事件には相変わらずスイッチ全開になるサラは男に一言も反論出来ない言葉を投げつける。正論ではあるが、精神がおかしい人間には逆恨みするには十分の要件。
男の犯行を録音して犯行を暴くという手口はよくあるけど、スカッとした終わり方でした(たまに中途半端で終わってしまう回があるので)
サラはその回でギルと離婚していたことを仲間に打ち明けるのだが、その後、新たな展開があるので、続きはお楽しみに取っておこう。

サラ・サイドルを演じた女優さんはジョージャ・フォックス。
「ER緊急救命室」にもレギュラー出演していた。
2004年にはギャラの件で揉め、降板が決まるが和解し撤回される。しかし2007年には契約更新がされず、降板。そして復帰。
長年、続けているとそういうこともあるんでしょうね。
ちょっと興ざめしましたが。



CSI科学捜査班~その4~

2016-04-18 15:21:48 | テレビ
前回までは初回から活躍して途中消えていった人々の記事を書きましたが、今回は初回から活躍し続けているメンバーのことを書きたいと思います。

ニック・ストークス
CSI捜査官レベル2→3

見るからに上品なイメージ。
と思ったら、やっぱり育ちがいい。
お父さんは判事でお母さんは弁護士で裕福な家庭に育った。
爽やかで人情家。好感度大。

ニックの最大のピンチは誘拐されて生き埋めにされる事件。
いやいやニックだけでなく、この作品で一番の事件だったと言える。
生き埋めの様子はライブ中継され、残された時間もカウントダウンされると言う手の込んだ凶悪事件。
多額の身代金も要求され(キャサリンの裕福なパパが立て替えてくれる…返却できたのかな、宙に舞っていたけど)
要求場所まで届けるが、なんと犯人は自殺。これで生き埋め場所を聞き出す手立ても失われてしまう。

ニックの精神状態もギリギリに。残された時間もわずか。
その時無数のアリが忍び込み、ニックの体のあちこちをかみつき始める。
ああ、もうこれでおしまいか。ニックの妄想なのか、誰かの妄想なのか、いつもの解剖台にニックが乗っているシーンが登場し、絶句。
ああ、空想の代物なのね。ほっと一息。

その憎きアリが実は場所の特定に繋がる。
その当時、主任だったギルがそのアリのがどこに生息しているのか突き止めるのだ。
時間ぎりぎりで埋められた場所に到着。
が、まだ罠があった。ニックを引き上げると爆発する仕掛けがあったのだ。それを気づいたのもギル。
さすが、主任。頼りがいがあります。

人情家のニックはそれが元でピンチに陥ることも。
売春婦の女性を心配し、深い関係に。その直後その女性が殺される事件が発生。
直前まで一緒にいたニックが最重要人物に浮上するのを、キャサリンが犯人の証拠を見つけて防ぐ(捜査に名前が挙がっただけで、もうCSIにいることは出来なくなる)

男にストーカーされるという事件もあった。

ニックの大きな心の痛手はやはり、親友のウォリックが殺された事件。
ウォリックを殺した犯人が牢獄から手下に指示した事件ではキレて「CSIをやめる」と職場放棄したりする。

容貌に関しては、なぜかしょっちゅう髪型を変える。
髪を伸ばしたり、坊主にしたり。
ニック・ストークスを演じたのはジョージ・イーズ。
彼の容貌ならいろんな作品に引っ張りだこかと思ったが、ほとんどこの作品のみ。
シリーズの長いテレビドラマだと拘束時間も長いし、ほかの作品にトライすることも出来ないのかも。


おやつの時間

2016-04-17 15:25:04 | 食べ物
CSIの記事はまだまだ続きますが、ここで一息。

おやつタイムです。

春には一度は作りたい「イチゴのタルト」





それから定番のシュークリーム。


シュークリームにもイチゴを添えて春らしさを。




CSI科学捜査班~その3~

2016-04-13 13:53:36 | テレビ
ウォリック・ブラウン

season1~season9最終話
CSI捜査官レベル2→3

この人の最後はショッキングだった。
日本のドラマでも長年活躍していたメンバーが殉死して去っていく作品が良くあるけど、この人の殉職はかなり胸にこたえた。

実は私はウォリックは1話か2話で去って行くんじゃないかと思ってました。
ウォリックはギャンブル依存症で悪い男に目をつけられて脅される。
しかも新人の付き添いを命じられていたのに途中でいなくなってしまい、その間、新人は犯人に殺されるという大失態を犯してしまう。
もうこの人、だめだなあと思ったら…。
脅されていた相手にはうまく立ち回って、解決。新人の死はその時の上司、ジム・ブラスが責任を取って刑事課に左遷されることで型がつく。

その後はギャンブルを絶ち、順風満帆で特に問題もなくシリーズが進んでいくのだが。
season6で突然結婚(この時、キャサリンが嫉妬しているシーンが登場して、ちょっとびっくり。さすが恋多き女)
この結婚がウォリックの人生に暗雲をもたらす。
結婚はうまく行かずseason8の2話で破局。
ウォリックは薬物依存になる。
仕事でも暴発気味になり、ギルが止めるのも無視し事件に深入りし、遂には殺人事件の被疑者になってしまう。
あー、もうダメ(溜息)
と思ったらこれがうまくいくのです。
めでたし、めでたし。
チームのメンバーが祝福に集い、「さあ、また頑張ろう」と別れた後…。
ウォリックは射殺されてしまうのです。
卒業の仕方はいろいろあるけど、転職ならまだしも、殉職ならもう二度と登場することもない。
しばらくちょっと立ち直れなかったです。


season13の7話に「ウォリック・ブラウンの墓」と言うタイトルで、彼の前妻と息子が登場するお話がある。
前妻はウォリックが死んだことでダメージを受け、乱れた生活をしていて、CSIのメンバーにも辛く当たるのだが、何だろうこの女、と思ってしまいました。
離婚してたくせに、そんなに彼が大事だったのなら、もっとつくしてあげたら良かったのに。
遺族年金も手に入って、生活も楽だったはずなのに、仕事を辞めてしまいダメな男と付き合って。
腹立たしくなるストーリーだった。
CSIメンバーは今でも彼を大事に思っていることはよく分かったのだが。

ところで最近ネットでウォリック・ブラウンを演じたゲイリー・ドゥーダンを調べたら、麻薬所持で逮捕されたことが降板につながったらしい。
ドラマの中でさんざん、薬で人生をダメにした人々を相手にしていたのに、何をやっているんだろうねえ、全く。
その後もいいことはないようで2012年には自己破産したとか。
悲しくなってしまいます。



CSI科学捜査班~その2~

2016-04-11 15:50:09 | テレビ
キャサリン・ウィロウズ
キャサリン・ウィロウズは最初の回からseason12の最終話まで活躍したメンバー。
CSI捜査官レベル3
副主任に昇格した後、主任になるが部下の不始末で降格。

うーん、ちょっとこの人、好きじゃないんですよね。
品格がないというか。
捜査官になる前はストリッパーだっという異色な経歴の持ち主。
そういう過去があっても警察組織に勤められるんですね、アメリカって。
まあ、それはともかく。
見かけも派手だけど行動も派手。
男の影がいつもちらついている。
闘うシングルマザーと言うキャッチコピーだけど、子育てで頑張っていると言うより、もうちょっと子育てに力を入れたらって思わせてしまうんです。
経歴も異色だけど、身内も凄い。
父親が不明だったけど、事件がきっかけでDNA検査して自分の父親を知るわけです。
父親はハリウッドで大きなカジノを経営している男性。
殺人事件に関わっていたが罪に問われることはなかった。
まあ、灰色ってわけです。
それなのに、多額の小切手を貰っちゃうわけです。
結局は父親が殺されて、相当な財産を相続したのでしょうね。
最終話でキャサリンの自宅が登場しますが、これが凄い豪邸。ハリウッドスターのような家。
もう、趣味で仕事しているんじゃないかと。

日本の鑑識官と言うと、地味な作業着で活動していると言うイメージですが、アメリカって違うのでしょうか。
それともドラマだからなのでしょうか。
みな私服で動き回ってます。
チームの一人、サラと言う女性は男っぽいイメージだからなのでしょうか。パンツにTシャツ姿が多いのですが、キャサリンさんはどこでパーティしていたの?って服でよく登場します。
胸元も大きく開いていて。
そういえば、囚人から証言を聞き出すのに、ボタンを一つずつ外していくというシーンがありました。
前職の”癖”でしょうか(笑)
死体現場に行くのにその恰好は…と思うこと度々。ま、ドラマですけどね。

男性との話題も度々登場しました。
離婚した男も何度か登場。その男性も殺されてしまう。危うく娘もその時巻き添えになりそうになりました。危ない、危ない。
クラブを経営している男と付き合ったり(浮気現場を見つけておしまい)
警官との恋愛はなかなかいい雰囲気だったけど、相手が束縛し過ぎることでヒビが入り出し…。
最後はFBI捜査官とちょっといい感じになりつつあって(でもその男は悪い奴で、結局死んでしまいましたが)
あまり男運に恵まれていないようです。

主任から降格され、考えるところもあったのでしょう。
保安官から新しい職場を推薦されたり、そろそろ卒業かと思っていたらやはり…。
が、これが驚きの職場。
FBI捜査官と共に仕事をしてその才能を買われスカウトされるという展開。
きれいな引き際でした。
あまり好きじゃなかったけど、仲間との別れには涙。

長寿ドラマと言うのは俳優さんの歴史も感じさせるものです。
キャサリンを演じたんはマーグ・ヘルゲンバーガーと言う女優さん。
有名な映画にも何本か出演してますが、やはり一番の代表作はこのテレビ作品でしょう。
ちょっと驚いたのですが、この人1958年生まれなんですね。
このシリーズが始まった時には42歳。へー、年齢を感じさせない若さでした。
その後、12年間経過したのでやはり卒業する頃にはそれなりの年齢をテレビの画面から感じさせました。
映像って残酷ですね。皺の一本、一本明確に映し出すんですもの。

キャサリンはきっとFBIで活躍しているんでしょうね。仕事も恋も…。
最終回で登場するらしいので、楽しみです。