Color

今日はなにいろ?

手作りコロッケは大変だけど美味しい

2006-02-28 19:52:05 | 料理


ポテトコロッケってどんなに頑張ってもご馳走にはなれない。

クリームコロッケなんかは、別ですが。

何とかソース、なんかを皿に添えたりすると一流料理店のメニューになる。

でもポテトコロッケは無理

しかも「今日はスーパーで買ってきたコロッケをチンした夕食よ」なんてお母さんが言うとちょっと寂しい気分になったりするお父さんもいたりする

これが手作りコロッケとなると話は別。

ひき肉、たまねぎ、にんじん、しいたけ、コーンなど、具材をたっぷりポテトに混ぜ込み、どーんとでっかいコロッケはちょっとしたご馳走。

揚げたてをふーふー言いながらビールと一緒に食べたりすると、手作りコロッケは大変だけど、「美味いなあ」って思わず声にしたいくらい、美味いのです

ナルニア国物語 ライオンと魔女

2006-02-25 19:23:21 | 読書感想文
すごく読みやすい本。

児童書だから当たり前。

だけど「ハリーポッター」や「指輪物語」も一応児童書と言えるのだが、これらはけっこうハード。

「ライオンと魔女」はこれぞ、ファンタジーと言い切れるくらい、夢があってわくわくして、とっても可愛い小説。

だって、洋服ダンスの奥には別な世界が広がっていた、なんて、とっても夢があるじゃないですか。

のび太くんちの机の引き出しみたい

前半は特に末っ子のルーシィとフォーンのやりとりとか、兄弟とともにビーバー一家に招かれてお話を聞いているうちに、小生意気なエドマンドが魔女に騙されて、抜け出して魔女の城に向かう所なんか、本当に可愛くてわくわくする。

後半は戦いになっちゃうので、流れはちょっと変わるのだけど。

これって映画になったらどうなんだろう。

この1冊からふくらみが出るのかなあ。とにかく楽しみです。


エドマンドは魔女からプリンを貰う。そのプリンがとっても美味しくて、全部食べたのに、もっともっと食べたいと思う。
実はそれは魔法がかかったプリンで、エドマンドは悪い心に捉われてしまうのだ…。

訳でプリンとなっているが、原文は「ターキシュ ディライト」と言う聞いたこともないお菓子らしい。


そう言えばプリンアラモード、随分食べてないなあ。




今朝は20分早く起きて…

2006-02-24 09:25:31 | コラム
20分早くめざましをかけて起きた。

テレビをつけたらアメリカの選手が転んだことを知った。

荒川選手が登場して、完璧な演技に感動した。

村主選手の点数が伸びなくてがっかりした。

ロシアの選手が「このへんで転んでくれたらありがたいのに」と口にした途端転んだのでビックリしつつも思わず「やった」と言ってしまった(ごめんなさい、ロシアの人)

真ん中の表彰台に立つ荒川さんがとてもエレガントに見えた。





山の音~モノクロ映画を楽しむ~

2006-02-23 09:43:34 | 映画
山の音 1954年
監督 成瀬巳喜男
出演 原節子 上原謙 山村総 長岡輝子 杉葉子 丹阿弥谷津子

<ストーリー>
尾形菊子は夫の修一とその父母と一緒に暮らしていた。舅と姑とはうまくやっていたのだが、夫には愛人がいて、二人の仲はしっくりとしてない。心配した修一の父、信吾は息子の愛人に会いに行く…。

<感想>
ネットでお世話になっているお友達が、古きよき時代の昭和の映画をとっても愛していて、特にこの成瀬監督の映画のことはよく目にしていたのだが、こう言う古い映画って、なかなか観る機会ってない。

レンタルショップに置いてあるかどうかも分からないし。

ところが先日、テレビのチャンネルをがちゃがちゃしていたら、これが放送されていた。
しかも丁度始まる所。

ぼんやりと観ていたのだが、そのうち体を乗り出して見始めていた。
これがまさしく「惹き込まれる」ってことなのかもしれない。
しかも、こんなとこで泣けるかって思うようなところで涙があふれてきてしまった。
この魅力って一体なんだろう。

とにかくお父さんを演じた山村総がすごく良い。
こんなお父さんだったら私が嫁でも尽くしちゃう。

嫁さんの原さん、まるで西洋人形のように綺麗。
まるで皇族の方のように、上品。
こんなお嫁さんだったら私も欲しい(笑)

一方、息子の修一には腹が立つ。
本当に菊子を愛しているんだろうか。しかも愛人宅では酔っ払って暴れると言うし。
菊子が一大決心をするのも分かる。

それにしても、それまではこの時代の女性は自分の主張も出来ず、夫やその親に尽くすだけの人生なんだろうなあって思っていたら、これがそうじゃない。
菊子もそうだけど、愛人も追い詰められると思い切ったことをしちゃう。
これって現代女性にも負けないくらい、潔い。
追い詰められると女は怖いのだ。

最後はとっても悲しくなる。
お父さんの気持ちを思うとなおさら。
あんなに尽くしてくれた嫁さんと別れ老後はさぞ寂しいだろうなあと思うと、全く罪作りな息子だなあって思えて…。
ラストのシーン、菊子と舅の後姿の寂しさがなんともいえない。

一回観たくらいで成瀬監督の魅力は語る資格もないのだけど、観て損はない映画と自信を持って言えます。


菊子が買い物してきたのは、イセエビやサザエなど、超豪華!
イセエビはお刺身にしたのでしょうか。
イセエビってこんな感じ?
食べたこと無いので

酢豚好き?

2006-02-20 08:12:40 | 料理
とんねるずの「食わず嫌い王」を見ていると、酢豚が苦手と言う人がけっこういて、「そうなんだ~」ってヘンに感心してしまう

この前も武豊さんが嫌いだって言ってました(そのあとのレース、ディープインパクトで負けちゃいましたね)

私は好きなんですけどね

パイナップルが入っているのが「ど~も」ってことらしい。

私もパイナップルが入っているのは「ど~も」

でも酢豚に入れると普段はイマイチ好きじゃないピーマンやしいたけにんじんなんかもバクバク美味しく食べられちゃうので、野菜はたっぷり入れてます。

というわけで私の作った「酢豚」



なぜパイナップルを入れるのかと言うと、甘味が出ることと、豚肉がやわらかくなるから、だそう。
リンゴやさくらんぼを入れる中華店もあるとか。

ハンバーガーを作ってみる

2006-02-17 10:50:32 | 料理


100円でお釣りがくるハンバーガー。

それを手作りしたらどうなんだろう。

と言うことでハンバーガーを作ってみました。

もちろん、ハンバーグもパンも手作りです。

パンはバターロールの生地を丸く成形して焼きました。

半分に切って、レタス、トマト、刻んだ玉ねぎ、ハンバーグをはさみ、マヨネーズをたっぷり塗って。



食べてみると。

美味しいです。

でもね、なんか、パンとハンバーグを食べているって感じなんですよ。

ハンバーガーを食べているって感じじゃない。

やっぱり、ハンバーガーは100円でお釣りがくるあのハンバーガーとか、お金に余裕があるときに食べる300円のハンバーガーとか、専門店のハンバーガーが良いようで




バレンタインのケーキ

2006-02-15 09:12:45 | 料理


前に作ったチョコケーキは食べてしまったので

バレンタイン用にハート型のケーキを2種類作りました。


焼きあがった2種類のケーキ

一つはチョコケーキ。




金箔は飽きたので、大きいアラザンでLOVEの文字を。ちょっと派手だけど、バレンタインだから、ま、いいか

生地に、レーズンとクルミを入れて濃厚なケーキにしました。

もう一つは生クリームケーキ。



苺にはゼラチンを塗ってツヤを出し、間にはさんだシロップにはブランデーも加えて、大人っぽい味に。

見かけもけっこう綺麗でしょ?

味もかなり良かったんですよー

っていうか、結局自分が食ったんじゃん

チョコレートケーキ

2006-02-12 13:15:53 | 料理
今年もやって来る来る、バレンタイン

今年は手作りに挑戦してみましょう

ということで、一足早くチョコケーキにトライ

【難易度】☆☆ (チョコを削るのが大変)

【調理時間】 調理に40分くらい。焼きに45分。

【材料費】1000円くらい(ブロックタイプのチョコ、値が張ります)

【材料】 小麦粉 80g ココア 10g 卵 3個 砂糖 90g 牛乳 大1 バター 大1 バニラエッセンス  板チョコ 200g 生クリーク 100CC アプリコットジャム 少々 金箔 少々

【作り方】
① ケーキの型にバターを塗って紙を敷く。

② 卵を泡立てます。ボールに卵を入れ、少しあわ立ててまだ水っぽいうちに砂糖を加え、湯せんにかけてさらに泡立てます。
しっかりと、文字が書けるくらい泡立てる。この泡立てをしっかりやらないと、ふんわりしたスポンジが出来上がらないので、頑張って泡立てましょう。バニラエッセンスを加えます。

③ ②にふるっておいた小麦粉とココアを加え、さっくりと切るように混ぜる。

④ ③に牛乳と溶かしたバターを加え、切るように混ぜる。

⑤ ケーキ型に入れ、とんとんと落として大きな泡を消す。

⑥ 155度に予熱したオーブンで45分くらい焼く。

⑦ 焼けたら網に乗せ、紙を外して冷ます。

⑧ チョコクリームを作る。板チョコを削る(なるべく細かく)ゆせんにかけて溶かし、生クリームを加える。

⑨ スポンジは半分に切って、間にアプリコットジャムを塗る。

⑩ ケーキの表面にチョコクリームを塗り、金箔を乗せる。




プレゼントする前に食べちゃいました




コンビーフの缶詰はなぜ台形か

2006-02-09 10:22:27 | 料理

馬肉入りのコンビーフの牛の顔は馬っぽい(と言うのは嘘です)


その1
あの形は、ブラジル・アルゼンチンあたりで作り始められたのだが、当時は真空にして詰める技術がなく、手作業でするには一番効率的に作業が出来たというのがその理由。

その2
技術開発が進んで、円形の缶詰も可能になったが、売り出したところ全く売れなかったので、元の形に戻した。

その3
コンビーフが大量に生産されるようになったのは、アメリカの南北戦争の時代。
四角い形なら輸送する時無駄が出ないというのが理由。

ところで、馬肉が混入されたコンビーフは「ニューコンビーフ」と呼ばれ、コンビーフとは区別されているらしい。

ニューコンビーフは価格が安く、購入しやすいのだけど、やっぱり馬肉は嫌なので、コンビーフを購入。

でも少量だから、もてなし料理にはちょっぴりしか出来上がらない。

いかに大量にあるように見せるか

と言うことで「コンビーフマッシュ」を作りました

①たまねぎをみじん切りし、ざくざく切ったコンビーフと炒める。
コンビーフの塩分があるので、コショウだけ振る。

②アルミ箔に円形になるように、乗せる。

③その上にジャガイモをチンして潰し、牛乳、バター、塩コショウで味付けしたマッシュポテトを積み上げる。

④平屋だったコンビーフが地上3階建てくらいの高さになるくらいマッシュポテトを盛り付けて

⑤オーブンでこんがり焼き目がつくくらい焼きます。


いかにコンビーフが少量か、ポテトがどっさりか、よく分かるでしょ

痩せゆく男

2006-02-07 09:58:04 | 読書感想文
「痩せゆく男」 作 スティーヴン・キング

これって、羨ましい話じゃないですか。

たとえばハンバーグ3個(パンと添え物付き)トウモロコシ(バター付き)3本、フライド・ポテト半パイント、クリームソースを添えたモモのパイ二つを平らげても太ることはないどころか、翌日体重計に乗るとまたまた痩せているんだから。

主人公は1ヶ月半の間に120キロあった体重が半分に減ってしまう。

でもまだ60キロもあるじゃないかって思うけど、何しろ外人さんだから身長が180センチ以上あるんですよね。

きっと骸骨が皮をまとっている状態だったんだろうと思う。

そのうち内臓も縮んでしまう。カーペンターズの彼女の死因のように、心臓発作を起こす可能性もある(本の中にその記事も書いてある)

なぜ主人公はこうなってしまったのか。

主人公はジプシーの老婆をはねて殺してしまったのだ。

彼はまったくのお咎めなし。

それを恨んだジプシーの長老が彼に呪いをかけたのだ。

彼だけじゃなく、彼を無罪放免にした判事、ジプシーを追い払った警察署長もそれぞれむごい呪いをかけられて、無残な最期をとげる。

だけど痩せゆく男はあきらめず、ジプシーに呪いを解くように迫るのだ。

男は呪いを解くためにあの「パイ」を妻に食べさせようとしたが、その気持ち、私にはよく分かる。

当然だと思う。彼がそうなった原因は元はと言えば妻のせいだし、おまけに「ジプシーの呪いだ」と言い張る夫を精神病院に入れようとしたんだから。

だけど、待っていた結末とは…。かなり皮肉な終わり方で、後味は良くない。けど、スティーブン・キングの小説は時間が経つのも忘れて読んでしまうほど、魅力のある小説なのだ。

ところでこの小説、当初は「リチャード・バックマン」と言う名前で発表された。

多作の作家、スティーヴン・キング対して、作品は年に一度にするようにと言う出版社の要請を我慢できなかったと言うのが真相らしい。

面白いエピソードだなあ

ちなみにこれも映画化されているんですね。

主人公はどうやって「痩せゆく男」を演じたんだろう。

マシニストではクリスチャン・ベイルがやはり60キロ弱に体重を落として熱演していたんだけど、目をそらしたくなるような骸骨姿だった。


誰か「これくらいまで痩せてあとは何を食べても太らない」と言うような呪いをかけてくれないだろうか